仮想通貨

Kodakの独自通貨コダックコインとは?3つの特徴と買い方を紐解く

大手写真用品メーカーkodakがICOに参入

 


出典:https://kodakone.com/

世界でも有数の大手写真用品メーカーとして知られるkodak(コダック)は、2018年1月に独自通貨のリリースを発表しました。

その通貨の名は、「KODAKCoin(コダックコイン)」です。大手企業の独自通貨だけに、注目度は非常に高く、今後期待値は大きくなっていくことでしょう。

そこで今回は、コダックコインの特徴や買い方などについてご説明します。

コダックコインの3つの特徴

コダックコインの特徴は、主に3つ挙げられます。どのような特徴があるのか、さっそく紐解いていきます。

特徴その1.画像の著作権管理

コダックコインの最大の特徴といえるのが、「画像の著作権管理」です。コダックコインがICO参入する最大の目的ともいえるでしょう。

インターネットの普及により、著作権をめぐる問題は世界中で起こっています。

とくに、ブログやSNSなどで簡単にアップデートできる画像の著作権が侵害されることが多く、フォトグラファーが正当な報酬を得られていないという事態になっています。

そんなフォトグラファーの著作権を守るために立ち上がったのが、コダックコインです。

画像の著作権管理ができるプラットフォームの「KODAKOne(コダックワン)」を活用することで、フォトグラファーの画像を管理し、著作権侵害から守り、販売も手がけます。

フォトグラファーは画像の著作権を守ることができ、作品を提供する対価として報酬が得られるようになるのです。

特徴その2.KODAKOneによる決済

フォトグラファーの作品を購入したい人はKODAKOneを通し、コダックコインを決済通貨として利用することができます。

KODAKOne内で作品を購入する人は、コダックコインでフォトグラファーに報酬を支払う形になるという訳です。

この仕組みは、決済通貨として知名度があるビットコインなどの仮想通貨のブロックチェーン技術が活用されているといわれています。

特徴その3.SECガイドラインに準拠したICO

コダックコインは、SEC(US Securities and Exchange Commission:米国証券取引委員会)が定めるガイドラインに従ってICOを行うことが明らかになっています。

さらに、FINRA(Financial Industry Regulatory Authority:金融取引業規制機構)に登録されているブローカーディーラーによって監督されています。

Kodakは2012年に破綻し、翌年に法人向けの商業印刷で立て直しを図った経緯がある企業です。

近年、ICOでは詐欺が横行している事実もあり、kodakとしては破綻というマイナス要素をプラスに変える手立てが必要だったのではないかと、個人的には感じています。

そして、SECやFINRAという信頼に値する手形を得て、大手企業という知名度にプラスし、セキュリティや透明性を高めることに成功したのではないかと思います。

コダックコインの買い方

コダックコインは当初、1月31日にICOが予定されていましたが、適格投資家への販売を理由に、5月21日に延期されました。

資金調達額は、最大で5,000万ドル(約55億円)と発表しています。

コダックコインの購入方法は直接購入ではなく、SAFT(Simple Agreement for Future Tokens)と呼ばれる契約方法によって1単位あたり1ドルで購入することができます。

このSAFTを採用することで、本人確認や購入したトークンをマネーローンダリングに使用しない、年収や資産の条件など、SECの規定が遵守されます。

つまり、kodakが求める適格投資家の条件を満たした人だけがコダックコインを購入する権利を得られることを指しているのです。

資産が100万ドル(約1億円)か、年収が20万ドル以上(約2,000万円)の条件によって、多くの個人投資家はICO参加を断念せざるを得なくなることでしょう。

ICOに参加できなかった人は、コダックコインが上場するのを待つ他手段は残されていないのです。

コダックコイン公募の背景

「コダックコイン公募は5月21日より開始」と、多くのメディアで情報が発信されていますが、実際のところ、開始されたのかどうかまでの情報はほとんど上がっていません。

ICOは適格投資家に限定されていることもあり、情報が公に出てこないのかもしれません。

ここで疑問に思うのは、なぜ、コダックコイン公募は適格投資家に限定されているのか?という点です。

コダック(正式名称:イーストマン・コダック)は米国を本拠地にし、日本を含めた世界各国に進出している最大手の写真用品メーカーです。

しかし、スマートフォンやSNSの普及により、コダックは時代の流れに乗り遅れ、2012年には破産法を申請するまでに至ってしまったのです。

これまで取得してきた特許を売却し、第一線を走ってきた事業から撤退。コダックは地の底まで落ちていたといえるでしょう。

2017年、仮想通貨が爆発的な人気となり、おそらくコダックは自社の巻き返しを図るために、WENN Disital とパートナーシップを結び、ICOへの参入を決めたのでしょう。

現に、コダックコインプロジェクト発表後には、価値がなくなるとまでいわれていた株価が130%もの急上昇を見せました。一時的に3倍にも跳ね上がったともいわれています。

ICO発表は、コダックを絶望の淵から救い上げる救世主となった訳です。

コダックが今後、ICOを成功させ、誇りを取り戻すことができるのか?という点にも注目したいですね。

コダックコインの偽ICOにご用心を

コダックコインのICOは適格投資家に限定されているため、一般投資家が手にできるのはまだまだ先の話になりそうです。

ただ注意しておきたいのは、コダックコインのICOを装った詐欺が多く報告されている点です。

コダックコインのICOに関する情報が少ないこともあり、それを逆手に詐欺が横行しているのです。

くれぐれも偽ICOに騙されないよう、正しい情報かどうか精査することをおすすめします。

コダックコイン公式サイト:https://www.kodak.com/kodakone/default.htm