イーサリアム

LedgerXがETHのオプション取引開始!?今週のイーサリアム(9/22〜28)

イーサリアム(ETH)は230ドル台で推移

先週、先々週と大きな高騰を魅せていたイーサリアム(ETH)ですが、今週その価格は特段大きな変化を魅せる事なく、1ETH=230ドル程で推移しています。


引用:TradingView

9月12日以降反発し、トレンド転換の兆しが見えるETHですが、その価格水準は2017年9月と同水準であり、300ドルライン突破の壁が高くなっています。

また、RSI指標を見ると今週は25日以降買い圧力が増しており、大きく売られた先週から回復傾向にあります。

なお、9月は「10日間で約16万ETHが売却されている」という事が明らかとなっていましたが、その数値も14日以降から現在にかけて大幅に減っており、ETHの売却数が落ち着いたようにも見て取れます。


引用:SANbase

また、先週は現在時価総額3位のリップル(XRP)が高騰したことで一時的にリップルがイーサリアムの時価総額を追い抜き2位に入れ替わりました。

現在イーサリアムの時価総額は約2.6兆円、リップルの時価総額は2.4兆円での推移であり、遂に両者が肩を並べるようになってきました。


引用:coinmarketcap

また、チャート上でそのボラティリティを比較して見ると、一目見ただけでXRPが大きく変動している事がわかりますね。

では、今週のイーサリアムに関するトピックを見ていきましょう。

仮想通貨デリィバティブのLedgerXはETHのオプション取引を開始


引用:LedgerX

ビットコインのデリバティブ取引プラットフォームを手掛けるLedgerX」は、ビットコイン以外にイーサリアムの追加を発表し、ETHのオプション取引サービス開始の準備を進めました

LedgerXは米商品先物取引委員会(CFTC)に登録された大手の仮想通貨オプション取引所であり、同取引所は昨年12月にビットコイン先物を開始させたシカゴオプション取引所(CBOE)よりも2ヶ月早い、2017年10月からビットコイン先物を開始していました。

なお、THE BLOCKによると、LedgerXはイーサリアムの先物をスタートする準備ができているとされており、あとは規制当局からの承認が下されるのを待っている状態だともされています。

もしもイーサリアムが同社の先物を上場させる事となれば、より高い流動性が提供されるようになり、ETHの適正価格の洗い出しに寄与する形となるでしょう。

なお、ETHの先物取引は上述したCBOEも年内までに開始する計画を発表しています。

オーストリアでイーサリアムブロックチェーンを用いた国債が発行される

オーストリア政府はイーサリアムブロックチェーンを用いた国債を11.5億ユーロ(約3兆円)発行する計画を立てており、これをオークション形式で実施する予定です。

オーストリア最大の銀行であるOesterreichische Kontroll Bank(OeKB)はブロックチェーンを用いたライブ公証サービスを運営しており、今回同行がオーストリアの財務庁(OeBFA)に代わってオークションを実施する事となる予定です。

同行のブロックチェーン公証サービスが連邦政府の国債オークションで用いられるのは今回で初となり、金融機関のブロックチェーン技術導入の実例として大きく期待されています。

ブロックチェーンプロジェクトの格付けではイーサリアムが2位

中国政府の参加にある中国電子情報産業発展研究院(CCID)は、9月20日に最新版となるブロックチェーンプロジェクトの格付けを発表しました。

同ランキングは各仮想通貨の「技術性(Technology)」「応用性(Application)」「革新性(Innovation)」の3つの側面から独自で評価されますが、今回のランキングは前回同様に1位がEOS、そして2位がイーサリアムとなりました。

通貨名技術性応用性革新性合計得点
1EOS100.917.626.9145.5
2Ethereum77.828.727.3133.8
3BitShares86.611.910.7109.3
4NEO71.526.59.8107.9
5Steem85.88.812.9107.5

今回はBitSharesSteemといったプロジェクトが上位に位置されており、毎回上位の顔ぶれが変化しています。

なお、1位のEOSは先月対比で「技術性」「革新性」が大幅に下がり、ETHも同様に「技術性」と「革新性」の減点が見受けられました。

しかし、今回「応用性」「革新性」の部分でETHがEOSを上回る結果となり、その得点差も縮まっています。

同ランキングは毎月最新の得点とランキングが更新されていますが、今後のEOS、ETHの両者の得点争いにも要注目でしょう。

来週のイーサリアム(ETH)の予想

今週のイーサリアムは一時200ドル台に突入するも、その後回復し現在230ドル台へと落ち着きました。

BTCドミナンスを確認すると、BTCのシェアは51%でETHも10%台へと縮小しており、対してXRPが大きくシェアを拡大させています。


引用:coinmarketcap

そして今週ETHは先物取引の開始の検討や、金融機関のイーサリアム導入といった重要なトピックがありましたが、現在のリップルのような、小さなファクトの積み上げが更に欲しい所です。

イーサリアムの価値向上はそのネットワーク上で構築される「Dapps」が鍵となっており、Dappsの繁栄の為には提携や導入のファクトと同様にネットワークのスケーリングに関するファクトが必要になってくるでしょう。

よってETHの保有に関しては、長い目でその成長を見る必要があると言えます。

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Kenta@フリーライター
Kenta@フリーライター
新卒で入社した大手金融機関を11ヶ月で退職し、仮想通貨・ブロックチェーンに特化したフリーライターとして活動中。現在は場所を選ばず住所不定の”Decentralized”な生活を満喫している。
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