インフルエンサー

ビットコインの専門家である大石哲之さんとは?Twitterの発言や見解

ビットコインの先駆者である大石哲之さんとは?


引用:ビットコイン研究所ブログ

大石哲之さんとは、2013年よりフルタイムでビットコインや暗号通貨の事業に関わる「ビットコイナー」です。

多くの人が2017年の仮想通貨市場の大盛況と共にその存在を知り、そして興味を持ち始めたのではないかと思いますが、大石さんは仮想通貨市場が賑わう以前からその分野を研究しきたスペシャリストです。

そして、現在時価総額第二位のイーサリアムを日本で初めて一般に紹介した人でもあり、現在同じビットコイナーであるKoji Higashiさんとオンラインサロン「ビットコイン研究所」の運営も務めています。


引用:DMMオンラインサロン

そんな大石さんは今後仮想通貨を知って行く上で重要な人物だと言えるでしょう。

本記事では、そんな仮想通貨界のインフルエンサーである大石哲之さんについて紹介していきます。

ベトナム在住の大石哲之さんの経歴

では、大石さんの経歴を以下で紹介します。

ブロガー、エンジェル投資家

2013年にビットコインに出会ってから、フルタイムの暗号通貨ブロガーとして活躍。日本を代表的する暗号通貨ブロク(doublehash.me)を執筆。ビットコインの仕組みやイーサリアムを初めて日本で一般向けに紹介したほか、Ethereumにイーサリアムと訳語をつけ、定着させた。ICOの概念を日本で初めて紹介し、最初期のICO(Factom、Augur)などのアドバイザーを務めた。エンジェル投資家として、日本・海外のスタートアップに参画している。

1975年東京生まれ。慶応義塾大学でコンピュータサイエンスを専攻、アクセンチュアのコンサルタント、インターネットリクルーティング会社の創業などをへて現職。

引用:DMMオンラインサロン

大石さんは東京出身で慶應義塾大学の環境情報学部を卒業しており、世界最大の経営コンサルティングファームであるアクセンチュアでコンサルタント入社。
そして引用に記載の通り、インターネットリクルーティング会社である「ティンバーラインパートナーズ」を創業しました。

そのように、文句無しのバックグラウンドを持つ中、大石さんは革新的な技術である「ビットコイン」の魅力を感じ、この革新的な技術が世の中を全く変えてしまうと考えた為に2013年に自分の手掛ける全ての事業を撤収してフルタイムのビットコイナーとなったのです。

そして現在は仮想通貨・ブロックチェーン技術で世の中を変えるべく、日本デジタルマネー協会の理事や、日本ブロックチェーン協会のアドバイザーを務めており、大石さんは日本の仮想通貨・ブロックチェーン業界を先導して行く存在だと言えるでしょう。

現在の大石さんの役職の詳細は以下です。


引用:ビットコイン研究所ブログ

なお、大石さんは現在ベトナム在住6年目であり、ベトナムを拠点にデジタルノマドとして活動しています。

大石哲之さんの出版した書籍

大石さんはこれまでにいくつか書籍を出版しており、上記の画像のように「ビットコインはどのようにして動いているのか?」「ビットコインとは何か?いちばんわかりやすいビットコインの解説本」などがあります。

筆者も前者の大石さんの本を読んだ事がありますが、ビザンチン将軍問題についてわかりやすく解説されており、やや古い書籍ではありますが現在も問題無く活用出来る一冊だと言えるでしょう。

また、アマゾンでのレビューをいくつか見てみましょう。

「ビットコインはどのように動いているのか?」

「ビットコインとは何か?いちばんわかりやすいビットコインの解説本」

こちらは少し初歩的な構成である事から、既にネット上で網羅されているような内容が多いとの評価が多くありました。

大石さんは自身のブログでいくつも見解を述べているので、是非参考にしてみて下さい。

また、大石さんは堀江貴文さんの新著である「これからを稼ごう 仮想通貨と未来のお金の話」の監修も行なっており、こちらも読み応えのある一冊となっています。

【書評】堀江貴文著「これからを稼ごう 仮想通貨と未来のお金の話」の要約「これからを稼ごう 仮想通貨と未来のお金の話」が遂に発売 堀江貴文さんの新著である、「これからを稼ごう 仮想通貨と未来のお金の...

大石哲之さんのTwitterでの発言のまとめ


引用:Twitter

大石さんは自身のTwitterで様々な仮想通貨に対する見解を述べています。

以下その発言を抜き取って見ていきます。

暗号通貨は日常決済には使われない

大石さんは「暗号通貨支払いは日常のお買い物では使用されない」といった見解をTwitterで示しています。

つまり、日常のコンビニやスーパーの経済圏は電子マネーやクレジットカードが担い、ネット上のトークンエコノミーやDappsの経済圏は暗号通貨で行われるという見解となります。

そうなれば、ビットコインはセキュリティ性の高いコインとして、そしてイーサリアムはユーティリティ性の高いコインとして、それぞれがインターネット空間で「価値の交換手段」「価値の貯蔵手段」として分けて利用される可能性があるでしょう。

そして、大石さんは仮想通貨の「少額決済」という分野で有望な市場が作られるとも述べており、マイクロペイメントを使ったインターネット上での新たなビジネスにも活用される期待があります。

 

PoSアルゴリズムのトークンは証券となってしまうという見解

大石さんはPoSアルゴリズムのトークンは今後証券扱いになる可能性が高いという旨を述べています。

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PoSはアルゴリズム上、ジェネシスブロックの時点でそのトークンの初期保有者が必ず一人は存在している事となり、「プレマイン」と「事前配布」が必須になると大石さんはブログで述べています。

PoSトークンは過去その立ち上げのほとんどがICOによる資金調達であり、プレマインによるトークンの取得、そして運営によるトークンのコントロールなどと言った中央集権的な要素が強くなってしまうのです。

一方、PoWのコインはICOが必要なく、プレマインの必要もありません。

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既存のPoW通貨であるビットコインやライトコインはICOによって生まれた訳ではなく、マイニングも外部の参加者によって行われる為に初期配布が発生していません。

以上のような見解を大石さんは述べており、PoSトークンは証券となる可能性が高いと見ているのです。

なお、先日イーサリアムは証券では無いというSECの見解が発表されましたが、それに関しては、PoWの段階で十分にネットワークが分散している為だという事となっています。

リップル社のXRPを批判?

しかし、大石さんは一方で仮想通貨リップル(XRP)については否定的なコメントを見せており、あまり良い見解を持っていません。

リップルの事を「青色ハンドスピナー」と呼ぶ大石さん。

そしてこんな事も。

大石さんは以前から自身のブログにてリップル社の資金調達に関する疑念点を述べています。

その内容としては、以下の5点が挙げられます。

  1. リップル社はXRPによる資金調達が株式での調達額を上回っており、通常のスタートアップとの不公平感が招かれる懸念。
  2. リップル社のXRPによる販売益は使い道が自由の為、利益相反が起きる恐れがある懸念。
  3. XRPは金融機関同士の決済の為の媒介として利用される事を想定された通貨である為本来はXRPの利用者である金融機関向けに販売されるであろうが、直接利用される事が考えられない消費者にも販売しているという懸念。
  4. 消費者と金融機関の間での情報の非対称性があり情報の格差が発生してしまう事。
  5. XRPの時価総額に対してリップル社の株価が極端に割安である事。

大石さんは以上の5点を昨年5月にブログで見解を述べており、XRPは有価証券に分類するかもしれない旨を示唆しました。

大石さんの見解から見る今後の仮想通貨についての考察

以上のように、ビットコイナー大石哲之さんは様々な角度から仮想通貨について日々発言しており、そのTwitterやブログは必ず追っておいて損は無いでしょう。最近はVoicyなどでも音声配信を行っており、その貴重な見解が随時発信されています。

また、大石さんもTwitterで述べているように、暗号通貨は日常的には使われないという部分には筆者も共感できます。

利便性と安全性はトレードオフな部分がある事から、どうしてもコンビニやスーパーで利用する分には仮想通貨だと不便な部分が出てくる、もしくはユーザーにとってそれを暗号通貨で支払うインセンティブが無いかもしれません。

「電子マネーやデビットカードでいいのでは」と言われると、全くその通りです。

そこで、日常的な支払いや送金に利用されるのが金融機関が発行する独自の仮装通貨なのでは無いかと筆者は考えています。

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それらの通貨は中央集権型で利便性のみを追求したモデルである為、迅速な決済やキャッシュレス化には向いていると言えるでしょう。

金融機関の発行するコインであれば、日本円に連動して値上がりが無い、単に日常の決済だけに使われるコインとなる可能性が高いからです。

今後は、消費者のニーズが捉えられ、それぞれのレイヤーが異なったフィールドで使用されるようになるかもしれません。

ABOUT ME
Kenta@フリーライター
Kenta@フリーライター
新卒で入社した大手金融機関を11ヶ月で退職し、仮想通貨・ブロックチェーンに特化したフリーライターとして活動中。現在は場所を選ばず住所不定の”Decentralized”な生活を満喫している。