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BTCは法の規制ニュースと金融ニュースに弱い!価格変動はニュースの種類に影響される!

中央銀行の調べによって、ビットコインの価格が世間に出回るニュースの種類によって変動することが明らかになったレポートを発表しました。この検証から大きく4つの顕著な特徴が浮き彫りになったのです!

検証から得た4つの顕著な特徴とは?

仮想通貨レポートや規制が直接価格変動に影響する市場

仮想通貨の価格変動に、各国のICO禁止、制限、法的処置などのレポートやニュースが大きく関与していることが明らかになりました。

レポートによると、特にBTC(ビットコイン)のように流星価格を維持している仮想通貨は、規制に対する敏感なアンテナを張り巡らしているといいます。

国ごとの規制によってトランザクションに制限がかかる市場において、現状を把握することは資産運用、保護のために最も重要と考えられる傾向が色濃く現れました。

投資家間や専門家の見解といった一般の情報ではなく、法的処置を基本とするニュースをベースに価格変動が起こっていることが大きな特徴として挙げられます。

この背景には、仮想通貨を法定通貨同様に扱われず安定性に欠けるマーケットであるという認識が根底にあると考えられています。実際、アメリカのSEC(米国証券取引委員会)の協議では、BTC取引ファンドを可決するか否かで検討が続いています。投資家たちのひと時も目を離せない危機観念やICO新法案改正などに期待する傾向からくる反応とみてよいでしょう。

ここでBTCに現れたニュースの反応による顕著な価格変動のケースをご覧ください。

  • 2017310日に米国証券取引委員会がBTCビットコインETF(上場投資信託)を拒否したニュースが流れた直後。

引用:https://www.bis.org/publ/qtrpdf/r_qt1809f.pdf

金融対策との関連にも敏感な仮想通貨市場

仮想通貨の動向は、AML(マネーロンダリング)CFT(テロ資金供与対策)といった金融対策に関するニュースや、金融機関との統合に関する規制にも非常に敏感です。

仮想通貨にアクセス拒否が行われた金融機関のニュースが流れた際、直ちに仮想通貨市場の価格に影響が現れました。

また逆に、ニューヨークが制定した「BitLicense」ビットライセンスは市場に好影響を及ぼしたことは間違いありません。

BitLicense」とは、通貨取引所の両替、送受金運営、ウォレットサービス、仮想通貨マネージメント、仮想通貨管理や新通貨発行などを行うために習得する必要があるライセンスです。ニューヨーク州において仮想通貨業務を行う場合この免許を取得する必要があり、20158月から施行されている法律です。

金融関連のニュースによってBTCが価格変動を起こした瞬間のグラフはこちら

  • 2018622日に日本の金融庁が仮想通貨取引所6社にむけて、新たな顧客への取引開始を停止させる規制をしくというニュースが報じられた直後。

引用:https://www.bis.org/publ/qtrpdf/r_qt1809f.pdf

 

広範囲な仮想通貨に対するニュースは影響しない

仮想通貨市場を揺れ動かしてきた前述の法律関連ニュース、金融対策ニュースは、投資家たちも非常に敏感になっています。

ところが、一般的に仮想通貨への悪影響を憶測とするいわゆる噂のようなたぐいや、警告にはあまり関心がないことが分かっています。

金融関連とも解釈ができそうな、中央銀行のデジタル通貨発行(CBDC)に関するニュースが発表されましたが、市場にはほとんど影響が出ませんでした。

またEUがエストニアが国家通貨への侵入問題を引き起こしたとして指摘した件や、ベネズエラが州の認可を受ける仮想通貨を新しく開発するというニュースなどでは市場には変動は起こりませんでした。

このような状況から、新たに仮想通貨が発行される、国単位という広範囲を意図するニュースに関しては市場全体の反応は薄いという結果を得ることができたといえるでしょう。

一般的なニュースに関するBTCの動きを表したグラフにはほとんど影響は出ていないことがご覧いただけます。

引用:https://www.bis.org/publ/qtrpdf/r_qt1809f.pdf

グラフの左から「Hard Bun‧仮想通貨削除に関する事柄」、「No Currency‧通貨に関係しないもの」、「Security‧セキュリティ」、「Specific legal framwork‧具体的な法的枠組み」となっています。左のグラフは1日のBTCの動きをニュース別に示しており、左は10日間の推移を表示しています。

ここから分かることは、BTCの値動きの反動はニュースによって異なりますが、1日の間に回復が著しいのは法的な枠組みを示すニュースで、削除に関しては回復が鈍いことが分かります。10日間の推移では、BTCの動向は20%以上の回復を見せていることが分かります。

仮想通貨の高いアクセシビリティに反比例する価格差

レポートの中で指摘された問題点として、仮想通貨の価格差がいまだに国によって大きいという点です。ネット上で取引される仮想通貨は、国境を越えたアクセシビリティ(アクセスのしやすさ)が当然とされるはずですが、実際には国によって価格差が生じています。

多角化し、日々進化する仮想通貨市場を一定のシステムやカテゴリーに分割することは容易ではないことは確かです。

マーケティング分野からも市場を分類して、性質に適合したサービスが行える環境を整える必要があるとする意見も聞こえています。

 

BTCの価格変動はニュースの種類に影響されるまとめ

今回中央銀行が発表したBTCの価格変動や推移に対する調査では、面白い結果を見ることができました。仮想通貨市場をリードするBTCの変動は、市場自体を揺れ動かすパワーがあります。投資家が注目しているトピックが2点「規制」と「金融」に絞られているということに驚いただけでなく、徐々に市場が法定通貨のような価値を見出すべく成長していることがうかがえるレポートとなりました。

既に投資をされている方も、これから投資をお考えの皆様にも、将来有効となる貴重な資料になったのではないでしょうか?

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