イーサリアム(Ethereum/ETH)

今週のEthereum(イーサリアム/ETH)の価格変動とトピック(7/21〜27)

イーサリアム(ETH)は460ドル台で推移。BTCより勢いが弱まる

今週のイーサリアムの価格は特段目立った動きは無く、先週500ドル台に乗ったもののすぐに下落し、現在は460ドル台に落ち着いています。  

今週は主軸であるビットコインが大きく上昇し、7月24日には2018年5月ぶりとなる8,000ドルを記録しています。
このビットコインには今週多くのポジティブなニュースがあり、それに伴い市場は大きく盛り上がりました。

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なお、およそ2週間前となる7月14日からのBTCとETHとの価格の動きを比較すると、BTCが+26%の上昇、そしてETHは+5%程の上昇でした。

BTCは上昇後もレジスタンス相場で下落を食い止めており、その後23日から25日にかけては大幅に上場しています。

ですが、ETHは7月18日から21日にかけて下落トレンドとなり、その後も中々反発する事が出来ずにいます。

このようにビットコインに関するETFのトピックなど、の好材料はイーサリアムにはあまり反応しておらず、ビットコインのドミナンスは7月27日現在で46.9%と5月以降右肩上がりとなり、対してイーサリアムは16%と、先週対比で2%程全体のシェアを落としました。

引用:CoinMarketCap

また、RSI指標を見ても、特に強い買いや売りなどの圧力は見られませんでした。

このように、多少盛り上がりに欠けるイーサリアムの市況ですが、今週起こったイーサリアムに関するトピックを以下より見ていきましょう。

今週のイーサリアム(ETH)に関連するトピック

Liquidity.Networkがメインネット上でモバイルアプリケーションをリリース

イーサリアムを使用したオフチェーン決済を実現させるプロジェクト「Liquidity.Network」は、7月1日にメインネットをローンチしましたが、その後の7月18日にはGoogle Playにてメインネットモバイルアプリケーションをリリースした事が発表されました。

Liquidity.Networkはイーサリアムをオフチェーン上で取引でき、待ち時間無しで即座に支払いをしたり、マイクロペイメントにも活用する事が出来るプラットフォームです。

今回Android対応のウォレットアプリが作成されましたが、これによってまた一歩同プロジェクトの実需が近づいてきました。

また、今後はAndroidのみならずiOSにも対応するとされており、開発次第それはアナウンスされる予定です。

ETHを使って土地を売買するDappsゲーム「CryptoPlanet」がリリース

引用:CryptoPlanet

続いてイーサリアムのDappsに関するニュースですが、7月24日にブロックチェーンを活用したゲームアプリ「CryptoPlanet(クリプトプラネット)」がCryptoPlanet製作委員会によってリリースされました。

同ゲームはゲーム上の仮想土地をイーサリアムを使って売買する事ができ、イーサリアムのプラットフォーム上で機能する取引内容の改ざんが不可能なDappsです。

Dappsとは?仮想通貨を活用した分散型アプリケーションの未来分散型となったアプリケーション「Dapps」 ビットコインを始め、あらゆる組織や機能は「分散型」へとシフトしています。 イーサリ...

このゲームでは仮想上の土地を買ってそれを広げる事で、売れば実際の利益になり、バーチャルな土地からリアルの資産を増やす事が可能だとされています。

ユーザーは空いているタイルに王国を建てる事が可能であり、その王国の範囲が広い程自身の勢力アップに繋がります。


引用:CryptoPlanet

なお、王国の建国や拡張は1タイルあたり0.02ETH(約1,000円程度)とされており、今後は2018年11月にCryptoPlanetJapanのベータ版リリース、そして2018年12月にはCryptoPlanetJapanの正式版がリリースされるようです。

日本発でもこういったDappsゲームが多く開発されるようになりましたが、実際にこういったゲームが流行する事でイーサリアムの実需が生まれ、価格向上を期待する事が出来るでしょう。

G20にて、仮想通貨の国際規制は10月までに明確化される

先日アルゼンチンのブエノスアイレスで行われたG20(Group of Twrnty)サミットでの共同声明にて、仮想通貨に関する国際規制は10月までに明確化するという事が明らかとなりました。

前回は2018年の3月19日と20日に同サミットが行われていましたが、当時は「監視は継続するが規制は当面見送る」との方針が発表され、そこでは7月に規制案が提案される予定とされていました。

G20で仮想通貨は「暗号資産」と定義。デジタルアセットの未来はどうなる仮想通貨の規制が議論された「G20」とは? 2018年の3月19と20日にアルゼンチンの首都ブエノスアイレスで開かれた「G20サミ...

しかし、今回もその規制の基準を明確化する事が出来ず、10月まで先延ばしとなったわけです。

G20は引き続き警戒とその議論を続けるという結論となりましたが、10月までの不安材料として残る形となったので、10月までの結論次第で市場が大きく動く可能性があるでしょう。

MetaMaskが急にChromeのウェブストアから消える

イーサリアムやERCトークンの代表的なブラウザ用ウォレット「MetaMask」は、7月25日にGoogle Chromeのウェブストアから突然削除されてしまいました。

なぜ急に削除されたのかは不明とされており、Googleに対する怒りをぶつけるユーザーも存在していました。

しかし、26日の午前の4時46分に、MetaMaskからTwitter上でChromeウェブストアに無事復旧された旨が発表され、削除の騒動は幕を閉じました。

なお、本件の詳細はこちらにて記載してあります。

GoogleがChromeウェブストアからMetaMaskを削除騒動イーサリアムユーザーにとっては混乱の1日でした。 GoogleがMetaMaskをChromeウェブストアから突然削除しました。 ...

CMEのCEO「アルトコイン先物上場はまだやらない」と発言

シカゴマーカンタイル取引所(CME)のCEOであるTerry Duffy氏は、「ビットコイン以外のアルトコインに関する先物の上場はまだしない」という方針を示しました。

CMEでは、昨年の2017年12月に既にビットコイン先物を上場させており、その取引ボリュームはほぼ右肩上がりに上昇しています。

 

そんなCMEですが、今回アルトコインも先物市場に上場させるという議論には至らなかったようであり、それは新しくボラティリティの高い通貨が多く、極めて判断が難しい為でしょう。

連邦政府公認のCMEにとって、海の物とも山の物ともつかぬ通貨を簡単に上場させるわけにはいきません。

しかし、もし将来アルトコインの先物が検討されるようになった際、次の上場として最も有力なのは現在ビットコインに続いて時価総額2位のイーサリアムなのではないでしょうか。

そして、今後もビットコイン先物の取引高が好調を継続していれば、今後イーサリアムのようなアルトコインも必ず視野に入れるだろうと筆者は考えます。

なので、今後のマーケット拡大に益々期待が高まります。

来週のイーサリアム(ETH)の予想

先週は下落トレンドから一転し、ビットコインに関する良いニュースも多かった事から大きな期待が寄せられていましたが、現状そのETHの相場は上向きだとは言えません。

2018年6月以降、400〜550ドル台のレジスタンス相場となっており、ポジティブニュースにもあまり良い反応がありません。

ICOトークンも昨年と比べて盛り上がりに欠けていますが、一方て上位のアルトコインである「Stellar」や「VeChain」などは大きく高騰し、頭角を表してきました。

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アルトコインの上昇がイーサリアムの上昇には中々繋がるとは考え難いですが、時間を掛けて500ドル台を超えていくだろうと筆者は予想しています。

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Kenta@フリーライター
Kenta@フリーライター
新卒で入社した大手金融機関を11ヶ月で退職し、仮想通貨・ブロックチェーンに特化したフリーライターとして活動中。現在は場所を選ばず住所不定の”Decentralized”な生活を満喫している。