仮想通貨

2018年を振り返って、仮想通貨の市場繁栄とブロックチェーンテクノロジーの進化について!

2018年ブロックチェーンテクノロジーの導入は各界のビジネスを融合させるツールとなりました。これまでに合併などによる事業開発は150件以上に上ります。今年BTCやブロックチェーンテクノロジーが市場や経済界へ及ぼした影響とはいったいどのようなものだったのでしょう。

BTC(ビットコイン)の下落に関わらず市場への関心が高まる

BTCの価格は2018年年頭から比較して下降の一途をたどり、いまだ平行線を保っています。このような状態に直面しても、投資家のブロックチェーンテクノロジーへの期待度は高まる一方であることが調査からも明らかになっています。

参考:JMP Securities

グラフを参考にご覧いただくと、ブロックチェーンと暗号関連の取引の合計は今年の年率で200%以上増加しました。 その時点でBitcoinは、その価値の54%を失っています。

1015日の時点で、ブロックチェーンを含む115件のデジタル通貨取引が発表され、2018年末までに145に達すると見られているようです。結果的に昨年末Bitcoinの価格がほぼ2万ドルに上昇した時点で、47件であった取引件数から大幅に増加していることが明らかに示されています。

CNBCのまとめによると、JMP SecuritiesPitchBookのデータから、市場のボラティリティとピークトレンドのビットコイン価格の下落率はほぼ70%にもかかわらず、過去1年間に合併買収活動が増加していることが証明されました。

スタートアップのトークンの価値が実際の企業の価値を反映せず、BTCをいかに反映しているかという関係性によって評価されていることが顕著でもあります。

この現象に対し、MAの専門コンサルタントであり、JMPのブロックチェーンとデジタル資産投資銀行長を務めるSatya Bajpai氏はCNBCのインタビューで次のように語っています。

「功績をあげている企業であったとしても、トークンの価値はBTCビットコインと相関性があり、戦略的な作戦の事業者にとって理想的なチャンスです。」

Satya Bajpai氏の指摘するBTC(ビットコイン)の特権とは?

CNBCの取材の中で、Satya Bajpai氏はBTCがたとえ高価格であったとしても投資する企業が増加し続けている理由について次のように述べています。

「高価だが、すぐに製品と技術を手に入れることができる」

BTCは最初に開発されてから10年という月日を経ています。BTCに続くETHやメジャーなアルトコインはここ2年~4年の間に徐々に発展を遂げてきました。

仮想通貨市場の激しい競争と技術改新に追いつき追い抜くためには、初歩の段階から取り組んだのではすでに遅いとSatya Bajpai氏は言います。

仮想通貨業界を「トレッドミール」にたとえ、一歩遅れると業界からはじき落とされてしまう脆弱性を秘めていることも強く指摘しました。資金を最新の技術に投資することが、業界で生き抜くために賢明であるとして、機関投資家たちはブロックチェーンテクノロジーの先駆であるBTCへの投資を増加しているのであると述べました。

BTCで土地獲得と優秀なエンジニア獲得が成功へのカギ!

Satya Bajpai氏は現在の仮想通貨市場を総合的に見て、土地獲得の段階であると表現しています。機関投資家や企業を含め、革新的な技術、新しい市場へのアクセス、およびこれらの企業が急速に成長するのを助ける知的財産獲得の時期を迎えていると述べています。

同時にこの時点でいかに優秀で先駆的な才能をもったエンジニアを確保できるかというところにも成功か否かのカギが隠されているとも述べました。

ブロックチェーンテクノロジーをインベントし開発していく技術自体が最新であるだけでなく、それを卓越するだけの先見の明と才能を持った技術者はそう多くはないのです。

ビジネスの基盤と才能あるエンジニアがそろってこそ企業として発展していくことができるとSatya Bajpai氏は語っています。

すでに理想的にこのメカニズムが成功している例としてCoinbaseの名前を挙げました。

CoinbaseEarn.comを買収しましたが、Earn.comはユーザーがデジタル通貨を送信したり受け取ったりするためのサービスを提供するフォーマットです。ここで特徴的なのは、Earn.comの創設者でありエンジニアでもあるCEOCoinbaseの最初のチーフテクノロジーオフィサーとして業務をうけもつことが契約に盛り込まれているのです。

業界のなかでも仮想通貨事業の先端を走るCoinbaseは、技術面とビジネスが完全に融合した形で業務を遂行できるシステムが確立されているといってよいでしょう。

ICOコインオファリング事業が直面する問題

仮想通貨市場で発展するための重要なポイントとしてコミュニティとユーザーの反応が大きく関与することを指摘しています。

テクノロジーのスタートアップの評価の重要な部分であるユーザーを、購入直後にすぐに追加することができることがメリットですが、一方で複雑な課題がセクターには残されています。

初期のコイン‧オファリング、すなわちICOによって資本を調達した企業にとって、クラウドファンディングの方法として、将来のプラットフォームの使用、何らかの報酬、または企業所有権をトークンの形で約束するのが一般的です。機関投資家はプロジェクトに関連するトークンを購入することに興味があるかもしれませんが、結果的には企業側の持ち分を投資家が大部分所有する形となってしまいます。

さらに複雑なのは、たいていの場合新企業がビジネス認証を得る前に、クラウドファンディングが完結してしまうところです。

これは新規企業のビジネス参入へのスピードを最速化するとともに、複数の小企業やビジネスが起業するチャンスになることは仮想通貨市場の展望は好転的といえる現状でもあります。

仮想通貨、ブロックチェーンテクノロジーの将来!まとめ

CNBCのまとめによる2018年度のBTCやブロックチェーンテクノロジーの流れをごらんいただきました。

引用:https://coinmarketcap.com/currencies/bitcoin/

今年1年のBTCのチャートを振り返ってみると、年始から下降のトレンドラインをたどり、4月から5月にかけてダブル型のチャートを示しています。ネックラインを85百ドルあたりで落ち着かせていたものの、夏以降はさらに底値を下げ、一時6千ドル前半にまで落ち込みました。

910月の2ヶ月間は、平均65百ドル付近で安定している感がありますが、近々ブレイクアウトする兆しがあることも専門家から聞こえています。

2017年から2018年初頭まではまさにBTCやアルトコインの一連のバブル期となりましたが、2018年残すところわずか3カ月足らずとなり年末にかけてラストスパートを見せるのか?それとも2019年の年明けにBTCのバブル期最盛となるのか、非常に楽しみなところです。