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ゴールドマンサックス新CEO就任に伴う仮想通貨市場の動きは?

ゴールドマンサックス証券は本日、デヴィッド・ソロモン氏が同社の新CEOになると発表しました。現CEOのブランクフェインは、2006年に同職に就任し、リーマンショックによる2000年代後半の不況を乗り越えてきましたが、今回の四半期をもって辞任することとなりました。

ニューヨークタイムズによると、ソロモン氏は、プライベートではクラブDJ『D-Sol』としての顔も持ち、ただ仕事だけに没頭するのではなく、趣味を持つことの重要性を社員にも薦めており、ウォール・ストリートでは異色の存在としても知られています。

ソロモン氏は、競争力を維持するためにゴールドマンが「ビジネスを進化させ、環境に適応しなければならない」と述べました。元CEOのブランクフェイン氏は、ビジネスの適応が遅さを度々批判されてきたからでしょう。

また、先月のBloombergとのインタビューの中でソロモン氏は、「ゴールドマン・サックスは、ビットコインに関する将来の見通しをつけている段階で、他の関連業務も慎重に検討を進めている段階だ。」と言及。「すでに顧客の声に耳を傾け、仮想通貨の先物取引をサポートしている。」と付け加えました。

ゴールドマン・サックスは、本日発表した決算発表の四半期の業績予想を打ち破りました。CNBCによると、第2四半期(利益24億7000万ドル)で利益は40%増加したとのことです。

現在、ゴールドマンサックスはいくつかの大規模な取引所や新興企業の親会社であるCircleなど、クリプトスペース(仮想通貨の実験場)企業をバックアップをしています。しかし、ソロモン氏のコメントによれば、ブロックチェーン技術の進歩に伴い、今後ますます仮想通貨に対する投資が積極的に行われるでしょう。

 

仮想通貨市場に対する影響

 

ソロモン氏が新しいCEOになったことがビットコインの価格にはどれくらい影響があったのでしょうか。ビットコインの価格は14日から大きな上昇を続けています。2018年7月18日の時点でさらに大きく上昇しており、約760,000円から約830,000円まで上昇しています。

引用:coingecko.com

先日も、世界最大の資産運用会社として知られる「BlackRock」が参入する可能性があるという報道などによって、大きく価格が上昇しています。

仮想通貨市場に世界最大ETF企業が600兆円率いて参入検討中かついに仮想通貨市場が動き出すのか 世界最大の資産運用会社として知られるETFプロバイダー「BlackRock(ブラックロック)...

6月に入るまではゴールドマン・サックスは、仮想通貨の取引に関しては否定的でしたが、先月に入ってから、同社は仮想通貨事業への参入に関して規制当局への受諾を求めています

ゴールドマン・サックスが、仮想通貨に参入する背景には、金融機関の競争環境の激しさも大きく影響しているようです。

同社は金融規制強化などの影響で、主力だったトレーディング部門で大きく収益力を落としており、年次報告書によると、2006年に純収益の68%を占めていた同部門は、2017年には37%まで落ち込んでいると報道されています。