Wanda(ワンダックス)

仮想通貨WandXとは?トークンバスケットのP2P取引プラットフォーム

はじめに

今日、ビットコインやイーサリアムなど複数の仮想通貨をポートフォリオとして保有する人が増えています。

また、新興アルトコインの将来性に注目しているものの、価格変動リスクの大きさに投資をためらうケースも多いのではないでしょうか。

本記事で紹介するインドの仮想通貨スタートアップWandXは、このようなユーザーの悩みを解決するソリューションとして注目を集めています。

仮想通貨WandXとは?

 

引用:https://blog.wandx.co/wandneo-token-airdrop-all-you-need-to-know-f0bf9d75d8e5

WandXはイーサリアムブロックチェーン上に構築された分散取引プラットフォームです。

WandXアプリを利用することで、ユーザーは単一の取引でポートフォリオを交換し、仮想通貨の組み合わせを作成することが可能となります。

これにより、新興アルトコインへの投資のリスクを軽減し、比較的低い流動性のトークン間の取引を容易にすることができるのです。

WandX創設者のAbhinav Ramesh氏は、ブロックチェーンのカンファレンスに参加している際に、 このようなコンセプトの着想を得たと述べています。

 会計・財務アドバイザリーサービスを手掛ける英Ernst & Young のサプライチェーン部門にて、ブロックチェーンの活用を検討する傍らで株取引をしていたRamesh氏。

株取引とブロックチェーンの専門知識を組み合わせることを決意し、WandXを設立しました。

インドが抱えているブロックチェーンに関する問題

若者人口が多く貯蓄に対する意識が高まっているインドは、仮想通貨の市場として大きな可能性を秘めています。

しかしAI・機械学習の分野で大きなイノベーションを生み出してきた同国では、ブロックチェーンのプロトコルレベルでのイノベーションは生まれておらず、パブリックなブロックチェーンアプリはほとんど現れていませんでした。

WandX のミッションは、インドのこうした状況を変え、仮想通貨業界についての認知度を向上させることにあるとRamesh氏は述べています。

WandXの特徴は?

 引用:https://www.wandx.co/whitepaper.html

それでは、WandXの特徴について見てみましょう。

イーサリアムブロックチェーン上に構築されたWandXアプリを利用すると、ユーザーはERC20に準拠したトークンの詰め合わせを1回のトランザクションで生成・取引することができます。

イーサリアムのERC20とは?その発行トークンやウォレットについて解説イーサリアムで独自トークンを発行できる「ERC20」 仮想通貨の種類は現在1,000を軽く超えており、代表的なビットコインやイ...

このトークンの詰め合わせのことを、トークンバスケットと呼びます。

例えば現実の世界には、

  • 先物
  • オプション
  • 証券
  • 債権

など、様々な金融商品がありますよね。仮想通貨の世界でこれと同様に様々な金融商品をつくり、それらを組み合わせたものがトークンバスケットになります。

トークンバスケットを購入することで、ユーザーは高リスクの新興アルトコインと、ビットコインのように比較的安定した仮想コインを組み合わせた多様な資産ポートフォリオを実現することができるでしょう。

また仮想通貨ユーザーは、その取引の信頼性の低さに懸念をもっています。

WandX はこの問題に対して効果的に対処していると、Ramesh氏は述べています。

WandXのスマートコントラクトコードはオープンソースであり、ERC20トークンバスケットの移転が完全に成功するか、全体のトランザクションが失敗になるかのいずれかになるよう設計されています。

そのため、取引の一部がエラーになり、中途半端なかたちで成立してしまう危険性はほとんどありません。

WandXの将来性について

 

WandXがターゲットとする市場は二分されています。

1つは、トークンバスケットの生成者です。彼らは価格を上乗せしてトークンバスケットを販売することで、利益を得ることができます。

2つめの市場はトークンバスケットの買い手です。高いリターンを得られるトークンバスケットを購入できることは、買い手にとって大きなメリットとなります。

すべての取引はWandXのスマートコントラクトや API を通してなされますが、それにより公認の BTC/ETH(ビットコイン・イーサリアム)取引所との提携というビジネスモデルを生み出すことが可能となります。

また取引所はWandXの API を活用することで、ユーザーに様々な ERC20トークンを取引してもらうことができます。

他のオンライン取引プラットフォームと同様に、WandX は各取引から一定割合の手数料を得ています。

WandXは、イーサリアムの取引プラットフォームで先頭を切りたいと考えている取引所と提携することで成長を目指しています。

WandXの今後に注目

トークンバスケットのピアツーピア取引プラットフォームの実現を目指すWandX。

仮想通貨の資産ポートフォリオとしての重要性を高めるとともに、インドにおけるブロックチェーンに関するイノベーションの先駆者として、仮想通貨業界の認知度向上も目指しています。

公式ブログ(https://blog.wandx.co/)では

2018年7月24日~2018年8月10日

の期間に、WandXデスクトップアプリで利用できるWANDNEOトークンのエアドロップ(トークンの無料配布)を実施すると発表がありました。

なおWandXデスクトップアプリは2018年8月20日に公開されるとのことです。

また2018年7月12日には、Selfkeyとの提携も発表されました。SelfKey IDを利用することで、SelfKeyウォレットからワンクリックでWandXにアクセスすることが可能となります。

SelfKey(KEY)が第二のあなたの身分証明となるSelfKey[セルフキー]がBinance上場後470%急上昇 引用:https://selfkey.org/ 6月28日...

着実に進歩を遂げるWandX。その今後の展開から目を離せません。