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仮想通貨のモバイルウォレットGincoとは?特徴やアプリの使い方を解説

仮想通貨時代の銀行となるウォレット「Ginco」とは?

引用:Ginco

Gincoとは、モバイルで仮想通貨を管理出来る日本発のウォレットアプリです。

同ウォレットは日本企業である株式会社Gincoが開発するウォレットであり、クライアント型方式と呼ばれる独自の暗号通信を採用し、そのセキュリティ性を高めています。

昨今、相次ぐハッキング事件によって、取引所界隈やこのようなウォレットサービスでは最高級のセキュリティが求められるようになりました。

そしてこのウォレットアプリGincoはあのコインチェックのハッキング事件後にリリースされた事もあり、強いセキュリティ性と利便性を兼ね備えています。

本記事ではこの仮想通貨ウォレットアプリ「Ginco」について解説していきます。

仮想通貨ウォレットGincoの特徴

では、以下よりGincoの特徴を紹介していきます。

クライアント型ウォレットによる高いセキュリティ

Gincoは高いセキュリティ性を持ったウォレットと評判ですが、それはGincoが手掛けるクライアント型方式と呼ばれる独自の暗号通信を採用した「クライアント型ウォレット」だからです。

さて、クライアント型ウォレットとは仮想通貨の秘密鍵を中央のサーバーに保存するのではなく、利用ユーザー一人一人のスマートフォン上で秘密鍵を管理するタイプのウォレットです。

これによって、取引所のような中央集権型のサーバーに依存する必要が無くなり、全てを自分自身で管理できるようになるのです。

引用:Ginco

 

以前のコインチェックのハッキング事件がどのようにして起こったのかというと、取引所側がユーザーの秘密鍵を一元管理していた為です。

しかし、このGincoのクライアント型ウォレットのメカニズムによって、資産を守る為の秘密鍵はGinco社とは切り離され、全てを自分で管理する事となります。

見やすいGincoのアプリインターフェイス

Gincoは日本発のウォレットという事もあり、完全な日本語対応でサービスが提供されています。
他のウォレットだとベース言語が英語となっているものが多く、若干不透明な点もありました。

しかし、Gincoは全て日本語記載でお問い合わせも日本人が対応してくれるという安心感があります。

なお、同アプリはシンプルで非常に見やすいインターフェイスとなっており、感覚的に使いやすくなっています。

引用:App Store

Gincoウォレットに対応している仮想通貨

2018年7月28日現在、Gincoに対応している仮想通貨は以下の13種類となっています。

  1. Bitcoin(BTC)
  2. Ethereum(ETH)
  3. Bitcoin Cash(BCH)
  4. Litecoin(LTC)
  5. Augur(REP)
  6. TRON(TRX)
  7. OmiseGO(OMG)
  8. 0x(ZRX)
  9. Kyber Network(KNC)
  10. Status(SNT)
  11. DigixDAO(DGD)
  12. Zilliqa(ZIL)
  13. Decentraland(MANA)

引用:Ginco

Gincoはリリース当初イーサリアム、ERC20トークンのみの対応でしたが、現在はビットコインやライトコインにも対応済みとなっています。

イーサリアムやERC20対応のウォレットといえばMyEtherWalletなどがありますが、それはビットコインやライトコインといった他のブロックチェーンを利用している通貨には対応していませんでした。

しかし、Gincoを利用する事で主要通貨を始め、様々なERC20トークンも保管することが出来るようになります。

今後取り扱いのERCトークンが増えれば、さらに利便性の高いウォレットとなるでしょう。

今後はXRPやNEO、LISKなどの取り扱いも開始される予定です。

Gincoで仮想通貨を受け取れるAirDropの提供が開始

引用:PRTIMES

Gincoは2018年7月10日にGincoのウォレットを持っているだけで様々な仮想通貨を受け取る事が出来る「Ginco Airdrop Program」の提供を開始しました。

AirDropとはプロジェクト側が仮想通貨をユーザーへ無料配布するマーケティング手法の一つであり、投資家がコストを負担する事はありません。

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これによって、Gincoがパートナー提携を結んだブロックチェーンプロジェクト等のトークンがGincoのウォレットユーザーへ配布され、ユーザーはそれを何もしなくても手に入れる事が可能となるのです。

引用:PRTIMES

上記の図の通り、従来はAirDropに関する情報を自分で探し出したり申し込みフォームに情報を書き込みしたりしなければなりませんでしたが、Gincoの場合はウォレットにAirDropが自動反映されるのを待つだけで入手出来ます。

そしてこちらに取得済みAirDropの通貨が反映されます。


これはプロジェクト側(Gincoから自分のトークンを配布する側)から見ると、Gincoウォレットユーザーに自身のプロジェクトを知ってもらったり、親和性の高いユーザーへアプローチしたりする事が出来ます。

また、ユーザーとの長期的関係や今後のトークンエコノミーの土台の構築にも役立つでしょう。

このように、Gincoは単なるウォレットのみならず、一種のトークンエコノミーを支えるプラットフォームを目指していると言えるでしょう。

なお、Gincoは現在5社のパートナーと提携しており、既に第一回目のATN(AI Technology Network)のAirDropが配布されました。

続いて8月1日にはLympo(LYM)のAirDropが実施されます。

今後も続々とGincoのAirDrop案件は増えてくるでしょう。

では以下より、そんなGincoの使い方等を紹介していきます。

Gincoのダウンロード方法とアプリの使い方

引用:App Store

2018年7月現在、このGincoのアプリはiOSのみの対応となっており、Androidの対応は近日リリース予定とされています。

ダウンロード方法は簡単で、こちらのダウンロードページからスマホでインストールするだけで完了します。

Gincoをインストールして登録する

インストール後は、「今すぐ始める」をクリックして今すぐ始めましょう。

次にユーザーネームを登録します。

そしてその後は暗証番号の入力が求められるので6桁の任意の番号をここに入力して下さい。

次に確認の為再度暗証番号の入力があるのでそれも入力します。

そして、最後に利用規約への同意をしてチェックを入れましょう。

下へスクロールして「Ginco」を始めるをタップすれば登録完了です。

紛失に備える為のバックアップ設定の方法

さて、秘密鍵を自分自身で管理するこのGincoウォレットですが、スマホ本体が故障したり、機種変更した場合はどうなるのでしょうか。

そういった万が一の備えとして、「バックアップ設定」といったものが設けられています。

これを設定していないと、もし大量の資産がウォレット内に入っている状態でスマホを紛失してしまった場合、そのデータを元に戻せなくなってしまいます。
なので忘れずにバックアップ設定を行っておきましょう。

その設定方法ですが、まずトップ右上にある赤枠のアイコンをタップします。

その次にセキュリティ設定をタップしましょう。

次に「バックアップを実行」をタップします。

するとバックアップキーに関する説明が表示されますので、十分に確認して「次へ」をタップしましょう。

バックアップキーとは?

秘密鍵の生成に利用される、12個の単語からなる文字列のこと。

これを流出させてしまうと、自分の資産が全て流出してしまう可能性があるので注意が必要。

そして、これからバックアップキーの確認と記録の作業に移りますが、バックアップキーは上述の通り12個の単語が表示されます。

なので、オフライン上保管する為に紙とペン、そして3分の時間を準備しましょう。
次のページでは実際にバックアップキーが表示されるので、そちらをメモしておきましょう。

そして、メモを終えると次は確認作業です。
以下の画面上に12個のメモした単語を入力していきましょう。

全て入力し終え「次へ」をタップすればバックアップ設定の完了です。

バックアップキーは、Ginco側では通帳や印鑑と同じくらい大切ですと主張しているので、金庫に保管するレベルでも良いかもしれません。

Gincoの入金・送金方法

Gincoの入金・送金方法ですが、こちらは特に説明する必要が無い程手順がシンプルです。
まず入金ですが、下記赤枠の「受け取る」をタップします。

次にQRコードで読み取り、もしくは受け取り用アドレスをコピーしてこれを送金元のウォレットにリンクさせましょう。


各取引所やウォレットで送金手順は異なっているかと思うので、しっかり確認しておきましょう。

次に送金ですが、「送金する」をタップします。

そして次に送金先のQRコードを読み取る、又はアドレスをペーストして下さい。

実際にQRコードで送金先のアドレスを読み取るとそのアドレスが表示されるので、間違いないか確認し「次へ」をタップしましょう。


その後は「数量を選択」「暗証番号を入力」すれば送金が完了するので、確認漏れが無いよう注意しておきましょう。

また、他のERC20トークンといったアルトコインを追加する場合、ホーム画面の通貨の欄にある「すべて見る」をタップし「通貨を追加/非表示」を選択すれば下記画面で各通貨の追加が可能です。

Gincoは次世代の銀行を担う事が出来るか

引用:Ginco

以上がGincoについてでしたが、Gincoはサーバー型ではなくクライアント型なので、一箇所に秘密鍵を集中させません。
なので、従来の銀行のような資産の管理方法とはまるで違っています。

なお、Gincoは将来的に分散型取引所DEXやDappsプラットフォームの搭載も予定されており、ウォレットといった機能を超えた様々なユーザーのニーズに応えられるサービスを目指します。

また、Gincoは2018年5月23日にマイニング事業の拠点となる子会社をモンゴルに設立しました。


引用:GincoMagazine

これによって、Gincoは気軽に誰でもマイニングに参加出来る環境を目指し、通貨の入手と保管、利用のシナジー効果を追求します。

さらに、今までウォレットサービスと一般個人向けのマイニングサービスの両方を提供する事業者は存在しておらず、同社が今回世界初となります。

今後はマイニングとウォレットのシームレスの接続も予定されており、Gincoの横展開にも要注目です。

ABOUT ME
Kenta@フリーライター
Kenta@フリーライター
新卒で入社した大手金融機関を11ヶ月で退職し、仮想通貨・ブロックチェーンに特化したフリーライターとして活動中。現在は場所を選ばず住所不定の”Decentralized”な生活を満喫している。