仮想通貨

今週の高騰アルトコイン特集(7/8〜14)Coinbaseに新たにアルトコイン上場か!?

仮想通貨市場全体は今週の下落で2,500ドルを割る

今週(7/8〜14)の仮想通貨市場は先週の上昇から転落し、全体の時価総額は一週間でおよそ7%落ち込み、6月末以来の2,500ドル(約27兆円)まで下落しました。


引用:coinmarketcap

しかし、今週はあの米大手取引所である「Coinbase」が新たに5つのアルトコインを追加するかもしれないという報道がありました。
それはどの通貨だったのか、そしてその価格は高騰したのかなどと、上位100位までのアルトコインの上昇率などとを以下より見ていきます。

Coinbaseで発表された新たな5つのアルトコインが高騰


引用:Coinbase公式ブログ

7月14日、Coinbaseは以下の5つのアルトコインの新規追加を検討していると公式ブログで発表しました。

  1. Cardano(ADA)
  2. Basic Attention Token(BAT)
  3. Stellar(XLM)
  4. Zcash(ZEC)
  5. 0x(ZRX)

これらの通貨は現在あくまで検討段階であり今後コインベースに必ずリストアップされる保証はありませんが、同取引所のインサイダー取引を避ける為に今回社内外の両方で発表したとされています。

執筆時点の7月14日現在その各通貨の価格はいずれも高騰しており、直近24時間の価格変動は14日の8時時点で以下のような数字となっています。

  1. Basic Attention Token(BAT) +21.6%
  2. 0x(ZRX) +14.4%
  3. Zcash(ZEC) +9.36%
  4. Cardano(ADA) +7.9%
  5. Stellar(XLM) +7.64%

コインベースは現在評価額が80億ドルとされている「ユニコーン企業」ですが、もし上記の通貨ここに上場する事となれば、投資家からの大きな信頼に繋がり長期的な価値向上が望めるでしょう。

では、それらを踏まえて今週のアルトコインには他にどのような動きがあったのか、時価総額2位から100位までの通貨をピックアップしていきます。

【時価総額2位〜30位】今週の注目アルトコイン

今週の上位アルトコインの上昇に関してはあまり芳しくなく 厳しい市況であった為に、一週間でプラスの上昇を見せたのは18位の「Tezos」のみでした。

  • Tezos(XTZ) +13.7%

Tezos(XTZ) 【18位】

Tezos(テゾス)とは、独自のブロックチェーンでコンセンサスの部分のみならず「ガバナンス」の部分の分散化を提唱した仮想通貨です。

Tezosは以前2017年7月のICOでおよそ200億円の資金調達に成功しましたが、同プロジェクトはICO後に創業者とICOを仕切る基金との間で内紛が勃発していると報道され話題となりました。

それによってICOトークンの配布が滞り、投資家から集団訟を起こされる事態にもなっています。

詳しくはこちら

仮想通貨Tezosとは?ガバナンスの分散化による新しいブロックチェーンガバナンスを分散化させるTezos(テゾス)とは? 引用:https://www.tezos.com/ Tezos(テゾス)...

しかし、そんなTezosは6月末よりメインネットのベータ版が公開されており、CoinMarketCapにも7月に入ってからやっと時価総額が正しく反映されています。

Tezosは上述したようにまだ集団訟が続いている状態なので、今後の進捗を追う必要があるでしょう。

そしてTezosはこれまで大幅にその価格を落として来ていましたが、今週は10%を超える回復を見せました。


引用:gate.io

なお、今週下落が目立った2位〜30位のアルトコインは以下です。

  1. Ontology(ONT) -26.5%
  2. ICON(ICX) -20.9%
  3. EOS(EOS) -18.3%

 

【時価総額31位〜100位】今週の注目アルトコイン上昇ランキング

次に時価総額2位〜30位のアルトコインの上昇率ランキングを見てみましょう。

  1. Basic Attention Token(BAT) +26.2%
  2. KuCoin Shares(KCS) +22.9%
  3. Nuls(NULS) +16.2%

1位 Basic Attention Token(BAT)【38位】


上述したBATとは、イーサリアムベースの仮想通貨であり、BATトークンはWEBブラウザの「Brave(ブレイブ)」上で流通します。
ユーザーはそのBrave上で広告を見るとBATトークンを入手できる仕組みとなっており、それによってユーザーに対して広告を見せるインセンティブを与えます。
また、このBATは2017年にICOにて30秒間で3,500万ドルを調達した事も話題になりました。

そのBATの価格は以下のBinanceのチャートの通り、Coinbaseの報道受けて3日間で20%を超える高騰を魅せ、5月上旬の水準まで戻しています。


引用:Binance

今回のCoinbaseの上場の可能性もありその注目度が高まっていることから、将来はGoogleを超えた分散型WEBブラウザにも期待出来るかもしれません。

2位 KuCoin Shares(KCS)【43位】

先週に引き続き、このKuCoin Sharesが今週も22.9%と高い上昇率を魅せています。

KuCoinSharesは取引所であるKuCoinが発行する独自トークンであり、これを使う事で同取引所での手数料割引や新規上場銘柄の投票に参加したりする事が出来ます。

そんなKCSは7月に入り60%以上の上昇をマークして現在は1KCS=3.3ドル辺りを推移しており、有望な取引所トークンとしてその期待は高まっています。


引用:KuCoin

3位 Nuls(NULS)【85位】

現在時価総額85位のNulsは今週16.2%と高騰しました。

Nulsとは、企業がビジネスでブロックチェーンを簡単に導入出来るようにする為のプロジェクトであり、企業が自由にDappsを構築出来る事を目標とするプロジェクトです。

このNulsは7月12日にメインネットへ移行したのですが、それを記念し毎日NULSトークンを配布するとされています。

なお、Nulsは同時に中国の大手マイニング企業であるBITMAINと戦略的提携を結んだと発表しました。

これによって、Nulsのクロスチェーン分野の発展に役立つとTwitterで述べられており、Nulsの今後の成長に期待出来るでしょう。

また、BITMAINは2018年9月に香港証券取引所でIPOを行う予定とされており、公開後の時価総額はおよそ4兆円規模になるだろうと予想されています。

そのような強力な企業が提携して今後パートナーとなるという事は、Nulsにとってかなり大きいのではないでしょうか。

なお、下記チャートの通りNulsの価格は7月12日以降上昇を魅せており、その日は1日でおよそ16%の上昇を記録しました。


引用:Binance

そして、今週下落が目立った31位〜100位のアルトコインは以下です。

  1. Bancor(BNT) -32.8%
  2. Nebulas(NAS) -31.2%
  3. Elastos(ELA) -28.01%

7月9日にハッキング被害に遭ってしまったBancor(バンコール)は今週32%の下落となり、その時価総額を大幅に落としています。

分散型取引所バンコール(Bancor)ハッキング被害が確認止まないハッキング被害に最善策は見つかるのか 日本時間7月9日午前7時56分、分散型取引所(DEX)として知られているイスラエ...

番外編:2時間で5,000%上昇した「JIYO」

番外編として現在時価総額1484位の「Jiyo」と呼ばれる仮想通貨が今週はとんでもないチャートを魅せました。


引用:coinmarketcap

なんとこのJiyoという仮想通貨ですが、2時間で価格が50倍になり、その後すぐに50分の1に戻ったのです。

このような激しい値動きのアルトコインもあるので、時価総額が低くボリュームが少ない通貨には注意が必要でしょう。

今週のアルトコインまとめ

今週は主要なアルトコインは全体的に下落するも、先週に引き続き31位〜100位のアルトコインが盛り上がりを魅せ、Coinbaseもアルトコインに対してアクションを起こした週でした。
ランキング下位のアルトコインが徐々に底上げしてきており、順位の総入れ替えも行われる事でしょう。

また、7月14日現在のビットコインドミナンスはおよそ43.2%と、先週対比で+1%程上昇しています。


引用:coinmarketcap

来週もどんな高騰銘柄がリストアップされてくるかに注目です。

ABOUT ME
Kenta@フリーライター
Kenta@フリーライター
新卒で入社した大手金融機関を11ヶ月で退職し、仮想通貨・ブロックチェーンに特化したフリーライターとして活動中。現在は場所を選ばず住所不定の”Decentralized”な生活を満喫している。