ビットコイン(Bitcoin/BTC)

今週のBitcoin(ビットコイン / BTC)の価格変動(8.25-8.31)

停滞から一転、ビットコイン(BTC)上昇続く

出典:https://jp.tradingview.com/chart/

先週は一時的な上昇だけで70万円前後を上下していただけでしたが、今週に入るとビットコインは72万円以上を維持しながらゆっくりと上昇を続けています。

825日から27日までは75万円前後を維持していましたが、28日になると停滞モードから一転し、76万円を超え、29日には今週最高額の約79万円を記録しました。

30日には76万円台にまで価格が引き戻されましたが、翌日には再び上昇傾向を見せています。

上昇傾向を見せ始めたビットコインですが、今週はどのような話題があったのか確認してみましょう。

825日 ブロックチェーン導入発表のMASがナスダックと提携

シンガポール金融管理局(MAS)は、シンガポール証券取引所と共同で金融組織間での決済の効率化を目指すため、決済にブロックチェーン技術を活用することを決めました。

さらに、スマートコントラクトを活用して取引の自動化も目指し、ナスダックやデロイト、アンクアンとの提携を発表しました。

スマートコントラクトを活用することにより、DVPの能力を拡大することが可能になります。

DVPとは、Delivery Versus Paymentの略で、証券の引渡し(Delivery)と代金の支払い(Payment)を相互に条件を付け、一方が行われない限り他方も行われないようにすることをいいます。

引用:https://www.boj.or.jp/announcements/education/oshiete/kess/i17.htm/

つまり、証券を渡したのにお金が支払われない、もしくは、お金を払ったのに証券が受け取れないことを防ぐための仕組みを指します。

米の株式取引所を運営するナスダックの提携は、多くの人が仮想通貨の将来に光を照らす明るいニュースとなったことでしょう。

Twitter上のコメントからも、注目されている話題であることが分かります。

826日 新規発行のテザー、市場への影響力が議論される

出典:https://tether.to/

新規発行のテザーが仮想通貨市場に何ら影響力を与えていないと、ブルームバーグがレポートを発表しました。

テザーというと、「1USDT(テザー)=1USD(米ドル)」の価値が変動しないように設定されていることでも注目を集めた仮想通貨です。

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そんなテザーが新規発行されたとニュースになれば、仮想通貨市場への影響にも期待が高まるものです。

しかし、ブルームバーグのレポートでは、NEOEOSなどのアルトコインへの影響力があったと言及しているブロックチェーン調査会社のリサーチペーパーにある議論を紹介。

ブルームバーグは真っ向から反論しており、実際にNEO44%、EOS37%下落している事実を挙げた上で、このリサーチペーパーの議論が当てにならないと指摘しています。

Twitter上では、こんなコメントもありました。

827日 富士通、IOTAを標準プロトコルに採用

出典:http://www.fujitsu.com/jp/

富士通は、製造業界における製造環境やサプライチェーンの監査証跡にIOTAのプロトコルを採用することを発表しました。

IOTAのプロトコルを活用することにより、データの真正性やセキュリティ、さらに、透明性を向上させることを目的としています。

つまり、これまで以上に製品の品質向上に繋げることが可能だということです。

富士通は以前よりIoTへの関心を示しており、20184月にはドイツのハノーバーメッセにてIOTAを活用したサプライチェーン管理システムのデモを公開しました。

このニュースを受け、IOTAの価格は61円から88円まで高騰し、現在は77円を維持しています。

さらに、830日、IOTAは自動車メーカーのフォルクスワーゲンと協力し、車両データ管理を効率化するための開発が進められていると報道されています。

富士通とフォルクスワーゲンの後ろ盾を受け、IOTAは今後さらなる価格上昇も考えられることでしょう。

828日 eToroXRPの日本円建てを決定

出典:https://www.etoro.com/

世界最大級のSNSトレードで知られるeToro(イートロ)は、XRP(リップル)の日本円建てを追加することを発表しました。

また、日本円と共に英ポンドも同時に追加されています。

世界最大級のSNS投資プラットフォームによるサポートが得られることは、日本や英国の投資家にとって良い知らせだったことでしょう。

このニュースを受け、XRPの価格にも一時上昇が見られ、37円から40円に上昇し、現在は38円を維持しています。

海外の仮想通貨取引所では日本円建ての取引ペアを取り扱う所が少ないのが現状ですが、こういったニュースにより、日本円建てを追加する取引所が増えていって欲しいものです。

829日 ファースト・ブロック、カナダでブロックチェーンETF承認へ

出典:https://firstblock.capital/

ビットコインETFの承認の可否を今か今かと待ち構えている仮想通貨業界でも注目を集めているニュースがあります。

それは、カナダ バンクーバーに拠点を置くファースト・ブロック・キャピタルがブロックチェーンETFの承認が濃厚であるという一報です。

カナダでは、既に20182月にカナダ初となるブロックチェーンETFの承認が可決され、ハーベストポートフォリオが上場認可を受けました。

ブロックチェーン技術については、既に多くの企業が将来性の高さを確信しており、ブロックチェーン技術を導入することへの期待は高まっています。

現在、SEC(米国証券取引委員会)によって再審査する方針が発表された9つのビットコインETFへの期待が高まっていることも重なり、結果としてビットコインの価格上昇に繋がっているのでしょう。

830日 韓国の仮想通貨取引所ビッサム、新規アカウント登録へ

韓国では、仮想通貨取引への締め付けが厳しく、このまま衰退していくのではないかとも考えられていました。

しかし、世界ではブロックチェーンを活用した事業や政策が進む中、韓国政府はブロックチェーン技術に対する方針転換する動きが見られてきました。

そんな中、韓国の仮想通貨市場にとって明るいニュースが飛び込んできました。

そのニュースとは、韓国最大の仮想通貨取引所ビットサムが近く、新規アカウント登録を開始するというビッグニュースです。

ビットサムは現在、24時間以内の取引高が世界8位を記録しており、世界でも有数の取引高を誇る取引所です。

韓国では、これまでに仮想通貨投資に失敗した30代男性が自ら命を絶った事態を重く受け止めた政府により、取引を全面的に禁止したこともありました。

参考:「sankeibizhttps://www.sankeibiz.jp/macro/news/180415/mcb1804151308001-n1.htm)」

その一方で、投資をする自由を奪われた韓国国内の投資家たちは、取引禁止に強く反発しており、その数は20万人にも上ったのです。

そういった背景を考えると、ビットサムの新規アカウント登録の再開は、韓国だけでなく、海外にも大きな発信となるのではないでしょうか。

Twitter上では、ビッサムの動きに警戒するコメントもありました。

その一方で、コインチェック再開を期待するコメントもありました。

https://twitter.com/Shige_KMG/status/1035108152839090176

831日 米大手決済サービスのスクエア、仮想通貨関連の特許を取得

出典:https://squareup.com/jp

米国大手の決済サービス会社スクエアは、米国特許商標庁より「仮想通貨支払いネットワーク」の認可を受けたことが明らかにされました。

この特許取得により、スクエアは小売店での仮想通貨による支払いをスムーズに行えることが可能になります。

つまり、消費者は小売店での支払いの選択肢として、法定通貨を含む好きな通貨での支払いが可能になるということです。

さらに、プライベートブロックチェーンの利用によって、取引と同時に記録され、クレジットカード決済に引けを取らないところまで決済スピードが早くなると考えられています。

決済スピードが早くなれば、「ビットコイン決済は時間がかかる、遅い」といったイメージを払拭することができ、今後、さらにビットコイン決済のユーザーが増えることが予想されます。

さっそく、Twitter上でもビットコイン決済の普及が早まることを期待するコメントがありました。

ビットコインへの期待は再び高まりつつある

ビットコインの価格低迷を受け、投資家の中にはマイナス要素の強い話題に影響を受けたかのように見事に価格は下落していきました。

しかし、一部の話題だけではなく、広い視点で世界を見てみれば、ブロックチェーン技術を事業や政策に活用する明るい話題も多いことに気づきます。

これからも暗い話題もあれば、明るい話題もある訳で、いかに冷静に広い視点を持って世界を見ることができるかによって、自身の保有資産を守っていくことへと繋がっていくのだと個人的に感じています。

そして、ブロックチェーンの活用が増えていくことにより、ビットコインへの期待も高まっていくのではないでしょうか。