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BATがCoinbase上場|BCHが高騰?その理由とは|今週のアルトコイン(10/28〜11/3)

今週は仮想通貨BAT(BasicAttentionToken)が米大手取引所Coinbaseへ上場し高騰し、そして現在時価総額4位のビットコインキャッシュ(BCH)も高騰を魅せました。

今週の仮想通貨市場は2,000億ドル台で推移

今週(10/28〜11/3)の仮想通貨市場は全体的に急落や急騰を繰り返す相場となり、2018年11月3日現在はおよそ2,070億ドル台で推移しています。


引用:coinmarketcap

今週はイーサリアム開発者の間で行われるカンファレンス「Davcon4」が開催され、イーサリアムのアップデートである「セレニティ」の新たなロードマップや、新たなICOのモデルとなる「リバースICO(RICO)」などが発表されました。

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そして、現在時価総額3位となるリップル(XRP)ではRipple社がGoogleの幹部をプロダクト部門の部長に採用するなど、主要通貨の間で大きな動きが見られた週でした。

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今週のアルトコイン市場の市況や上昇率は?

今週のアルトコイン市場の市況

今週(10/28〜11/3)のアルトコイン市場は、全体的にマイナス成長となった通貨が多く、主要通貨ではXRPが0.06%と概ね横ばいの成長、そしてビットコインキャッシュ(BCH)が5.26%と上昇しています。


引用:Coin360

 

今週のアルトコイン上昇率ランキング

なお、今週の時価総額2〜100位までのアルトコインの上昇率ランキングは以下の通りです。(※数値はいずれも10/28〜11/3 午後14:00頃までの計測)

アルトコイン上昇ランキング
  1. ChainLink(LINK) +20%
  2. BasicAttentionToken(BAT) +13%
  3. Polymath(POLY) +12%
  4. Popilous(PPT) +9%
  5. Augur(REP) +7%

今週は、外部データとスマートコントラクト技術とを繋ぎ合わせる事が出来る仮想通貨「Chainlink」が上昇率1位となりました。

Chainlinkは「TownCrier」と呼ばれるプロジェクトと提携し、分散型オラクルのネットワークを拡大する事を今週発表しています。

これによってChainlinkの価格は大きく上昇し、その取引ボリュームも数倍に膨れ上がりました。


引用:coinmarketcap

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では、以下より今週特に注目を集めたアルトコインをピックアップしていきます。

仮想通貨BAT(BasicAttentionToken)がCoinbaseに上場し高騰

11月3日、仮想通貨BAT(BasicAttentionToken)が米大手取引所であるCoinbaseの「Coinbase Pro」に上場しました。


引用:Coinbase公式ブログ

Coinbaseとは、企業価値が80億ドルを超えると言われている「ユニコーン企業」であり、今後は銀行ライセンスを取得して機関投資家向けの仮想通貨サービスの提供を本格的に開始していく予定とされています。

2018年7月14日、Coinbaseは「ADA・BAT・XLM・ZEC・ZRX」といた5つのアルトコインの新規追加を検討していると公式ブログで発表しましたが、10月12日に「ZRX」が一足先に上場され、11月3日は遂にBATの上場が実現されました。

BATとは、次世代ブラウザである「Brave」の中で活用されるERC20トークンであり、ユーザーはブラウザ内の独自広告を見るとBATトークンを受け取れるような仕組みを構築します。

仮想通貨BAT(BasicAttentionToken)と次世代ブラウザのBraveとは?本記事では、仮想通貨BAT(BasicAttentionToken)の特徴や購入出来る取引所、そして将来性までを解説していきます。 仮...

今回Coinbaseによって上場されたのは、旧「GDAX」の名で知られていた「Coinbase Pro」であり、Coinabase内で流通するステーブルコイン(米ドルと連動した価値が安定している通貨)の「USDC」建てでの取引が開始される予定です。

これを受けて、現在BATが最も多く取引されているBinanceでは1時間で約30%の高騰を魅せており、取引高も一気に高まりました。


引用:Binance

なお、今後BATの他にリストアップされていた「ADA、XLM、ZEC」の上場も期待されており、上場後は一時的な価格上昇が予想出来るでしょう。

Binanceがビットコインキャッシュ(BCH)のハードフォーク対応を発表し高騰

現在時価総額4位のビットコインキャッシュ(BCH)は、11月2日に1時間で約7%の高騰を魅せました。


引用:coinmarketcap

ビットコイン(BTC)やイーサリアム(ETH)などの主要な仮想通貨の値動きが小幅になる中、BCHは単独で大きな価格上昇を魅せました。


引用:TradingView

 

11月15日にハードフォークが予定されているビットコインキャッシュ(BCH)

ビットコインキャッシュは2018年11月15日にハードフォークによってアップデートされる予定となっています。

ビットコインキャッシュの開発チームには、ビットコインキャッシュの公式クライアントである「BitcoinABC」と、nChain社の独自クライアントである「BItcoin SV」と呼ばれる2つのチームがありますが、両者は今回のアップデートの詳細を巡って対立を続けており、その後ビットコインキャッシュのブロックチェーンが互換性の無い2つのチェーンへと分裂される可能性があると言われています。

両チームが互いに対立を続けたままそれぞれ異なった計画が実行される事となると、ビットコインキャッシュは互換性の無い2つのチェーンに分裂する可能性があり、それによって「どちらの開発チームのBCHが仮想通貨取引所で扱われるのか」といった懸念も考えられます。

過去もビットコインのSegwit導入に関してで開発者同士が対立した過去がありましたが、今回もその対立騒動が引き続き起こってしまっているのです。

スケーラビリティ問題を解決するSegwit(セグウィット)とは?Segwit(セグウィット)とは?スケーラビリティ問題とその背景 Segwit(Segregeted Witness)とは、ビット...

Binanceがビットコインキャッシュ(BCH)のハードフォークをサポートすると発表

上述したビットコインキャッシュのハードフォークに関して、「Coinex」や「Bitasiaex」といった一部の仮想通貨取引所ではその対応方針を発表していましたが、11月2日、大手取引所であるBinanceが今後のビットコインキャッシュのハードフォークをサポートする事を発表しました。

その内容を見ると、Binanceでビットコインキャッシュを保有する全ユーザーの技術的要件の処理を行うとされており、ビットコインの入出金は2018年11月15日3:00(UTC)に一時停止される予定となっています。

また、世界第二位の取引高を誇るOKExでもBCHのハードフォークに対応すると発表がありました。

ハードフォークによって通貨が分裂した場合、「リプレイアタック」によって意図しない送金を第三者へ行ってしまう可能性もあります。

ですが、今回Binance、OKExといったビットコインキャッシュの取引量が特に多い取引所でハードフォークのサポートが発表された為、停滞していたBCHの価格は一気に5万円台へ到達する形となりました。


引用:coinmarketcap

 

今週のアルトコインまとめ

今週は全体的に停滞を魅せた仮想通貨市場ですが、その中でBATやBCHといった仮想通貨に大きな動きがありました。

BATは今後0xと同じように、Coinbaseのアプリ上でも取引が可能となる可能性があり、それに関しては今後別途発表されると公式ブログにて記されています。

なので、来週も引き続きBATの動きに注目でしょう。

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Kenta@フリーライター
Kenta@フリーライター
新卒で入社した大手金融機関を11ヶ月で退職し、仮想通貨・ブロックチェーンに特化したフリーライターとして活動中。現在は場所を選ばず住所不定の”Decentralized”な生活を満喫している。