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仮想通貨Po.et(ポーエット)とは?3つの特徴と将来性を解説

クリエイターとユーザーを結ぶ仮想通貨Po.et

出典:https://blog.po.et/

Po.et(ポーエット)をご存知でしょうか。

Po.etは、クリエイターによって製作された画像や執筆物、音楽などのコンテンツの所有権を証明する目的で開発された仮想通貨です。

既存のサービスでは、画像や動画などのコンテンツのすべての著作権を管理することは困難で、実際に不正に複製されたり、二次利用されたりおり、クリエイターに本来入るべき正当な報酬が入らない、コンテンツを利用する側も著作権問題に脅かされるといった問題が浮き彫りになっているのです。

しかし、Po.etをデジタル資産管理のプラットフォームに活用することで、クリエイターは自身のコンテンツの著作権を守ることができます。

コンテンツを利用する側も著作権問題に脅かされることなく、クリエイターへの報酬と引き換えに、コンテンツを利用することが可能になり、コンテンツを購入したいユーザーは、コンテンツの支払いにPOEを活用することができるため、スムーズな支払いが可能です。

このように、Po.etはクリエイターとコンテンツを購入したいユーザーを結ぶプラットフォームになることを目指しているのです。

では、実際にどのような特徴を持ち、現在のチャートや取り扱っている取引所について説明します。

Po.etの概要を理解する

出典:https://www.po.et/

Po.etはデジタルクリエイティブに位置づけられる書籍や音楽、動画の配信を容易にするためのプラットフォームとして開発されました。

例えば、Amazon kindleApplemusicなどの配信や発信などがスムーズに行われやすくなるということです。

では次に、Po.etの概要を理解しておきましょう。

Po.etの基本情報

通貨コード

POE

公開日

2017年7月

認証アルゴリズム

31億4千万枚

ホワイトペーパー

https://uploads-ssl.webflow.com/5a0c978e0d22aa0001464356/5a7796662b07370001ace7a1_whitepaper.pdf

公式サイト

https://www.po.et/

公式ブログ

https://blog.po.et/

Po.etは「 Po.et Technologies Limited 」によって開発された仮想通貨で、PoEProof of Existence:プルーフ・オブ・イグジスタンス)のアルゴリズムを採用しています。

PoEを採用することで、ブロックチェーン上にコンテンツが存在していることの証としてスタンプのようなものが記録されます。詳細については、後ほど説明いたします。

このスタンプのようなものがコンテンツの所有権の証明になるのです。

発行上限枚数は約314千万枚とされています。Bitcoinの発行上限枚数が2,100万枚であることから、非常に多い枚数が発行される予定であることが分かります。

Po.et3つの特徴

 

Po.etを理解する上で知っておきたい特徴は、以下の3つです。

  1. PoEを採用している
  2. スマートコントラクトを実装している
  3. コンテンツをPOEトークンで購入できる

では、それぞれの特徴を説明します。

特徴①PoEを採用している

PoEProof of Existence)は、直訳すると「存在の証明」を指します。

つまり、クリエイターが制作したコンテンツがクリエイター自身の作品であることを証明することができることを表しています。

PoEを採用することで、ブロックチェーン上にタイムスタンプ(作成された日時)が記録され、誰によって製作され、誰が所有しているのかが明確に分かるシステムになっています。

さらに、ブロックチェーン上に保存されているコンテンツはハッシュ値の活用により暗号化されています。

そのため、仮に盗まれてしまってもコンテンツの復元は難しいため、活用されにくいことが分かります。

また、ハッシュ値を確認することで、どちらがオリジナル作品であるかの判断も可能なのです。

特徴②スマートコントラクトを実装している

Po.etには「スマートコントラクト」が実装されているため、コンテンツの購入条件や契約などがブロックチェーン上で自動的に行われるシステムが構築されています。

そのため、コンテンツの管理や契約、支払いなどに管理者を置く必要がない上に、不正が行われる心配もなく、スピーディーな送金やコンテンツの受け渡しが可能になります。

さらに、コンテンツの所有権を持つクリエイターとコンテンツを購入したいユーザーの両方にライセンスが発行されるため、スムーズな交渉や手続きが可能です。

特徴③コンテンツをPOEトークンで購入できる

コンテンツの購入には、Po.etのマーケットプレイスに参加する必要があり、Po.etトークンで欲しいコンテンツを購入することができます。

Po.etトークンでの支払いは、そのコンテンツや所有者への評価にも繋がっています。

トークンでの支払いが可能なことにより、わざわざ他通貨の購入や交換といった手間が必要なくなるというメリットがあります。

ちなみに、Po.etのマーケットプレイスに参加することで、クリエイターは保証金としてPo.etトークンを支払う必要があります。

Bitcoinの課題であるスケーラビリティ問題の影響も

Po.etはハッシュ値化したデジタルデータの管理に、Bitcoinのブロックチェーン技術が活用されています。

そのため、Bitcoinにおけるスケーラビリティ問題の影響を受けることが懸念されており、取引記録の処理の遅さや送金手数料が高くなるといったデメリットが考えられます。

とくに、現在はライターによるコンテンツのみの対応となっており、今後動画や画像などのサポートが開始されるにつれ、問題が大きくなる可能性があります。

ただ、Bitcoinにおけるスケーラビリティ問題は既に広く認識されており、今後何らかの対策が講じられることが予想されます。

Po.et開発チームによる開発状況を定期的にチェックしておくと良いでしょう。

チャートの推移で読み取るPo.et

参考:https://www.coingecko.com/ja

上記のチャートからも分かる通り、Po.et2018818日現時点で1円~2円を維持しています。

これまでの最高額は20181月の26円で、上場から約1ヶ月で25倍以上にも跳ね上がりました。

その後、10日程で1/3に暴落し、一時14円まで回復を見せますが、現在まで10円未満で落ち着いています。

20181月といえば、Bitcoinが高騰した頃と重なっており、Bitcoinの価値に引っ張られるように仮想通貨市場が全体的に押し上げられました。

しかし、しばらくしてBitcoinが大暴落すると、その他の仮想通貨も同じように暴落していきました。

Po.etも他の仮想通貨と同様に、20181月に暴騰し、引きずられるように暴落していったのです。

そして、現在の時価総額ランキング(coingecko)では、以下の通り238位となっています。

参考:https://www.coingecko.com/ja?order=desc&page=3&sort_by=market_cap

Po.etを取り扱っている取引所

Po.etを取り扱っている取引所は、BINANCE(バイナンス)やOKEx(オーケーイーエックス)、HitBTCなどが挙げられます。

中でも全体の81%以上を占めているのがBINANCEで、次いで14%なのがOKExです。そこで、ここではBINANCEOKExの特徴やPo.etの購入方法を説明します。

取引所1.BINANCE

出典:https://www.binance.com/

BINANCEは世界有数の取引高を誇る大手取引所で、開設からわずか5ヶ月で世界規模の取引所へと成長しました。

BINANCEの特徴は何といっても知名度の高さと、取り扱っている通貨の種類が豊富だという点です。

新設された取引所の中でも詐欺をはたらく所も少なからずある一方、BINANCEは既に世界的に知られており、投資家からの信頼度も非常に高い取引所です。

また、ICO直後のトークンが多数上場し、BitcoinEthereum(イーサリアム)といった知名度の高いコインを支持する人からレアコインを探す人まで幅広く利用しています。

取り扱っている通貨は、1,000種類以上にも及びます。

さらに、BINANCEは業界の中でも安い0.1%の手数料で利用することができます。独自トークンであるBNBを取引に利用することで0.05%にまで安くすることも可能です。

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取引所2.OKE

出典:https://www.okcoin.com/

OKExはBINANCEHuobi(フオビ)と並ぶ中国の三大取引所として知られていました。

しかし、中国政府による仮想通貨取引への締め付けもあり、現在はマルタ共和国を拠点として運営しています。

OKExの特徴は、口座の開設が簡単である点と100種類以上の通貨を取り扱っている点です。

通常であれば、運転免許証といった身分証明書の提出による本人確認が必須ですが、OKExではメールアドレスだけで口座開設することが可能です。

そのため、個人情報が漏洩する心配がありません。

また、BitcoinEthereumなど世界でも人気も知名度も高い仮想通貨はもちろんのこと、ニッチな草コインも多数取り扱っています。

海外の取引所を利用する際の注意点

Po.etは日本国内の取引所では取り扱われていないため、BINANCEOKExなどで購入する必要があります。

ただ、どちらも日本語サポートがないため、初心者や英語が分からない方にとっては利用しづらいというデメリットがあります。

利用の際は、Google翻訳といった翻訳ツールを活用して、利用されることをおすすめします。

また、海外の取引所を利用する際の注意点として、日本円での取引ができないので、事前に日本国内の取引所の口座を開設する必要があります。

口座を開設後にBitcoinEthereumなどの仮想通貨を購入し、海外の取引所に送金してからPo.etを購入するようにしましょう。

Po.etのロードマップと将来性

出典:https://www.po.et/roadmap

Po.etはクリエイターのデジタル資産を守り、コンテンツを購入したいユーザーとのスピーディーな契約の実行が可能な仮想通貨です。

今後の予定として、公式サイトに2020年までのロードマップが公開されています。ロードマップでは、主に3つの段階に分けられています。

1.The Rosetta Era(ロゼッタ時代)

ロゼッタでは、デジタル出版社に向けたプラットフォームの開発を行う段階にあり、Po.etトークンセールやワードプレスのプラグイン開発が挙げられます。

現在は、ロゼッタの段階にあり、グーテンベルクの段階へと進もうとしている段階です。

2.The Gutenberg Era(グーテンベルク時代)

グーテンベルクでは、ロゼッタの段階よりも高性能なプラットフォームの提供のため、分散型ネットワークの構築を目指しています。

3.The Alexandria Era(アレクサンドリア時代)

最終段階となるアレクサンドリアでは、画像や動画のサポートを可能にし、出版社だけでなく個人クリエイターの範囲まで市場規模を広げることを目指しています。

Po.etは、目的やロードマップが明確化されていることから見ても、将来期待できる仮想通貨の1つだといえるでしょう。

とくに、ネット社会である現代では、クリエイターの著作権問題が取り沙汰されており、著作権やそれに伴う正当な報酬と評価を見直す動きも出てきています。

Po.etのマーケットプレイスの信頼性が高まれば、多くのクリエイターの味方になるプラットフォームとして愛されることでしょう。

そうなれば、仮想通貨としての価値を上げる可能性もあるのです。

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