ビットコイン

仮想通貨ビットコイン価格が大暴騰したのは、BitMEX?テザー社?それとも、ビットコインETF?

ビットコイン価格が暴騰するには、必ず裏がある

22日10時頃にビットコイン(以下、BTC)相場は、急騰し仮想通貨取引所BITFINEXのBTC/JPY通貨ペアにおいては、わずか15分間に、

713840円から754,070円まで5.4%の高騰を記録し、売り注文が過去最高に迫るほどの勢いでした。

引用:https://jp.tradingview.com/chart/?symbol=FX:JPN225

今回のBTC価格相場が上がったのは、ショート筋のポジションを損切りするショートスクイズの可能性があるという見方も出ております。

ショートスクイズとは

ショートスクイズは、マーケット(市場)が売り持ち(ショートポジション)に傾いている時に、大きく買いを仕掛けることで、相場を高めに誘導することをいいます。

これは、ショート筋のポジションを損切らせようと買い上げる、短期のトレーディングスタイルで、意図的に買いをぶつけて、売り方を締め上げて収益を狙うことを指します。

また、本用語内の”Squeeze(スクイズ)”には、「圧搾する、締め付ける、搾る」といった意味があります。

実際、海外メディアCoindeskによると、4月12日に売り注文が過去最高をつけた時、BTC価格は766,400円で始まったが、24時間後には、892,000円へ16%以上も価格上昇しました。

これまでのBTC価格は、

  • 機関投資家BlackRock社による参入で仮想通貨時価が膨れ上がる
  • ビットコインETF申請がSECにより認可される

などの思惑で、7月中旬に90万円台まで回復するも、ウィンクルボス兄弟によるETF否決などを機に、仮想通貨相場は、方向性のない展開が続いていました。

果たしてこのBTC価格上昇の背景には、何があったのでしょうか。

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今回ビットコイン価格が高騰した理由とは

今回、BTC価格が高騰した背景には、3つの動きが観測されています。

  • 約110億円分のUSDTがBitfinexに送金される
  • Bitmexが、日本時間午前10時から30分間のメンテナンス
  • ビットコインETF(上場投資信託)への期待先行

約110億円分のUSDTが発行され、Bitfinexへ送金

以前、BTC価格操作疑惑の渦中にあったTether社ですが、同社のトークンを8月に4億1500万ドル(約450億円)発行し、同社の時価総額は向上しており現在27億ドルに上りました。

そんな中、USDTの動きをトラッキングするサイトomniexplorerにて、22日に、100,000,000USDTが、取引所Bitfinexに送られたことがわかりました。

日本円建てにより、110億円相当のUSDTが同取引所に送られたことが、日本時間10時ごろに発生した、BTC価格急登に影響した可能性が考えられます。

価格操作において、昨年のBTC価格高騰したの原因が、

  • 91回のUSDTの新規発行
  • 発行後、2時間以内にBitfinexのウォレットに着金した

など、テキサス大学による論文が発表され疑惑は晴れないままに至っています。

更には、テザー社がBitfinexにUSDTを送金しているトラッキング履歴から、BitfinexはこのUSDTを証拠金にレバレッジ取引でビットコインを売買していたという推測もされていました。

ビットコイン(Bitcoin)はテザーによるUSDTトークン発行で相場が一服かビットコイン価格がようやく落ち着きを取り戻す引用:https://jp.tradingview.com/chart/%E3%...

BitMEXのメンテナンス実施を狙った裁定取引

香港をベースとする仮想通貨取引所BitMEXは、証拠金に100倍のレバレッジをかけてビットコインを取引するサービスを提供することで知られています。

そんなBitMEX社は、日本時間10:00からメンテナンスに入ることが予告されていたことで、そのタイミングで大きく買い仕掛けられ、ビットコイン価格が6450ドル→6800ドルまで急騰を見せました。

ビジネスインサイダー・オーストラリアによると

BitMEXのメンテナンスによって、BTC価格差を利用して利ざやを稼ぐ裁定取引の機会が生まれました。

BitMEXにおいて、ビットコインの売り(ショート)ポジションを持っている多くの投資家が、メインテナンスと同時に買いが入ったことで足元をすくわれた可能性があります

と分析しました。

メインテナンス終了後にもBitMEXへのアクセスは、しづらい状況が続いております。

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ビットコインETFの承認期限、迫る

今回のビットコイン急上昇は、米国証券取引委員会(SEC)によるビットコインETF(上場投資信託)の承認期限が明日である、23日に迫っていて、それに期待する投資家の心理が反映されている可能性があります。

これまでビットコインETF申請が却下され続け、さすがにSECも承認せざる得ない材料が揃い始めきてるのではないかという思惑が高まるということは、再び申請が却下された時には、価格下落が考えられるでしょう。

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