仮想通貨

リップル社が、XRPトークン販売についての集団訴訟を受ける可能性があるのか

リップル(XRP)が再び訴訟問題か

8月7日、証券関連訴訟にて業績を持つThe Rosen法律事務所が、リップル社がXRPトークンの販売に関して連邦証券諸法に違反していないかについて調査している旨をプレスリリースにて発表しました。

引用:https://www.rosenlegal.com/cases-1395.html

同法律事務所は、集団訴訟に参加するフォームをWebページを設け、XRPトークン購入者に参加を呼びかけ、投資家が被った損失を取り戻すために、集団訴訟の準備をしています。

ローゼン法律事務所とは

ローゼン法律事務所は、ISS Securities Class Action Services(インスティテューショナル・シェアホールダーズ・サービシーズ 証券集団訴訟サービス)の調査にて、2017年の証券集団訴訟和解件数においてNo.1の実績を持つ法律事務所です。

2015年には、東芝の不適正会計問題による株価急落で株主が被った損害に対しての集団訴訟を呼びかけた過去があります。

過去の訴訟からわかるリップル社が抱える問題とは

過去には、5月3日、リップル社が証券関連に無登録の状態でXRPトークンを売り出した事で、連邦証券法の違反に当たるとして、カリフォルニア州に拠点を置くTaylor Copland法律事務所が、リップル社に対し訴訟を提起しています。

また、米国カルフォルニア州のサンマテオ郡高等裁判所にて、一般投資家のDavid Oconer氏により、XRPが未登録証券を不当販売しているとして訴訟を受けました。

原告のOconer氏は被告側を

  • リップル社CEOのBrad Garlinghouse氏
  • リップル社の子会社XRP II社

の名前を挙げ、

「リップル社は、証券に関する州法および連邦法に違反し、消費者を欺いて未登録証券であるXRPトークンを販売した」

と主張しており、今回のリップル社への訴訟がXRPの大幅下落の要因として有力候補されてます。

今までの訴訟を要約すると、XPRを作ったリップル社に対して、投資家に損害賠償を要求する訴訟のようであり今回の訴訟ポイントにも絡んでくるでしょう。

  • XPR(リップル)を作った責任はリップル社にある
  • リップルの値動きで生じた損害はリップル社が負う必要がある
  • リップルは証券登録に関して証券報違反を犯している

以上の三点が主な論点であり、それぞれ検証してみましょう。

XPR(リップル)を作った責任はリップル社にはあるのだろうか?

仮想通貨XPR(リップル)はリップル株式会社によって作られ、今回の訴訟は、

  • Ripple
  • XRP II(同社の登録およびライセンスを取得したMSB)
  • CEOのBrad Garlinghouse

に対して行われています。

もし作られた仮想通貨に何らかの重大な原因があったり、ICO内容に誤りがあり、投資家が損失を被った場合は、その主体であるコインの発行体が責任があるのはたしかでしょう。

しかし、リップル社が上場後のリップルまで、値動きによって生じた損害についてまで責任を負うべきものなのでしょうか?

またこのようなタイプの訴訟が、ビットコインなどで実施されていることはあまり聞いたことはありませんが、リップルがほかの仮想通貨に比べて中央集権的なシステムを取っているということが関係あるのかもしれません。

リップルの値動きで生じた損害はリップル社が負う必要があるだろうか?

XRPは、2018年初から仮想通貨市場全体が大きな下落に見舞われ、年末0.3ドル付近から4ドルまで上昇し、今年に入って0.5ドルまで下がり、一時は高値から8分の一になるような下げでした。

このような暴落の中で大きな損失した投資家を生み出したのは確かでしょう。

去年までの上昇相場が続いている仮想通貨ブームでは、このような訴訟は決して起きなかったでしょう。

過去の訴訟内容は、

「発行および販売されたRippleトークン「XRP」を購入したすべての投資家」に対する損害賠償

となっています。

このように大幅な利益を得ている投資家が、損害賠償の訴訟についてどう思っているかは興味深いですが、訴訟天国のアメリカならではでしょう。

リップルは証券登録に関して証券報違反を犯している

アメリカの証券法によると有価証券を発行する主体は、SECの定めるところによる登録をしなければいけません。

問題は仮想通貨が証券法でいう

有価証券

に当たるかどうかです。

この訴訟の結果は、損害賠償の部分より、アメリカの司法が仮想通貨に関してどのような判断をするかということにおいて、重要な意味を持っていると思います。

リップル(XRP)に悲観する必要はないのか

リップル(XRP)は、現状、時価総額3位と、すべての仮想通貨の中でも特に高い人気と注目度をリップルは誇っており、最近ではアメリカの大手仮想通貨取引所Bittrexにて8月20日に取引開始予定を発表しています。

そのためこれからXRPの取引量が上がり価格上昇する可能性があるでしょう。

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リップル社に対しての訴訟は、今回が初めてではないため、今回の訴訟問題に悲観する必要はないかもしれませんが市場では敏感に反応しており下落が続いてます。

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引用:https://www.coingecko.com/ja/

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