ビットコイン(Bitcoin/BTC)

今週のBitcoin(ビットコイン / BTC)の価格変動(11.17-11.23)

30ビットコイン、今期最安値を更新中

 

出典:https://www.coingecko.com/ja

 

ビットコインキャッシュのハードフォークが行われた先週11月15日、ビットコインは突如下落して640,000円前後を維持し続けました。

しかし、今週の11月19日から20日にかけて価格がさらに下落して500,000円台に。21日には480,000円台にまで下落しました。

今週1週間で最小価格だったのは11月23日で、価格は477,273円でした。

ビットコインはなぜ価格が暴落したのでしょうか。今週の話題と共に振り返ってみましょう。

 

11月17日 伊藤園、日本のキャッシュレス化目指す

 

出典:https://www.itoen.co.jp

 

「おーいお茶」で知られる伊藤園は、QRコードによるAlipay(アリペイ)や交通系電子マネーでの決済が可能な自動販売機を全国展開することを発表しました。

Alipayと言えば、中国最大手のAlibaba(アリババ)グループで提供されている決済サービスで、仮想通貨による決済が可能です。

Alipayでの決済が可能になることで、仮想通貨で自動販売機の商品が購入可能になります。

使い方はビットコイン決済と仕組みは似ており、スマホなどのモバイル端末でQRコードを読み取ることで決済が可能です。

設置先には、外国人観光客が多く訪れる都心や観光地を予定しており、キャッシュレスに慣れた外国人観光客に向けたインバウンド対策となることでしょう。

何より、海外に遅れをとっている日本のキャッシュレス化促進が期待されます。

Twitterでもキャッシュレス化に向けた期待の声が上がっています。

 

 

一方で、日本のキャッシュレス化の対応の遅さを指摘するツイートも見られました。

 

 

 

11月18日 Tom Lee氏が年末のビットコイン価格予想を大幅に下げる

 

Fundstrat社のTom Lee氏は、年末のビットコインの価格予想を15,000ドル(約170万円)と大幅に下げたことが明らかになりました。

Tom Lee氏はこれまで、25,000ドル(約280万円)と予想していましたが、最近のビットコイン市場並びに仮想通貨市場全体が冷え込んでいることから切り下げざるを得なかったようです。

もう1つの理由としては、マイニングコストの切り下げが挙げられます。

Tom Lee氏は、このマイニングコストが切り下げられたことにより、ビットコインの価格予想を下げる一因としたのです。

 

11月19日 Bloombergアナリスト、ビットコインのさらなる下落予想を発表

 

経済や金融情報を配信するBloombergは、Bloomberg Intelligenceのアナリストが、下落が続くビットコイン価格は1,500ドル(約16万円)台にまで下落する可能性を報じました。

Bloomberg

その理由として、アナリストのMicke McGlone氏は、ビットコインキャッシュのハードフォークにおける資金流入がきっかけだと語っています。

 

“That pump that began a few weeks ago, got the market a bit too offsides with speculative longs playing for the good-old days. But this is an enduring bear market.”

出典:https://www.bloomberg.com

 

「数週間前に始まったこの資金流入により、古き良き時代の投機的な取引で市場はほんの少し本来の道からずれてしまった。しかし、これは永続的な弱気市場なのだ。」

ビットコインキャッシュのハードフォークによるビットコイン市場への影響の大きさが読んでとれます。

Twitterではこの事態に不安の声も上がっているようでした。

 

 

11月20日 日本郵船、乗組員のためのデジタル・キャッシュ導入へ

 

出典:http://www.nykwebcasting.com

 

日本郵船は、自社の乗組員が船出した際の送金や法定通貨への交換などお金の管理をするために、「デジタル・キャッシュ」を導入する計画をBloombergが報じました。

21日には公式サイトでも詳細を明かしています。

 

当社は、中期経営計画“Staying Ahead 2022 with Digitalization and Green”のデジタル化推進の一環として、船上で独自の電子通貨による決済・送金が可能なネットワークの構築を検討し、実証実験を行いました。

出典:https://www.nyk.com

 

独自で開発した電子通貨の導入により、船上でのキャッシュレス化が可能となり、船上でも給与の支払いが電子通貨で可能になります。

また、船上での購買や船員同士、陸上の家族間での送金も行え、船員が運行業務に集中しやすい環境が作られることになるのです。

現時点では仮想通貨が活用されるかは明らかになってはいませんが、Twitter上でも話題になっているようです。

 

https://twitter.com/ok_sohei/status/1064973311686324224

 

 

11月21日 Bakktがビットコイン先物取引延期へ

 

出典:https://www.bakkt.com/index

 

米国に拠点を置く仮想通貨取引所Bakktは、ビットコイン先物取引の開始を2019年1月24日に延期することを発表しました。

ビットコイン先物取引の当初の予定では12月12日を予定していましたが、さらなる準備期間として開始時期を1月に見送りました。

Bakktのビットコイン先物取引は、ビットコインで受け取ることができることから、注目を集めていました。

最近の仮想通貨市場の低迷に一筋の光を灯すかのような期待が高まっていましたが、今回の発表でビットコインはさらに価格を下落させる引き金となってしまったようです。

Twitter上では、ビットコインの更なる下落要因の1つとして、今回の情報が一部に漏れていたのではないかと推測する意見も見られました。

 

https://twitter.com/utah_/status/1065037609540317184

 

 

11月22日 国税庁の「仮想通貨の計算書」で所得申告が簡単に

 

出典:https://www.nta.go.jp

 

国税庁は、仮想通貨の所得申告を簡略化するために、「仮想通貨の計算書(Excel)」を公式ホームページで掲載したことが発表されました。

国税庁「仮想通貨の計算書」

このフォーマットを活用することで、仮想通貨の所得金額や売却価額、売却原価が自動計算されることになります。

また、国内の仮想通貨取引所から「年間取引報告書」をユーザーが受け取れるため、そのデータに基づいて上記のフォーマットに入力すればいいという簡単さ。

ただ、海外の取引所からは「年間取引報告書」は送られてこない点と、上記のフォーマットに対応していないことから、これまで通りご自身で計算する必要があります。

Twitter上でも、「これは便利だ」という声が上がっているようです。

 

https://twitter.com/vc_koyori/status/1065427910369005568

 

その一方で、海外の取引所を利用する人の意見はまた異なるようです。

 

 

11月23日 コインベース、インサイダー取引の疑い

 

米国最大手の仮想通貨取引所コインベースは、ビットコインキャッシュのインサイダー取引の疑いがあるとして、新たな集団訴訟を訴えられました。

裁判は、2019年1月31日に予定されています。

コインベースは以前にもインサイダー取引の疑いがあるために、訴訟を起こされています。しかし、コインベースの責任を推し量る証拠が説明されなかったことから、告訴人の訴えは退けられています。

今回の裁判の論点としては、コインベースが上場規則に抵触したか否かに焦点が当てられています。

コインベースの内部監査では、2018年7月にインサイダー取引が行われた事実はないと報告しています。

大手の取引所なだけに仮想通貨市場への影響も少なからずあると言えるでしょう。ビットコインの下落が続いているため、なるべくなら明るいニュースが聞きたいですね。

 

ビットコイン下落の一方で躍進するブロックチェーン

 

ビットコインの価格が下落する一方では、ビットコイン誕生の礎とも言えるブロックチェーン技術が世界中で躍進しています。

ブロックチェーン技術は形を変え、様々な分野において活用され始めています。

ある国では社会の一部と化しており、また別のある国では国家の繁栄のために活用されています。

こうした世界の流れから考えると、ビットコインが無価値になるとは考えられないと個人的に感じています。

ネット上では様々な情報が錯綜し、何が本当で何が嘘なのか分かりにくくなっています。仮想通貨投資ではいかに誤った情報かどうかを見極める力が必要です。

ぜひ、ご自身の資産を守るためにも、情報を精査する力を養っていきましょう。