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Uber元CEO、取引手数料無料の仮想通貨取引アプリを発表

取引手数料が無料となる夢の取引所がついに

米国ニューヨークに拠点を置くVoyager(ボイジャー)社は7月25日に、ビットコイン(BTC)、イーサリアム(ETH)など主要通貨をはじめ、15種類以上の通貨を手数料無料で取引できるモバイルアプリ提供計画を発表しました。

このモバイルトレーディングアプリは第四半期に公開される予定であり、プラットフォームでは投資家は複数の取引所の資産を管理、取引できる単一のアクセスポイントになることを目指しています。

Voyager(ボイジャー)社のような新規参入者は、仮想通貨業界に新鮮な刺激を与えさらなるサービス向上につながるため歓迎するに値するでしょう。

Voyager社が目指す仮想通貨取引所とは

voyager社は、アメリカの「ブローカー・ディーラーライセンス」を有する暗号資産仲介業者で自動車大手のUBER(ウーバー)の基本技術を構築したスタートアップ企業になります。

創設者には

Oscar Salazar(オスカー・サラザール)氏「uber元CTO」

Stephen Ehrlich(スティーブン・エールリッヒ)氏「ETrade社CEO、金融界ベテラン」

が名を連ねています。

ウォール街(金融)とシリコンバレー(テクノロジー)に置いて豊富な経験を持つ、ハイブリッドなチームが

「全ての投資家に、仮想通貨取引のため信用できる安全なアクセスポイントを提供する」

ことを社名に掲げています。

Enrlich氏は、仮想通貨が社会に革新を与える新たな資産として、次世代の投資家に力を与える信念から、共にビジョンを掲げる仲間とVoyager社を設立しました。

モバイルアプリの特徴とは

Voyager社のアプリは12社以上の仮想通貨取引所から価格情報を集約する機能を持っているので、ユーザーが最良の価格を選び、ビットコインや他通貨を取引することができます

つまり10の取引所、3つの国外を含むマーケットメーカーの各通貨価格を表示することでVoyager社は単体で取引するより安い価格で売買できるアプリ提供を目指しています。

今回のモバイルアプリの起因となったのはCEOであるStephen Ehrlich氏の長年のオンライン証券の経験によります。

特定の取引所で取引を行う際、仮想通貨やトークン流動性が十分ではないという既存の問題認識を述べつつも、伝統的な株式市場の経験が仮想通貨市場にチャンスをもたらすと捉えています。

私たちは仮想通貨市場の特性を活かし、顧客から手数料を取らない「スマート・オーダー・ルータ(SOR)」を構築するチャンスを見出しました。

私たちの目指すべきは、ユーザーからの信用され、仮想通貨におけるガイド役になることです。

しかし、取引所にとって最も大きな収入源といわれる取引手数料が無くなってしまい、Voyager社は果たして大丈夫なのでしょうか?

今回のプロジェクトは「取引を実行する時点で、通貨の平均価格を上回ることで収益の差を補う」ビジネスモデルを構築し取引手数料を無料にすると言っています。

つまり、取引実行時に決済価格と平均価格の差益によって手数料を補い、さらに複数の取引所のデータを集約することで、顧客はより良い価格で売買注文を実行できるようになるのです。

そこで今回のビジョンを実現するために以下の機能を準備していきます。

  • 口座の即座開設し、法定通貨・仮想通貨による最低額設定なく入金を可能とする
  • 主要な仮想通貨の15種類以上にアクセス可能とする
  • インターフェイスと高度ツールによる取引しやすさ、アイデア研究、投資追跡
  • 市況に応じ最適な交換を提案する「スマートオーダルーティング(SOR)」
  • 手数料無しの高速取引・コイン同士の取引
  • トレーディング・アラートや、ソーシャルメディア・フィード、ニュース機能
  • チャット・電話による24時間対応に業界最高クラスのカスタマサービス

この売買注文の実行を最適化するスマートオーダルーティング(SOR)は銀行やマーケットのブローカーなどには人気ソフトウェアで、適切な注文支持を行うアルゴリズムを使います。

これからの仮想通貨業界とは

現在のVoyager社のアプリは、ベータ版のテストフェーズに入っており、10月末にはすでに認可済みである以下の州の住民向けに公開予定です。

  • カリフォルニア州
  • マサチューセッツ州
  • ミズーリ州
  • ニューハンプシャー州
  • モンタナ州

今後はさらに、40州以上にサービス拡大していく予定もあるようです。

しかしながら、仮想通貨市場のパイはまだまだ小さいので、Voyager社のような新規参入者はレッドオーシャンの中で激しい競争にされされることでしょう。

米国大手仮想通貨取引所のコインベース(Coinbase)は昨年10月時点で1170万人のユーザーを有しており、前年度470万人から2.5倍増えており、ロビンフッド社も手数料無料のプランを発表してます。

新たな参入者は仮想通貨業界内に、新たな競合要素が生まれ既存の金融システムの強固なサービスとして成長していくでしょう。