ボラ(BORA)トークン

カカオ社発のICO仮想通貨「ボラ(BORA)トークン」の特徴・最新情報・上場についてを解説

本記事では、韓国のチャットアプリ「カカオトーク」を手掛けるカカオ社傘下のブロックチェーン企業が開発するICO仮想通貨「ボラ(BORA)トークン」の特徴や最新情報、そして今後のロードマップや上場についても解説していきます。

仮想通貨ボラ(BORA)トークンとは?


引用:Boraecosystem

ボラ(BORA)トークンとは、「BORA Ecosystem」と呼ばれる分散型のデジタルコンテンツプラットフォームにて使えるトークンであり、その名前の由来は「Blockchain Orchestrated Redeemable Asset」の略称です。

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ビデオゲーム、ソーシャルネットワークコミュニティ、エンターテイメントコンテンツなど、現在あらゆるデジタルコンテンツが巨大な市場を取り巻いていますが、それらにおいては透明性の欠如や運営元によるユーザー情報の集約、そして高い仲介手数料などが問題となっています。

しかし、BORAトークンはそれらの問題を解決し、BORA Ecosystemにて新たなデジタルコンテンツの経済圏を構築するのです。

BORA Ecosystemの公式サイトははこちら

ボラ(BORA)トークンはカカオ社傘下のWAY2BITによって開発が進んでいる


引用:WAY2BIT

BORAトークンは、韓国最大のメッセージプラットフォーム「カカオトーク」を運営しているカカオ社の傘下である「WAY2BIT」によって現在開発が進められています。

同社はブロックチェーンに重点を置いた企業であり、カカオ社と仮想通貨取引所を運営するUPbitによって大半の株式が保有されています。

WAY2BITはDunamu&Partnersから2億円の出資を受けている

2018年11月9日、WAY2BITは韓国のベンチャーキャピタルである「Dunamu&Partners」より20億ウォン(約2億円)の出資を受けました。

Dunamu & Partnersは2018年3月に設立されたベンチャーキャピタルであり、韓国の仮想通貨取引所「UPbit」を運営する「Dunamu Inc」の投資専門会社です。

そして「UPbit」と言えば、韓国ではBithumbと並ぶ大手の仮想通貨取引所です。

カカオトークが関連する韓国の取引所Upbit(アップビット)とは?韓国の仮想通貨取引所Upbit(アップビット)とは? 引用:Upbit Upbit(アップビット)とは、韓国のソウルに拠点を置く...

このように、今回WAY2BIT社がUPbitを運営するDunamu Incの投資会社から出資を受けた事は非常にインパクトが大きく、開発の為の資金はもちろんの事、その後のUPbit上場にも深く関わりがあるかもしれません。

なお、Dunamu Incは「カカオストック」と呼ばれる株式取引のアプリも運営しており、フィンテックを駆使して多くのユーザー獲得を実現しています。

仮想通貨ボラ(BORA)トークンの特徴

ボラ(BORA)トークンはERC20ベースの仮想通貨

BORAトークンはイーサリアムのブロックチェーンを基盤としたERC20トークンです。
イーサリアムでは現在ERCを用いて多くのトークンが作成されており、そのDappsの数も最も多い為、安全性と安定性があり活発です。

そのような理由から、BORAトークンではイーサリアムのERC20が活用されているのです。

独自のブロックチェーンである「BORA Chain」とは?

BORAトークンでは、イーサリアムをベースとしたメインチェーンの他に、サイドチェーンとなる「BORA Chain」が構築されます。


引用:BORAecosystem

サイドチェーンとは、メインとなるブロックチェーンの外部でトランザクションのやり取りを行う事が出来るチェーンであり、これを用いる事によってメインチェーンの取引処理を迅速化させる事が出来ます。

このようにBORAエコシステムでは、BORA Chainを用いた2段階層のプラットフォームを活用する事で、スケーラビリティの問題を解決する事が可能なのです。

ボラ(BORA)エコシステム内で流通する「BORA Point」

BORAエコシステム内では、BORAトークンとは別に同プラットフォーム内で利用出来る「BORAポイント」が存在します。


引用:BORAecosystem

このBORAポイントはBORAトークンと交換する事が可能であり、BORAエコシステム内の様々なゲームコンテンツに活用する事が出来ます。

また、このBORAポイントを活用して、BORAエコシステムでの貢献度が高いユーザーに対して配布されるような機能も予定されています。

これがBORAポイントのインセンティブプログラムであり、ユーザーはBORAエコシステム内でアクティブに活動する事によって、その報酬としてBORAポイントが受け取れるようになります。

ボラ(BORA)トークンは「カカオゲームズ」とパートナー提携している


引用:kakaogames

カカオゲームズと提携するボラ(BORA)トークン

BORAトークンは、カカオ社の傘下である「カカオゲームズ」とパートナーシップを締結しています。


引用:BORA ecosystem overview

カカオゲームズとは、カカオ社の傘下にあるゲーム会社であり、同社の繰り出すゲームコンテンツではアクティブユーザーが900万人以上という数字も記録しており、韓国を超えて世界でも屈指の人気を誇っています。

特に、その中でも代表的なゲームは「PLAYERUNKNOWN’S BATTLEGROUNDS(PUBG)」であり、同社は韓国のゲーム市場に広く影響力をもたらしています。


引用:kakaogames

ボラ(BORA)トークンはカカオゲームズの中で使えるトークンに

また、BORAトークンは今後カカオゲーム内で提供されるゲームコンテンツでも利用できるトークンとして設計される予定です。

上述した通り、カカオゲームズは韓国国内で非常に影響力のあるゲーム会社であり、その親会社となるカカオ社は、国内大手のメッセージアプリサービスとなる「カカオトーク」も運営しています。日本で言うところの「LINE」のような存在でしょう。

もしもBORAトークンがカカオゲームズに一般的に利用される事となれば、当然「カカオトーク」のプラットフォームでも将来的に扱われる事が想定されます。

このように、韓国で大きく影響力のあるカカオゲームズで利用される事は、今後大きなトークンの価値向上に繋がると考えられます。

仮想通貨ボラ(BORA)トークンのICOとその後の上場について

ボラ(BORA)トークンのICO

BORAトークンのICOによるトークンセールは現在既に終了しており、合計13億2,500万枚のBORAトークンが生成されています。


引用:BORAecosystem

BORAトークンは一般投資家向けのトークンセールは行っておらず、限られた人しか上場前にBORAトークンを購入出来ていないという状況にあります。

また、韓国国内では2017年9月にICOが禁止された為(※しかし現在韓国ではICOの合法案が提出されている)、韓国の人々がBORAトークンを入手する為には取引所に正式に上場した後となるでしょう。

ボラ(BORA)トークンの上場はいつ?

気になるBORAトークンの上場についてですが、それについてはまだ正式な発表がされておらず、明確な日付等も知らされていません。

ですが、BORAトークンの上場は「UPbit」となる可能性が非常の高いのではないかと考えられます。

まず、上述したカカオゲームズの株式は、カカオ社の他にUPbitが保有しています。
そして、上述したBORAトークンの開発を手掛ける「WAY2BIT」に今回2億円を出資した「Dunamu & Partners」も、UPbitを運営する「Dunamu Inc」の傘下にあります。

つまり、UPbitにとって、BORAトークンの成長は同社の利害にも繋がる為、BORAトークンを同取引所で上場させるインセンティブが非常に強いと推測できるのです。

仮にBORAトークンがUPbitで上場したとすれば、韓国マネーが一気にBORAトークンへと流れ込む事となるかもしれません。

仮想通貨ボラ(BORA)トークンのロードマップ

BORAトークンのロードマップを見ると、2019年Q1にBORAエコシステムのベータ版2がリリースされ、2019年Q2にBORAエコシステム1.0(「BORA」Webポータル)が正式にリリースされる予定です。


引用:BORAecosystem

BORAエコシステム1.0が正式にリリースされれば、ゲームコンテンツの開発者はdappsゲームを同プラットフォーム内で作成出来るようになり、ユーザーはコンテンツを共有したりプレイしたりする事が可能となります。

なお、2019年Q3にはBORAエコシステム1.1(「BORA」Mobile dapp)がリリースされ、Webページだけでなく、モバイルからでも同プラットフォームにアクセス可能となります。

そして、2019年Q4にはパフォーマンスを向上させたBORAエコシステム2.0のリリースが、2020年Q2にはゲームを超えてBORAチェーンをスケールアップさせていく「BORAエコシステム3.0」が段階的にリリースされる予定です。

韓国を変える?仮想通貨ボラ(BORA)トークンの将来性

以上がBORAトークンについてでしたが、BORAトークンと密接に関わりのあるカカオ社は、韓国国民の90%以上が利用する「カカオトーク」や、世界で900万人以上のアクティブユーザーが存在する「カカオゲームズ」を手掛けており、それがBORAエコシステムの強力なアドバンテージとなるでしょう。

特に、BORAトークンが提携を交わしているカカオゲームズにはUPbitも出資しており、「WAY2BIT」に2億円を出資した「Dunamu & Partners」も、UPbitを運営する「Dunamu Inc」の傘下にあります。

この為、今後のUPbit上場への期待が高まっているのです。

なお、UPbitは2018年11月23日現在、世界の仮想通貨取引所の取引量ランキングで第17位に位置しており、その規模は「Kraken」や「Coinbase Pro」にも勝る勢いです。


引用:coinmarketcap

もしも今後BORAトークンがUPbitに上場すれば、大きく価値が向上するかもしれません。

BORA Ecosystemの公式サイトははこちら

ABOUT ME
Kenta@フリーライター
Kenta@フリーライター
新卒で入社した大手金融機関を11ヶ月で退職し、仮想通貨・ブロックチェーンに特化したフリーライターとして活動中。現在は場所を選ばず住所不定の”Decentralized”な生活を満喫している。