ビットコイン(Bitcoin/BTC)

Bitcoin(ビットコイン)は韓国ウォンがコントロール?仮想通貨の将来は韓国の市場に動かされるか?!

BTCは現在70万円前半で落ち着きを見せています。仮想通貨のアナリストが101ヶ月のBTC取引の統計を検証したところ韓国のウォンが安定したトレーディングを繰り広げたことが分かりました。年末から2019年にかけてBTCはウォンによって支配されていくのでしょうか?

韓国ウォンがBTCをリード!

Cryptocompareの統計によると、今月のBTCは特に韓国ウォンによって多く取引が行われていることが明らかになりました。こちらに法定通貨別のBTCの取り扱いボリュームが円グラフで示されています。

(テザーも含まれています)

引用:https://www.cryptocompare.com/coins/btc/analysis/USD

ヨーローッパを拠点に業務を展開するeTroのアナリストMati Greenspan氏は101ヶ月のBTCの取引状況を検証し、米ドル、ユーロ、ポンド、テザーを含む、最もボリュームの大きいビットコインの資産に対して韓国ウォンが優勢であったことを指摘しています。

この円グラフからBTCの取引が韓国ウォンとの組み合わせで非常に安定した売買を繰り広げ、アメリカドルを上回る上昇率であったことを明確にしました。

BTC/JPYが落ち込んだ10月!その理由は?

10月初旬には、Bitcoin市場の3.39%を占めていたウォンは、11.96%にまで上昇します。 10月中旬までに、ウォン相場は41%まで上昇し、一方でBTC/JPY1%にまで下落してしまいます。

韓国ウォンがBTCの取引をリードする形となった10月は、日本円とBTCの取引は最終的にこれまでの1.23%1. 30にまで落ち込む結果となりました。BTC/JPYの取引ボリュームのグラフで明らかな格差をご覧いただけます。

引用:https://www.cryptocompare.com/coins/btc/analysis/JPY?type=Currencies

10月にBTC/JPYの取引ボリュームが下降した理由について、オーストラリアの専門家は一つの仮説を立てています。これまでに日本円で取り扱われていたBTCがハッキングや詐欺行為によって6億円相当のダメージを受けました。

セキュリティ上の安全を考慮して日本円からウォンへ移行させているケースが理論的に考えられるとしています。その影響をうけたことでウォンが上昇したのではないかとする見方が強いようです。

9月に起こったZaifのハッキングがきっかけで特に10月にウォンへの移動が顕著になったとも指摘しています。

一方で、韓国の取引所BitHumbではBTC全体の12%のボリュームを日本円が占めており、依然として日本円の動きが活発なことが伺われます。

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取引所によって優先貨幣に変化あり!

これまでの検証で10月に大きく伸びたウォンを見てきましたが、実際には取引所によって優先させる法定通貨に違いがあることも押さえておきたい事実です。

香港に拠点を置くBitfinexは、BTC/USDの取引が優先におこなわれ他の通貨とのくみあわせよりも断然取引量が大きいことが分かっています。この状況は統計上もグラフでしっかりと割合が示されています。

引用:https://www.cryptocompare.com/coins/btc/analysis/USD?type=Currencies

法定通貨別に見る取引所のもっとも使いが多い通貨別のグラフで、Bitfinexが扱うBTC/USDがもっとも大きい分量を占めているのがご覧いただけます。

BTC/KRWの価格変動の特徴!韓国の仮想通貨投資家が増加?

BTC/KRWの取引ボリュームが上昇したことを前述でも検証してきました。統計上では明らかにボリュームが増していることを示すグラフをご覧いただきます。

引用:https://www.cryptocompare.com/coins/btc/analysis/KRW?type=VolTo

ところが、BTC/KRWの取引価格を示すチャートにはボリュームの上昇に反してほぼ横ばいのグラフがご覧いただけます。そのグラフがこちら。

引用:https://www.bithumb.com/trade/order/BTC

韓国の取引所BitHumbBTC/KRWチャートをご覧いただくと、ボリュームグラフが右肩上がりにになっているのとは反対に価格がほぼ横ばいの状態が続いている期間を確認することができます。

この横ばい状態のグラフから読み取れることは、取引所での取引が増加した一方、Bitcoinの需要は供給と平衡していることを意味する可能性があると言えるでしょう。

同時にウォンのBTC取引量上昇は、韓国の投資家増加を意味するわけではなく韓国国内での仮想通貨への市場の盛り上がりを測る資料とは実際、言い難いのではないでしょうか。

BTCは韓国ウォンが制するのか?まとめ

20181030日現在>

引用:https://www.cryptocompare.com/coins/btc/overview/JPY

20181030日現在のBTCチャートをご覧いただきますと、昨日と比較して約1.02%となる708千円で取引されています。89月と60万円台を上下していた価格から徐々に底値をあげてきていることが分かります。専門家の間ではブレイクアウトが急激に起こると予測されていて、2018年の年末から2019年の初頭にもう一度BTCのバブルがくると考えられています。

韓国は仮想通貨市場が非常に盛り上がりを見せた2017年、2018年となったようですがウォンの上昇は詐欺行為からのリスク回避が要因とする見方も多く、BTCにおいてウォンが必ずしも優勢になっていくと結論図けるのはまだ時間がかかるかもしれません。

いずれにしても総合的に言えることは、BTCの価格が非常に安定をみせ確実に仮想通貨の中で揺るぎのない地位を確立しているといった点ではないでしょうか?