仮想通貨

仮想通貨BAT(BasicAttentionToken)と次世代ブラウザのBraveとは?

本記事では、仮想通貨BAT(BasicAttentionToken)の特徴や購入出来る取引所、そして将来性までを解説していきます。

仮想通貨BAT(BasicAttentionToken)とは?


引用:BasicAttentionToken

仮想通貨BAT(BasicAttentionToken)とは、2017年5月31日に公開された、イーサリアムのERC20に準拠したトークンです。

このBATは、MozillaCEOBrendan Eichが立ち上げたブラウザ開発企業「Brave」によって発行された仮想通貨であり当時はICOで3500万ドルをおよそ30秒以内に調達した事で話題となりました。

そしてBATは、ブロックチェーンを用いてインターネット広告の仕組みを効率化し、広告主やパブリッシャー、ユーザーといった全ての関係者にメリットを享受できる仕組みを構築します。

仮想通貨BAT(BasicAttentionToken)の時価総額

BATの時価総額は2018年10月24日現在第35位となっており、その規模はおよそ3,000万円程度となっています。


引用:coinmarketcap

BATは米大手取引所である「Coinbase」より新規上場が検討されている通貨である事から、その新規上場と将来性に期待が集まっています。

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次世代ブラウザである「Brave」とは?

この仮想通貨BATは、Brave社の手掛ける「Brave」の中でやりとりされるトークンです。
Braveとは、 GoogleChromなどに匹敵する次世代ブラウザであり、同ブラウザ内で仮想通貨BATが用いられるように設計されています。

なので、BATの価値向上はこのBraveの成長にかかっていると言っても過言ではありません。

そして、2018年9月にはこのBraveのアクティブユーザーが月間400万人に到達した事が開発者であるBrendan Eich氏のTwitter上で発表されており、今年の年末までには月間500万人以上を目指すと公表しています。

現在主流なブラウザには「GoogleChrom」や「Firefox」「Microsoft Edge」などといったものがありますが、Braveはそれらには無い機能を実現し、ハイパフォーマンスなブラウザを展開していきます。

次世代ブラウザBraveの特徴


引用:Brave

では、Braveの大きな2つの特徴を見ていきます。

Braveは広告や追跡トラッカーをブロックする事が出来る

Braveでは、各WEBサイトに表示される広告や、ネット上の行動を追跡するトラッカーなどをブロック出来る機能が搭載されています。

そもそも既存のWEBサイトには、あらゆる箇所に広告が貼り付けられており、それによるページの読み込みの遅延や、通信量の増加が問題となっていました。

例えば、モバイルでブラウザを利用する際、広告のデータを読み込むだけで月額平均23ドルも支払っているとされています。


引用:Brave

そして、それを年換算すると276ドルとなり、広告を表示させられる為に余計な通信量が必要となるのです。

しかし、Braveの広告ブロック機能を使用する事でその問題を解決し、余計な通信量は一切消費されないようになります。

これを実際に使用して見ると、Brave上であるWEBサイトを一つ表示しただけですぐに14の広告やトラッカーがブロックされました。

このブロック機能はBraveをダウンロードした時からデフォルトで設定されており、ホームではその累計のブロック数や、広告ブロックによって何秒の読み込み時間が短縮されたかなどが確認出来ます。

なお、Brave上でYouTubeなどの動画コンテンツを見た場合でも、動画広告などがブロックされるので、広告を表示したくない人にとっては最適のブラウザだと言えます。

Braveは他のブラウザよりも読み込み速度が速い

Braveは迅速なページの読み込みが出来るブラウザの構築を目指しており、既存のGoogleChromやSafariよりも最大8倍速い速度で読み込みが可能とされています。


引用:Brave

上記のグラフはWEB上の主要なニュースサイトの読み込みを各ブラウザで比較したものですが、いずれもBraveの方が読み込みが速く、その差は4.5〜8.7倍となっている事が分かります。

インターネット上での情報収集が主となり、隙間時間を活用した検索なども増えている現代ですが、読み込み遅延などによるストレスを抱えるユーザーもいるでしょう。

そんなユーザーのニーズに応えるのがBraveブラウザであり、今までに無いパフォーマンスを発揮します。

Braveのインストール方法

Braveのインストール方法はとても簡単であり、まずトップページから以下赤枠内の「Download Brave」をクリックします。

次にダウンロードしたBraveのアプリケーションをファイルへとドラッグして下さい。

これでBraveのインストールは完了です。

仮想通貨BAT(BasicAttentionToken)の特徴

では、Brave上で用いられる仮想通貨BATの特徴を見ていきます。

Braveの独自広告を閲覧したユーザーがBATを受け取る事が出来る


引用:BasicAttentionToken

BraveではGoogleAdsenseといったような他社の広告をブロックしますが、代わりにBraveによる独自の広告が表示されるようになります。

そして、Braveを利用するユーザーは、その独自広告を表示して閲覧すると、報酬としてBATトークンを受け取る事が出来ます。

これによって、サイト運営者の収益化の為に見せられていたような広告が排除され、ユーザーは独自の広告を見る事で自分の報酬に繋がるようになるのです。

広告主はサイト運営者とユーザーの両者にBATを配布して広告を最適化出来る


引用:BasicAttentionToken

Brave上では既存の広告モデルとは異なり、広告主がサイト運営者と閲覧ユーザーの両者に広告費用をBATで支払いします。

この仕組みによって、Braveは広告をユーザーに見てもらうインセンティブを作り出し、広告主は確実にその広告を見てもらえるようになり、それによってサイト運営者の広告収入も増加、尚且つユーザーも広告を見る事で確実に報酬を受け取る事が可能となるのです。

さらに、Braveでは独自で蓄積したユーザーのデータを元に広告主の広告表示を最適化させる事も可能であり、既存の広告モデルに変わる新しい経済システムを構築します。

ユーザーはサイトに対してBATを使って寄付する事が出来る


引用:Brave

なお、サイト運営者はユーザーからのBATトークンによる寄付も受け取る事が可能です。

このユースケースとしては、少額課金によるサイト運営者のマネタイズや、Q&Aサイトなどでの投げ銭機能の導入に用いる事が出来ます。

例えば、最近では仮想通貨MONAコインを用いたQ&Aサイトである「モナバコ」と呼ばれるサービスが誕生しており、それは質問者がMONAコインによる報酬額を予め設定して質問を投げかけ、それに回答したユーザーは質問者からMONAコインを報酬として受け取れるサービスです。

このように、Brave上でもBATトークンを使った投げ銭サービスや、広告を掲載せずにユーザーからの少額課金でマネタイズを展開していく事も可能となるでしょう。

仮想通貨BAT(BasicAttentionToken)の価格チャート

BATの価格ですが、以下のチャートの通り、2018年10月24日現在1BATはおよそ30円程で推移しています。


引用:coinmarketcap

BATは2018年に入りボラティリティ(価格変動)がやや縮小しつつありますが、10月に入ってからはCoinbaseに既に上場を果たした0xに続く新規上場が期待されており、そのチャートは右肩上がりとなっています。


引用:coinmarketcap

なお、10月に入ってからBATは約70%の上昇となっており、その時価総額も順調に底上げを魅せています。

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仮想通貨BAT(BasicAttentionToken)を購入できる取引所

BATを購入出来る取引所ですが、おすすめは世界最大級の取引所である「Binance」です。


引用:coinmarketcap

上記の図を見ると、2018年10月24日現在最も多く取引されているのはBinanceである事が分かり、BAT/BTC・BAT/ETHの各ペアで全体の約60%を占めています。

なので、BATは大手取引所であるBinanceでの取引がおすすめです。

仮想通貨BAT(BasicAttentionToken)の将来性


以上が仮想通貨BATと次世代ブラウザBraveについてでしたが、上述した通り、BATの価値向上はBraveが今後いかに普及・拡大するかにかかっているでしょう。

既存の広告市場はGoogleやFacebookなどが多くの割合を占めており、それらは莫大なユーザーデータを蓄積している事から、Braveはそれらと差別化し、今後広告主にとっての明確なベネフィットを与えられるようなブラウザを展開していく必要があります。

上述した通り、Braveの広告システムでは広告主がサイト運営者とユーザーの双方にBATで報酬を支払わないといけない為に、既存の広告料金よりも高くついてしまう可能性が考えられます。

そこで重要なのは「費用対効果」であり、広告主がその広告費用を回収出来ないのであれば、ユーザーやサイト運営者へBATトークンを還元する事は出来ません。

よって、既に大きな信頼と実績を作っているGoogleのような企業に対して、Braveがどのような優位性を作れるかが鍵となるでしょう。

ABOUT ME
Kenta@フリーライター
Kenta@フリーライター
新卒で入社した大手金融機関を11ヶ月で退職し、仮想通貨・ブロックチェーンに特化したフリーライターとして活動中。現在は場所を選ばず住所不定の”Decentralized”な生活を満喫している。