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今週の高騰アルトコイン特集(8/20〜26)|LiquidローンチでQASH爆上げ!?

2,100億ドル台で推移する今週の仮想通貨市場

8月14日に2,000億ドルを割った仮想通貨市場ですが、今週はその全体の時価総額を2,100億ドル台に落ち着かせています。


引用:coinmarketcap

特に今週は23日に米証券取引委員会(SEC)がビットコインETFに関する承認を却下した事によって全体的に下落してしまったのですが、24日にはその申請を再審査すると公表されました。

やや乱高下を魅せる仮想通貨市場ですが、果たして今週はどのアルトコインが高騰したのでしょうか?
以下より今週(8/20〜8/26)の時価総額2位〜100位にランクインしている中で特に大きな値上がりを魅せたアルトコインをピックアップしていきます。

【時価総額2位〜30位】今週の注目アルトコイン上昇ランキング

今週(8/20〜8/26)特に高騰を魅せた時価総額2位〜30位のアルトコインは以下の3通貨です。

  1. Nano(NANO) +89.9%
  2. Lisk(LSK) +36.3%
  3. VeChain(VET) +23.1%

1位Nano(NANO)【25位】


前回の特集でもランクインしたNanoは今週89.9%の高騰を魅せ、時価総額を30位以内までに上げました。

Nanoは元々「RaiBlocks」という名前からリブランディングしており、「DAG」と呼ばれる技術を使って高速なトランザクションを実現する仮想通貨です。

IOTAに実装された「DAG」とは?ブロックチェーンに変わる革新的技術DAG(Directed acyclic graph)とは?DAG(Directed acyclic graph)とは、有効...

Nanoは8月14日に「Nano Node Version 15」がアップデート追加された事を発表しましたが、その後はロンドンに拠点を置く「New Change FX」のCEOを務めるAndy Woolmer氏がNano財団に参加しました。


引用:Nano公式ブログ

Woolmer氏の強力によって、クロスボーダーの支払いや外国為替市場への統合による決済プロセスの改良が期待されており、それによってNanoの活用を拡大化を図ります。

また、仮想通貨でオンライン用のギフトカードを購入する事が出来る「Bitcoin Superstore」がその対応通貨としてNanoを新たにリストアップしました。


引用:Bitcoin Superstore

これらの好材料を受けてNanoは今週90%近い高騰を続け、先週から引き続きの爆上げとなっています。

2位 Lisk(LSK)【21位】

前回の特集でもランクインしたLiskは今週も36.3%と高騰を魅せました。

Liskとは分散型アプリケーション(Dapps)を構築する為のプラットフォームであり、サイドチェーンを用いてセキュリティ性や取引処理能力を向上させる事が出来ます。

このLiskは前週でも紹介した通り、メインネットとなる「Lisk Core 1.0」のリリースを発表しました。

これに伴いLiskはメインネットへの移行を8月29日頃を標準に実行される予定であり、これによって日本のbitFlyerやCoinCheckでもハードフォークの対応についてのお知らせが拡散されます。

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なお、メインネットへの移行は6,901,027ブロックに達した時とされており、その革新性への期待が市場に集まっています。

また、その価格推移を見ると15日以降高い買い圧力を受けたLiskは24日以降も再び上昇し、現在は日本円で1LSK=560円程で推移しています。

3位 VeChain【18位】

前回の特集でもランクインしたVeChainは今週も+23.1%と高騰を魅せました。

ブロックチェーン技術を利用してあらゆるブランド商品の製造の不正を見分け、情報の追跡や管理が出来るVeChainは、先週15日の高騰以来引き続きその価格を上げており、およそ2週間で倍近くとなりました。

先週VeChainはマスターノードによる報酬システムを追加する事を16日に公式ブログにて発表しており、依然その勢いは維持されています。

【時価総額31位〜100位】今週の注目アルトコイン上昇ランキング

次に時価総額31位〜100位までのアルトコイン上昇率ランキングを見てみましょう。

  1. Substratum(SUB) +59.5%
  2. Waltonchain(WTC) +41.5%
  3. QASH(QASH) +38.4%

1位 Substratum(SUB)【83位】


現在時価総額83位のSubstratum(SUB)は今週59.5%の高騰を魅せました。

SubstratumとはPCやスマホといったあらゆるデバイスを繋ぐ分散型ネットワークを構築するプロジェクトですが、8月23日にSubstratumノード0.3.4と0.3.5がリリースされた事を発表しました。

SubstratumはPCやスマホをノードとしてネットワークで稼働しますが、今回の発表を受けて23日以降大きく値上がりを魅せています。

RSIを見るとその買い圧力は現在80%を超えており、23日からの3日間でおよそ60%の上昇を魅せています。

2位 Waltonchain(WTC)【48位】

現在時価総額48位のWaltonchain(WTC)は今週41.5%の高騰を魅せました。

Waltonchainとは情報タグを電波を利用して管理する「RFID」とブロックチェーンとを合わせたプロジェクトであり、商品購入やIoT関連であらゆるものとデータを結びつける事を目指しています。

そんなWaltonchainは24日にホワイトペーパー2.0の構想をTwitter上で発表しました。

https://twitter.com/Waltonchain/status/1032933254792327168

その後WTCの価格は一時下落するも再び高騰を魅せており、ホワイトペーパー2.0のリリースに期待が集まっています。

3位 QASH(QASH)【81位】

現在時価総額81位のQASHは今週38.4%の高騰を魅せました。

QASHとは、国内の仮想通貨取引所QUOINEXが発行する仮想通貨であり、ICOによって日本で約112億円を調達したトークンでもあります。

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さて、そんなQASHを発行しているQUOINEXの新サービスである「Liquidプラットフォーム」が、遂に9月4日にローンチされると発表されました。

Liquidプラットフォームは世界中の取引所の注文をマッチングさせる機能を持っており、そこで利用されるのがQASHです。

Liquidは「堅牢なセキュリティ」「手数料無料」「52種類の通貨ペア」「タイトなスプレッド」といった4つの特徴を持っており、今後は仮想通貨のレンディングやQASHを用いたLiquidコミュニティ内での投票機能も追加される予定です。


引用:Liquid

この発表によって、今後QASHの実需がより高まる事が期待され、一気にその価格は上昇しました。


引用:coinmarketcap

なお、現在のQUOINEXは9月4日を境に自動的にLiquidへと変更される予定であり、取引所の更なる成長にも期待出来ます。

今週のアルトコインまとめ

今週は全体的に2桁成長を魅せたアルトコインが多く、本稿で紹介出来なかったものも多くありました。

例えば「Aion」は今週33%、Arkも30%の高騰を魅せています。

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特に今週は界隈での好材料が多く一部明るい相場とはなっていますが、全体的に見るとまだまだその伸び率は鈍化傾向です。

また、BTCドミナンスを見るとBTCのシェアが高まり、その他が縮小しています。


引用:coinmarketcap

来週はどのアルトコインが高騰するのかに期待したい所ですが、二週連続で高騰を魅せているLiskや、今回Liquidプラットフォームローンチを発表した事で高騰したQASHにも引き続き注目です。

ABOUT ME
Kenta Fujii
Kenta Fujii
新卒で入社した大手金融機関では、主に広告の運用やマーケティングに従事。その後は11ヶ月で退職し、金融・フィンテック分野に特化したフリーライターとして活動中。
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