ビットコイン(Bitcoin/BTC)

今週のBitcoin(ビットコイン / BTC)の価格変動(10.27-11.2)

下落傾向続くビットコイン、一時700,000円台も

 

 

出典:https://www.coingecko.com

 

先週に引き続き、ビットコインの価格は下落傾向にあります。10月29日には、728,000円台にまで上昇するも、その3時間後には700,000円台まで急落しました。

11月に入り、初日に再び700,000円台に下落し、11月2日現時点では726,000円台にまで回復しています。

さて、今週はどのような話題が注目を集めたのでしょうか。さっそく、確認していきましょう。

 

10月27日 ビットコインとイーサリアムの橋渡しトークン誕生へ

 

 

出典:https://www.bitgo.com/info/

 

米のブロックチェーンセキュリティ会社「BitGo」は、2019年1月にビットコインにペッグ(裏付け)されたERC20トークン(BTC:ETH=1:1)の開発を発表しました。

開発には、BitGoやKyberなどをはじめとする16の企業が携わっています。

トークン名は「Wrapped Bitcoin(ラップドビットコイン)」で、「WBTC」と表記します。

WBTCは、ビットコインの流動性をイーサリアムのシステムに持ち込むコミュニティ主導のプロジェクトであることをKyberが公式Twitterやブログで明かしています。

 

 

また、WBTCはトークンの発行や焼却がブロックチェーン上で追跡、検証が可能であるため、いかにWBTCが透明性の高いトークンであることに納得できます。

さらに、WBTCの存在がビットコインに安定性と価値をもたらすことができるとも考えられています。

Twitter上では、以下のような意見が上がっていました。

 

 

 

ただ、金融庁の見解として、ステーブルコインは現行法において仮想通貨に含まれないとしており、国内の取引所での取り扱いはまだ先になりそうです。

 

10月28日 海外の仮想通貨事情

 

ドイツでは、中央銀行でブロックチェーン実証実験に成功。フランスのビジネススクールでは、授業料の支払いにビットコインを受け付けることを発表。

スウェーデンの中央銀行では、国家仮想通貨「e-クローナ」が2019年中の運用テストを計画しており、「世界初となる完全キャッシュレス社会誕生か?」と世界中で注目を集めています。

このように、海外では仮想通貨・ブロックチェーン技術を活用した社会を目指す積極的な取り組みやプロジェクトが開始しています。

その一方で、日本ではどうでしょうか。たしかに、法律にいち早く取り組んだ姿勢は素晴らしかったものの、今となっては海外の国に後れをとっているようにも思えます。

2020年に東京五輪を控え、どのように仮想通貨やブロックチェーン技術を活用していくのか、世界は注目していることでしょう。

先進国として、日本がどのような社会を作っていくのか、注視していきたいところです。

 

10月29日 カナダの取引所が閉鎖、持ち逃げ疑惑深まる

 

カナダの小規模ビットコイン取引所「MapleChange」が資金流出による被害を受け、発表後すぐに公式Twitterのアカウントを削除したことが明らかになりました。

しかし、資金流出の経緯を報告しなかったり、逃げるようにアカウント削除したりと、その行動に世界中から非難の声が上がっています。

例えば、バイナンスCEOのCZ氏や世界でも知名度が高いアナリストのJoseph Young氏なども。

MapleChangeの行為は明らかな出口詐欺であるとし、コールドウォレットの使用、透明性の高い取引所を利用すべきと注意喚起しています。

このような取引所による資金流出、詐欺といったネガティブな話題は、ビットコイナーにとって頭を悩ませることになったでしょう。

ビットコインの価格が急落した直接的な要因かは不明ですが、ネガティブな話題に敏感な人は売りに走る人もいたかもしれません。

Twitter上のコメントを確認してみましょう。

 

 

 

 

Twitter上でも、他人事には考えておらず、改めて規制に誠実に対応している取引所の信頼性を強く感じる良いきっかけになったのではないかと個人的に思います。

 

10月30日 コインチェックの新規口座開設再開に期待高まる

 

出典:https://corporate.coincheck.com

 

10月30日、コインチェックの新規口座開設の再開が発表されました。

前日に行われたマネックスグループの決算会見では、松本大社長が「準備段階にあり、あとは金融庁からのゴーサインを待つのみ」とコメントしました。

また、先週にはコインチェックの規約が改正されたこともあり、コインチェック再開への期待が高まった人も多かったことでしょう。

Coincheck「新規口座開設、一部仮想通貨の入金・購入再開のお知らせ」

10月30日から再開されたサービスは以下の通りです。

 

2018年10月30日より再開するサービス

  • 新規口座開設
  • 一部仮想通貨の入金

入金再開対象となる仮想通貨:BTC、ETC、LTC、BCH

  • 一部仮想通貨の購入

購入再開対象となる仮想通貨:ETC、LTC、BCH(BTCの売買は当初より停止を行なっておりません)

※本件は新規口座開設、一部仮想通貨の入金・購入に関する再開のご案内です。出金・売却は、全ての取扱通貨についてご利用いただくことが可能です。

 

さらに、以下のサービスが再開準備中となっています。

 

 

現在停止中の以下サービスにつきましても、引き続き安全性の確認を行い、準備が整い次第、順次再開してまいります。

  • 仮想通貨の入金、購入(ETH、XEM、LSK、XRP、FCT)
  • レバレッジ新規建取引
  • アフィリエイト
  • 日本円コンビニ入金
  • 日本円クイック入金(Pay-easy)
  • Coincheck Payment
  • Coincheckでんき

 

 

Twitter上でも、coincheck再開を喜ぶ声が多数上がっていました。

 

 

 

 

10月31日 ビットコイン誕生から10年、動き出す日本

10月31日は、サトシ・ナカモト氏がビットコインのもとになった論文が発表された日であり、同時に「ビットコインの誕生日」としてナカモト氏に敬意を表している日です。

10周年ということで、多くの投資家は吉報を期待していたに違いありません。

実際に、Twitter上でもビットコインの誕生日を祝うツイートが多数見受けられました。

 

 

https://twitter.com/BTCtakahashi/status/1057485639795531776

 

しかし、とくにビットコインの相場に影響が出るわけでもなく、依然として710,000円台を維持していました。

その一方で、仮想通貨交換業者への道を歩む人々にとっては、思わぬ吉報が届きました。

それは、先日、金融庁から正式に自主規制団体として認定されたJVCEA(日本仮想通貨交換協会)が「みなし業者」の新規登録の受付を開始したことです。

みなし業者は、仮想通貨交換業者の認定を受ける登竜門的な位置づけにあることはもちろん、登録申請中のもとに国内での営業を認められます。

コインチェックの再開を皮切りに、日本でもようやく動き出したと個人的に感じています。

 

 

 

 

11月1日 モルガン・スタンレー、ビットコインを新たな資産クラスに

 

出典:http://www.morganstanley.com/

 

11月1日は今週で最も下落幅が大きい日として記録されました。しかし、これといってビットコインの相場に影響を及ぼすようなネガティブな話題は見受けられませんでした。

とくに注目を集めた話題はこちら。

大手金融企業のモルガン・スタンレーが、ビットコインを機関投資家向けの新たな資産クラスに位置付けしたことを同社レポートにて報告したことです。

発表されたレポートは、モルガン・スタンレーの調査部門によって調査されたもので、主に仮想通貨やブロックチェーンに関する結果が記されています。

レポートでは、ビットコインが誕生した2009年から現在までの位置付けを発表しています。

ビットコイン市場が機関投資家の参入する段階までこぎ着けたといえます。

その一方で、課題も指摘されており、大物機関投資家が仮想通貨市場への参入を示していないという点や、仮想通貨への規制の不十分さ、風評被害に対するリスクが挙げられています。

まだまだ課題は残りますが、仮想通貨市場が依然として注目されていることは間違いないといえるでしょう。

Twitter上では、以下のように冷静な意見が上がっていました。

 

 

 

11月2日 米仮想通貨投資会社、過去最高の投資額を発表

 

 

出典:https://grayscale.co/

 

米国仮想通貨投資会社「グレースケール」は、創業5年目にして仮想通貨商品への投資額が過去最高額となったことを同社の第3四半期投資報告書で発表しました。

報告書によると、前年度の同期比は約13倍に上る3億3,000万ドル(約370億円)であるとしています。

最近の仮想通貨市場が弱気相場であるにも関わらず、投資額が過去最高に至ったのはなぜでしょうか。

その一因として、JPモルガンのSonnenshein氏は仮想通貨市場が弱気相場であるからこそ、新たな参入者にとって好都合な機会だと考えているようです。

Greyscale Digital Asset「Investment Report」

 

ビットコイン、720,000円台まで回復

 

11月2日現時点でビットコインの価格は、723,000円台を維持しています。24時間以内のチャートからも710,000円台から徐々に上昇傾向にあることが分かります。

2018年も残すところ2ヵ月を切りましたが、依然として暴騰する気配が感じられません。しかし、ビットコインを支持する人は変わらず存在しており、その事実は変わっていません。

年末を迎え、Webボットが予想したようなビットコインの暴騰が実際に起こるのかは別として、末永く存在し続けて欲しいと切に願います。