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ビットコインの送金時間と手数料。送金に時間がかかる原因とは

ビットコインは送金に時間がかかる

ビットコイン投資で問題視されているのは、送金までに時間がかかってしまうことです。加えて、ビットコインの送金手数料は年々高くなっています。なぜ、ビットコインは送金に時間がかかるのか、なぜ送金手数料は高くなるのか。 

そんなあなたの疑問にお答えするべく、ビットコインの送金時間や手数料、送金方法などを分かりやすく解説いたします。

ビットコインの送金に時間がかかる理由

ビットコインは世界的に見ても、最もシェアの高い仮想通貨であることはご存知でしょう。世界規模で取引が行われているため信用度も高く、システムも非常に高い水準で管理されているのだと予測できます。

しかし、実際にはビットコインにおける送金時間が大幅に遅れるといった問題が度々指摘されています。

10分間に1つ作成されるブロック(取引データが蓄積されているもの)には、記録できる容量が定められており、それをブロックサイズと言います。

ビットコインの場合、ブロックサイズの最大上限が1MBとなっており、10分間に約4,000件の取引データが蓄積することができることを表しています。つまり、10分間に4,000件を超える取引や送金が行われれば、次のブロックが形成されるまで取引や送金が滞ってしまうのです。

ブロックを生成するマイナー

ブロックを10分間に1度形成する作業を行っているのがマイナーです。マイナーとはマイニング(ブロックとブロックをチェーンのように繋げていく作業)を行う人たちです。

実際にはパソコンでデータの処理を行うのですが、ブロックを生成する作業は容易なものではありません。非常に難解なパズルを解くようなものです。

取引データは10分に1度のペースで次々と増えていきます。ブロックサイズに余裕があるうちは送金もスムーズに行えますが、一時的に取引や送金が集中してしまうと、送金が大幅に遅れてしまうことになるのです。

これがビットコインの送金が大幅に遅れる理由です。取引所によってビットコインの送金時間には差があり、最短で10分~約10時間と異なっています。

では、何時間も送金されるのを待ち続けるしか方法はないのでしょうか?

実は、誰よりも早く送金処理をしてもらう方法があります。

それは、送金手数料を誰よりも高く設定することです。手数料はマイナーたちの報酬になるため、高い手数料のものから承認される確率が高いのです。

では、ビットコインの送金手数料の一般的な相場はいくらなのでしょうか?

ビットコインの送金手数料の相場

ビットコインの送金手数料をいくらに設定するかは、ブロックサイズの確認から始める必要があります。

ビットコインが開発された当初は需要も少なく、送金手数料が安いことを売りにしており、タダ同然の手数料で送金が可能でした。

しかし数年経ち、ビットコインが急騰するにつれ、取引量は過剰に増加していき、ブロックサイズは上限の1MB近くにまで上がりました。送金者はマイナーから承認を得て、早く送金するために、手数料を高くしていったのです。

要は、取引量が増えてブロックサイズが1MB近くになれば、手数料は高く設定する必要があり、逆に取引量が減れば、手数料を安く設定することが可能だということです。

ではここで、取引所で設定されている送金手数料を確認しておきましょう。

送金手数料は取引所によって異なる

ビットコインの送金手数料は、取引所によって異なります。基本的には送金者が手数料を選ぶことができますが、取引所で指定するケースも多いです。

例えば、Zaif(ザイフ)なら0.0001BTC(ビットコイン)以上での選択が可能となっています。推奨としては、0.0010BTCと公式サイトに記載があります。

Binance(バイナンス)の場合だと0.001BTCとなっており、ビットポイントの場合だと送金手数料は無料、ビットフライヤーでは0.0008BTCとなっています。

ただ、取引の混雑によって送金手数料は流動化するため、必ずしもこの通りとは限りません。

ビットコインの送金方法

ビットコインを送金するために必要なものは、次の2つです。

  • ビットコインウォレット(ビットコインを保管している口座のようなもの)
  • 送り先のビットコインアドレス

ビットコイン取引所から別のビットコイン取引所に送金する場合は、次の手順で送金を完了させます。

  1. 送り先のビットコインアドレスを入力する
  2. 送金する金額を入力する
  3. 送金手数料を入力する
  4. 入力内容を確認後、出金をクリックする

このように、送金方法は至ってシンプルです。ネット銀行での振込経験がある方ならスムーズにできるはずです。

取引所によっては、2段階認証コードの入力が必要なケースもあります。2段階認証コードとは、毎回異なるアクセスコードが発行される、セキュリティレベルを上げるためのものです。こちらに関してはスマホでアプリをダウンロードして設定を行うことができます。

ビットコインの送金はブロックサイズが「鍵」になる

上記で述べたように、ビットコインはブロックサイズが1MB近くなると、送金手数料を高くする必要が出てきます。

実際に、一般的なクレジットカードは1秒間に約2,000件の処理能力がある一方で、ビットコインでは1秒間に7件ほどと言われています。ビットコインの送金が滞る送金詰まりは、起こるべくして起こっているのです。

ただ、マイナーに早く承認をもらうために、毎回高い送金手数料を払っていては、手元に残る資産は減っていってしまいます。

そうならないためにも、送金する際には現時点でのブロックサイズがどの程度なのかを調べ、ブロックサイズに合った送金手数料を支払うようにしましょう。

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