ブロックチェーン

IBMブロックチェーン開発ヘルスデータアプリとは!?個人情報はこれからは不動産になる

なぜIBMはブロックチェーンテクノロジーのヘルスデータアプリを発表したのか?

昨日9月6日に、IBMはブロックチェーンテクノロジーを駆使した異国間決済システムのブロックチェーンワールドワイヤーの始動に着手したばかりですが、この度新たなブロックチェーンテクノロジーによるアプリを発表しました。

IBMのブロックチェーン開発グループはヘルスケア部門にブロックチェーンのシステムを導入する研究が重ねられてきました。

ステークホルダーの4分の1以上の投資家はすでに500万ド1ル以上もの資金を医療業界に投資し始め、医療業界へのブロックチェーンテクノロジー投入はリスク(LSK)でも同じような傾向が見られています。

多くの投資家がブロックチェーンテクノロジーの医療業界導入へ大きな期待を寄せている理由とは何なのでしょうか?

今回のIBMのヘルスデータアプリ発表によってその理由が明らかになりました。

より正確で安全なデータを医療機関やヘルスケアプロバイダーが共有できる

ブロックチェーンテクノロジーを起用したヘルスデータアプリの導入によって、医療機関を含むヘルスケアプロバイダーや保険会社などの別々の機関が共通の患者データにアクセスすることが可能になります。

これによって、より正確でタイムリーな患者データを保持、アップデートすることができ時間の短縮だけでなく正しい情報を分散することができるのです。

とくに救急患者などの処置や、搬送病院の選択など一時の時間も無駄にせず、適切な医療施設へ搬送することが可能になると考えられています。

サプライチェーンの管理が簡単で正確になる

医療現場で取り扱われる薬や機材、データは一つ間違えば患者の命に関わる危険性を秘めています。人間が管理する情報やデータには、常にミスが伴うリスクを抱えています。

ブロックチェーンテクノロジーを導入すれば、トランザクションによって記録される情報は透過的に管理することができます。

人為的な不注意によって引き起こされる医療ミスを格段に減少することができることは間違いありませんし、医療記録を分散記録として永久的に保管できることで、将来のミスを軽減することができ、医療技術の向上に役立つでしょう。

医療業界全体のコスト削減につながり患者のためのケアを提供できる

医療分野には様々な業界が混在しています。

  • 病院側
  • 薬品メーカーなどのサプライヤー
  • 健康保険会社
  • ケースワーカー

などの人事分野など、多くの人が他分野に渡って関与しています。

ブロックチェーンテクノロジーを導入することで、これらの他分野を総合的に管理し、統制をとることができるようになります。

これによって中間業者や時間を削減し、患者が必要とするケアをローコストで提供するシステムを確立することができるようになります。

研究医療分野での臨床試験などの効率性が向上

医療の研究や臨床試験の分野においてもヘルスデータ共有のシステムには非常に期待が高まっています。

電子健康記録を共有できるだけでなく、ゲノム情報(染色体情報)の詳細に至るまで分散できる可能性も広がってきているのです。

遺伝子情報を仮想通貨で交換できるというサービスを開発中のネブラ・ゲノミクスという会社が、すでに遺伝子情報産業分野について投資回収を完了し、本格的な稼働に向けて乗り出しています。

IBMが発表したヘルスデータアプリの内容とは?

201896日付けでIBMが個人情報をより詳細で正しく管理できるように設計された

自己主権的アイデンティティ

なるテクノロジーの産物を発表しました。

実際の発表内容を詳しくご紹介します。

ヘルスデータアプリ「My31

IBMが発表したヘルスデータアプリ「My31」は

IT企業のヒューマニティコーポレーションと提携して開発されたシステム

です。

iOSAndroidのモバイルデバイスで使用可能。アプリの名前「My31」の由来は、国連の人権宣言に指定された30項目に、データ所有権も含まれるべきと考えるコンセプトから派生。

31番目に守られる人権としてアプリの名前「My31」が決定しました。

個人情報は不動産のような扱いになる

個人のデータの所有権は、ヒューマニティコーポレーションから個人情報の所有タイトルを受け取ることになります。

  • 個人の署名
  • 詳細
  • 写真

などをブロックチェーン上にハッシュの形で共有できるシステムです。

個人データ取り扱いの権限については、IBMのブロックチェーンプラットフォーム上でオープンソースのHyperledger Fabricを活用して、デジタルIDサービスのSovrinとも協力して行われる制定されます。

IBMの発表したブロックチェーンテクノロジー導入によるヘルスデータアプリ発表による今後とは

今回のヘルスデータアプリ発表に関して、IBMと開発に携わってきたヒューマニティコーポレーションのCEOであるRichie Etwaru氏は個人情報を原油と比較した面白いコメントを残しています。

IBMとのパートナーシップによって、原油元(個人データ)、人、購入者(データを利用する人たち)を直接結びつけることができるようになる。」

今回のブロックチェーンテクノロジーを駆使したヘルスアプリは、正しい情報を早く分散でき、履歴が残せるだけでなく、不当な目的で利用しようとする犯罪からも守ることができます。

IBMのアプリ実現によってブロックチェーンテクノロジーを医療分野で広く活用するための門戸がまた一つ開かれました。

これによって先日発表されたステラコイン活用の決済システムを含めIBM関連の仮想通貨の動向が気になるところです。本日のチャートをみてみましょう。

201897Stellar (XLM)

出典:https://www.coingecko.com

IBMのアプリ発表の影響を受けてか24時間の間に4%以上もの上昇が見られます。

今後の動向に注目したいところですね。

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