イーサリアム

今週のEthreum(イーサリアム/ETH)の価格変動とトピック(7/28〜8/3)

イーサリアム(ETH)は再び下落トレンド。400ドル台を割る勢いで推移

今週のイーサリアムはあまり大きな動きがなかった先週以降、再び下落トレンドへと突入し、現在は408ドルで推移しています。

ETHの価格が400ドル台となったのは2018年6月29日以来となり、ちょうど405ドルのサポートラインに接する所です。

1時間足でチャートを見ると、そのサポートラインを割る事なく一時価格が反発しており、現在も価格が407ドル台に突入しようとしていますが、このラインを割ってしまうのかに注目です。

またRSI指標を使って見ると、7月31〜8月1日にかけて大きな売り圧力があった事が分かります。

また、チャートを日足で見ると、今週28日から8月3日にかけては全て赤の陰線を引いている事が分かります。

そして、下記チャートは今週の価格の下落幅をビットコインと比較したものですが、チャートを見るとビットコインの下落幅がおよそ-5.5%、対してイーサリアムが-11%となっています。

ETHはBTCと比べてパワーがどんどんと弱まっており、ビットコインドミナンスを見るとBTCが右肩上がりに市場シェアを伸ばし、反対にETHは右肩下がりに市場シェアを縮小させています。

引用:coinmarketcap

このように、今週も引き続きあまり芳しくないイーサリアムの相場でしたが、以下より今週のイーサリアムに関するトピックを見ていきます。

イーサリアムがメインネットリリースから3周年

今週の7月30日はイーサリアムがメインネットをリリースし、ジェネシスブロックを生成してちょうど3周年となります。

イーサリアムのネットワークは2015年7月30日に開始され、3年間で急激に成長したものの、急激な価格向上とトランザクションの発生から深刻なスケーラビリティ問題を抱えるようになり、現在その価格と技術との乖離があるとの見方もされています。

最近はICOプロジェクトの需要がやや減少してきた事からそれがETHの価格にも反映されていますが、時間をかけてゆっくりと実需を作っていって欲しいものです。

SBIバーチャルカレンシーズがイーサリアムの取扱を開始か

7月31日のSBIホールディングスの決算説明会にて、CEOの北尾社長は仮想通貨取引所であるSBIバーチャルカレンシーズにて、イーサリアムの取り扱いを開始する旨を発表しました。


引用:SBIグループ 決算説明資料

同取引所は今まで販売所形式のみでサービスを展開しており、その取り扱い銘柄は「XRP」「BCH」「BTC」だったのですが、今回の発表によればイーサリアムが加わり、尚且つ「板」を用いた取引所形式でのサービスも開始される予定とされています。

また、取引所形式での取引手数料は無料で開始する予定とされており、ネット証券やFXの大きなノウハウを持つSBIグループの展開する板取引は益々期待が寄せられます。

SBIバーチャル・カレンシーズ(SBIVC)が取引所形式のサービス開始、仮想通貨入出金やイーサリアム(ETH)取扱開始VCTRADEが2018年度以内にサービス拡充7月31日にSBIホールディングス株式会社は。決済説明会において子会社...

Binanceがイーサリアム用のウォレットを買収

世界最大規模の仮想通貨取引所Binanceは7月31日にモバイルウォレット企業である「Trust Wallet」を買収した事を発表しました。

TrustWalletは利用者の匿名性が担保されている分散型ウォレットであり、イーサリアムやERC20、ERC223、ERC721トークンに対応しています。

ERC20,223,721とは?イーサリアムで用いられる技術仕様の仕組みトークンを取り巻くプラットフォームの現状近年仮想通貨市場ではあらゆるICOトークンが市場に出回るようになり、その種類は仮想通...

Binanceは企業買収が今回で初となり、バイナンス株やBNBトークンを使ってそれを支払ったとされています。
なお、Binanceは今後分散型取引所DEXを構築する方針を示していますが、買収したTrust Walletをデフォルトのウォレットとして活用していく予定です。

このBinanceの買収によって、更なるERCトークンやそれを用いたDappsの普及に繋がるでしょう。

また、Binanceは2018年の純利益が最大で10億ドルの見込みになるような巨大ベンチャー企業であり、今後の事業スケールにも期待が出来ます。

バイナンスは最大利益10億ドルの見通し。人類史上最速の成長を魅せる企業へ BInance(バイナンス)の2018年純利益が10億ドルに達する見込み大手海外取引所であるBinance(バイナンス)の...

来週のイーサリアム(ETH)の予想

今週のイーサリアム相場は下落トレンドとなり、常に陰線がチャート上に記録されていました。

そして筆者が今週のトピックを説明している間に、ETHの価格はついに405ドルも割ってしまっています。

と思いきや、8月3日の11時にはついに400ドルを割ってしまいましたね…。

このままであれば、次のサポートラインである360ドル台まで一旦大きく下がるかもしれません。

イーサリアムの手数料高騰問題やDappsの容量オーバーといったスケーラビリティ問題は想像以上に深刻であり、イーサリアムの実用化がまだまだ難しい事を示唆しています。

その事実が現在の価格にも現れているのでしょう。

先月、ニューヨークの仮想通貨ヘッジファンドである「Tetras Capital」は今年に入りイーサリアムを空売りして利益を出しているとの事をForbsが報道しました。

なので、このイーサリアムの下落トレンドは引き続き来週も続いてしまうかもしれません。

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Kenta Fujii
Kenta Fujii
新卒で入社した大手金融機関では、主に広告の運用やマーケティングに従事。その後は11ヶ月で退職し、金融・フィンテック分野に特化したフリーライターとして活動中。
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