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中国で21日間ビットコインだけで生きのびることができるのか?Bitcoin Girlがチャレンジ!

中国政府の仮想通貨への緩和が徐々に開放されつつある中国で、BTCの利便性はいかなるものか?という実践チャレンジが試みられました。21日間にわたるサバイバルの結果は?

中国のiQiyiで公開中の「BitcoinGirl」で21日間のBTC(ビットコイン)チャレンジとは?

引用:https://www.iqiyi.com/v_19rqzlnt34.html

中国のNetflix(ネットフリックス)と言われているiQiyiでストリーミングされている「Bitcoin Girl(ビットコインガール」という新しいドキュメンタリーが製作されています。

主人公BTC(ビットコイン)Girlとして主演するのは、中国語で何有病( ユウビョウ)さんです。彼女が挑んだチャレンジは、中国の北京、深圳、広州、上海を対象にBTCだけで生活ができるのかどうか?という21日間のドキュメンタリーでした。仮想通貨規制下の中国での生活が、法定通貨を使用せずにどの程度可能なのか?を検証する実験番組となったのです。

Bitcoin Girl」プロジェクトの仕掛け人たち

Bitcoin Girl」チャレンジの仕掛け役となったのは、自らを「チーム1234」と称する暗号侵入愛好家グループです。

チャレンジの方法は、21日間$1,400に相当するビットコインだけで、生活していくというもので、ジャーニーの始まりは北京からでした。

中国のBTCビットコイン事情はどうなってるの?

中国は20179月以降、中国政府の仮想通貨全面禁止規制のあおりを受けて、多くの仮想通貨取引所が営業停止を余儀なくされてきました。

BTCが超高騰した中国では多くの投資家が爆発的に資金を投入し、この経済活動が中国全体に金融リスクと投機をもたらすとして、不法な資金調達によるマネーロンダリングなどの(資金洗浄)を阻止するためにも、政府が仮想通貨に規制を下しました。

その後多くの中国系取引所はベースを香港や台湾といった近郊へ移動させ、仮想通貨業務を継続する形をとらざるを得なくなっていましたが、結局3大メイン取引所と言われていた「BTCC(BTC China )」が同年9月に取引停止、「Houbi(フォビ)」らも10月以降には停止を決めています。

しかし、2018年に入ってから、6月には現在香港に拠点を置く「BTCC」が新しいプラットフォームの開発を発表し、サービスの再開を決定。Houbi」も拠点をアメリカに移して事業を再開することが分かっています。

このような動きから、また中国の投資家からの仮想通貨市場への活発化が期待できるとして、業界ではBTCの価格への影響もあるとして注目しています。

21日間のBTCビットコインチャレンジの旅はいかに?

 

実際に21日間のトラベルで、「Bitcoin Girl」にはいろんな試練が待ち構えていました。北京を出発した彼女に起こった不測の事態とは?

出発地北京で失神?

Bitcoin Girl」の旅は、北京から出発しました。BTCのみで生活を行うというこのチャレンジは、最初の試験地北京ですでに難関に直面します。

何有病( ユウビョウ)さんが、まずぶち当たった壁は、下町の市場やベンダーの中にはBTCが一体何であるかも知らない人が多かったことでした。

お店でBTCを使うことはできず、共有自転車サービスを利用して街の中は自転車で移動しました。

マクドナルドの様なチェーン店なら、BTCの使用が可能とおもい入店しますがここでも使えず、その日の夕食はただでもらえるケチャップのみ。

宿泊先の予約もできなかったことから、マクドナルドの店内で一夜を明かすことになるのでした。

実はこのあと事態は悪化していきます。ほとんど食事にありつけていない何有病( ユウビョウ)さんの血糖値が異常に下がり、反気絶状態になったため、病院に運ばれる騒動となったのです。

急遽、ヘルプの要請を受けたのは、仮想通貨コミュニティのメンバーたちで、チャットによって援助をうけ、何有病( ユウビョウ)は回復することとなります。

深圳ではホテルに宿泊?

引用:http://8btc.com/

北京を後にした何有病( ユウビョウ)さんは、次のチャレンジ都市深圳に向かいます。

深圳では、BTCが使えるレストランを発見。BTCを現金化してくれる人たちと出会い、中堅レベルのホテルに宿泊することができました。

中国のソーシャルメディア連携でサポート拡大

Bitcoin Girl」のチャレンジ中は、仮想通貨のコミュニティや中国のSNSを通じて彼女の旅がフォローされていました。そのためBTCと引き換えに、日常生活に必要なトイレタリーや衣類宿泊施設などの調達をサポートし、ほとんどは3000人が関与するコミュニティWeChatを通して援助を受けることができたのです。

生活用品の供給とともに、宿泊先やBTCが使用できる主要店、飲食店などをコミュニティのメンバーが検索し、情報提供にも尽力をつくしています。

21日間のBTCだけで生活する「Bitcoin Girl」チャレンジで得られたものは?

引用:http://8btc.com/

21日間のチャレンジを終えて、この企画の仕掛け人となった「チーム1234」のメンバーは、いくつかの確かな現状を把握することができました。

明確になったことは、BTCの知名度、利便性については非常に初期の段階で法定通貨やキャッシュカードのようには使用できないということでした。

しかし同時に仮想通貨が中央集権体制でなく、ピアツーピアの個人取引ができるという根本的なシステムを浮き彫りにする結果もま今見ることができました。

つまり、BTCを使用することの目的は、コンシューマとしての貨幣価値だけでなくBTCに関与するコミュニティの層の厚さにあったのです。

BTCのコンセプトである、中間人を置かずにトランザクションが可能で政府や銀行という縛りのない自由交換を目的としたシステム。

今回のチャレンジでは、BTCが作り出したコミュニティの個人個人によって繋がっている連帯性が「Bitcoin Girl」の旅を成功させたといっても過言ではない結果となりました。

中国で21日間BTCだけで生活できるか?BTC価格への影響は?まとめ

引用:https://bitflyer.com/ja-jp/bitcoin-chart

BTCのチャートをご覧いただきながら、推移を見てみましょう。(2018924日現在)

BTC2018年に入ってからも、上限80万円前半~60万円後半の値幅で上下を繰り返しています。実はこの「Bitcoin Girl」が配信された2018830日からBTCの値も右肩あがりに上昇を続けました。95日の82万円を境に徐々に価格が落ち着きを見せ現状に至ります。

今後このような中国関連の動きがBTCだけでなく、仮想通貨業界に大きな影響を及ぼすことは目に見えて明らかなことです。

BTCは一部で頭打ちとも指摘をされていますが、貨幣価値が上がるにつれ底値自体も上昇する可能性を秘めており、まだまだ成長が期待できる通貨です。

今回のチャレンジではBTCの原点である個人個人がつながるというコミュニティ性質を立証する実験となりました。

ピアツーピアのシステムが社会に浸透する日もそう遠くはない気がしますね。

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