ビットコイン(Bitcoin/BTC)

今週のBitcoin(ビットコイン / BTC)の価格変動(10.13-10.19)

ビットコイン、一時800,000円に迫る

 

 

出典:https://www.coingecko.com/ja

先週末には、740,000円台から700,000円台にまで急落しましたが、今週に入って、15日には790,000円台にまで一時急上昇を見せました。

その後、再び740,000円台にまで戻り、740,000円前後を維持しています。

実は今回のビットコインの一時的な急上昇はテザー社が発行する「USDT」と「USD(米ドル)」の関係が原因と考えられています。後ほど、説明いたします。

10月13日 トロンCEO、数十億ドル級大企業との提携へ

仮想通貨トロン(TRX)のCEOであるジャスティン・サン氏は、自身のTwitterで時価総額が数十億ドル規模の大企業との提携する予定であることを発表しました。

https://twitter.com/justinsuntron/status/1050721196843495426

 

Twitterのコメントの最後には「その企業の名前を当ててみて」といったユーモアを混ぜたコメントが残されています。

このコメントを受け、提携予定である大企業の憶測がネット上で飛び交っています。

その中には、中国の大企業であるアリババやバイドゥ、ディズニー、Amazon、Google、リップル、ウォルマートなどの企業名が上がっています。

この推理ゲームが多くの投資家の関心を高め、価格上昇へと期待が膨らんでいくことも考えられます。

17日になり、トロンは中国版Googleと呼ばれる中国最大のインターネット検索プロバイダー「バイドゥ」との協力関係を結ぶことを公表しました。

しかし、ネット上ではトロンCEOがTwitterで発言した「提携」に当たるのかどうか疑問に感じている声も多く上がっており、しばらくは推理ゲームが続きそうです。

 

 

10月14日 ナスダックが仮想通貨界へ本格参入か

世界第2位の証券取引所「ナスダック」がSTO(セキュリティートークン)のプラットフォームの立ち上げを検討していることが明らかになり注目を集めました。

ナスダックは、STOを通じて、ルールに則ったトークンを発行することでICOに変わる新たな資金調達をする仕組みを作り上げていこうとしています。

近年、ICOによる詐欺が多発していることもあり、SEC(米国証券取引委員会)や各国当局によるICOへの規制や取り締まりが強まりつつあります。

ICOによる資金調達のリスクの高さを考えると、あらかじめ規制が遵守されたSTOを基に資金調達した方が安全性も高く、出資者への信頼を勝ち取ることができると考えたのでしょう。

このように、安全性や信頼性をより高くするために、次から次へと求められる技術やサービスは変わっていきます。

私たちはその流れに乗り遅れないよう、古いものにこだわり過ぎず、新たなものへの関心を高めていきたいものです。

Twitter上では意見が様々飛び交っており、STOプラットフォーム系のプロジェクトやICO系のトークンの勢いが衰えていくのではないか?という意見もありました。

 

 

10月15日 BTC急上昇の理由はUSDTの下落にアリ

先週末から710,000円前後を維持していたビットコインでしたが、15日の午後に一時800,000円に迫る勢いで急上昇を見せました。

実は、ビットコインが急上昇した背景には、テザー社が発行するUSDT(テザー)の価格が下落したことにあったと考えられています。

テザーと言えば、USD(米ドル)と「1:1」の価格が前提として取引されていますが、上場している仮想通貨取引所のビットフィネックスが度重なる疑惑により、テザーの信用さえも落ちてしまったのです。

 

 

出典:https://www.coingecko.com/ja

冒頭でご紹介したビットコインのチャートと比較しても、同時間帯にビットコインは急上昇、テザーは急落していることが分かります。

翌日には価格が戻りつつありますが、今後のビットフィネックスに関わる話題によっては再び急落することも考えられるでしょう。

 

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Twitter上でも不安な声が上がっています。

 

 

10月16日 金融庁、仮想通貨流出被害における補償体制強化へ

日本仮想通貨交換業協会は、仮想通貨が盗難された場合に備えて国債や銀行預金などの安全資産を保有することを義務付ける方針を発表したことが報じられました。

コインチェックに続き、ザイフでもハッキング被害により、ユーザーから預かった資産の一部が盗難被害に遭うといった盗難事件が続きました。

金融庁はザイフがユーザーへの補償に50億円もの金額が不足していたことを懸念し、今回の補償体制強化へと繋がることになったのです。

実際に進められれば、各取引所はいずれかの銀行と保全契約を結ぶことになり、ユーザーからすれば、ハッキング被害によって資産を失うリスクが低くなる嬉しいニュースといえるでしょう。

これにより、これまで「ハッキングで資産を失ってしまう」「仮想通貨は危険だ」といったネガティブなイメージを払拭することに繋がるかもしれません。

仮想通貨投資を行う人が増えれば、日本の仮想通貨界に再び盛り上がり、2020年の東京五輪ではビットコインを始めとする仮想通貨の価値がさらに高まるのではないかと、個人的には期待しています。

Twitterでは、やはり「仮想通貨へのネガティブなイメージが良くなるのでは?」といった意見が見られます。

https://twitter.com/kaoru_trader/status/1052423263874363393

 

 

一方で、「投資をする側への教育制度を設けたらどうか?」といった意見も上がっていました。

 

10月17日 トヨタ、ブロックチェーン企業「Lucidity」と提携へ

トヨタは、ブロックチェーンを活用した広告管理企業である「Lucidity」や、グローバル広告代理店である「Saatchi&Aaatchi」と提携することを発表しました。

この提携により、トヨタはブロックチェーン技術を活用し、デジタル広告購入の際の不正行為をなくすことへ取り組んでいくことを明らかにしています。

これまで、デジタル広告と言うと、実際にその裏でどのように広告料が使われ、消費されているのかが不明だったため、広告詐欺も頻発していました。

実際に、広告代理店である電通がトヨタに対し、ネット広告不正を働いたことが分かっています。トヨタほどの大企業でさえも、こうした詐欺に遭っているのです。

しかし、ブロックチェーン技術を活用することで、故意にデータが書き換えられる心配がなくなり、不正行為そのものを減らしていくことに繋がっていくでしょう。

そして、ブロックチェーン技術は様々な分野で活用されるようになり、私たちの生活にはブロックチェーンや仮想通貨が欠かせない時代に突入していくかもしれませんね。

 

 

10月18日 Nexo、担保通貨にリップル追加を発表

仮想通貨を担保にして現金が借りられるサービスを提供するNexo(ネクソ)は、5番目の仮想通貨としてリップルを追加することを発表しました。

担保に指定できる仮想通貨は、ビットコインやイーサリアム、バイナンスコイン、ネクソトークン、そして、今回追加されたリップルの5種類になります。

通常、仮想通貨を売却することで現金を得るのが当たり前でしたが、Nexoが提供しているサービスでは、仮想通貨を担保として預けることで現金を借りることができるのです。

つまり、仮想通貨を売却して手放すのではなく、担保として保有することができるローン融資サービスなのです。

仮想通貨を担保にし、1,000ドルから最高額の200万ドルまでの現金を借りることが可能です。

残念ながら、日本円でのサービスは提供されていませんが、Nexoの計画として、今後日本円にも対応する予定があるとされています。

https://twitter.com/coperu100/status/1052587698928508928

 

https://twitter.com/paccho_XRP/status/1052886135221837824

 

10月19日 BitGO、ウォール街の2企業から支持を得る

米国で仮想通貨の保管サービスを行うBitGOは、ウォール街の2企業から多額の資金調達に成功しました。

2企業とは、ゴールドマンサックスとゴールドマンの元パートナーであるギャラクシー・デジタル社で、2社合わせた出資額は約1,500万ドルにも上るようです。

BitGOは、これまでに7,000万ドルもの資金調達に成功していることがブルームバーグの報道によって、明らかにされています。

このニュースは、ただ単にBitGOとウォール街との繋がりを示すものだけではありません。

ウォール街でも知名度が高いゴールドマンサックスが本格的にカストディ事業への参入を宣言したということです。

そして、世界中の機関投資家の興味を引きつけるきっかけになることでしょう。

 

 

仮想通貨界が賑わい、BTC上昇への期待高まる

世界の大企業が次々と仮想通貨界への参入を決めていく中、ビットコインは一時800,000円に迫るものの、740,000円台を維持しています。

インフルエンサーやWebBotなど、ビットコインの価格が上昇するという期待は、今も尚続いています。「本当に価格は上がるのだろうか?」と疑問を呈する人もいることでしょう。

もちろん、誰も100%当たる未来を予言することは不可能でしょうが、仮想通貨界が賑わい続ける限り、ビットコインへの期待は高まり続けるのではないかと、個人的に感じています。

そして、仮想通貨へのネガティブなイメージが払拭され、現金ではなく仮想通貨をベースにした社会が訪れるのではないでしょうか。