ビットコイン(Bitcoin/BTC)

BTC(ビットコイン)14ヶ月ぶりの15%アップ!バウンスバックでBTC短期取引のターゲットとなるか?

BTCが久々に15%アップというポジティブなレポート!強気相場と謳われながらなかなか上昇トレンドへと傾かないBTCのようですが、年末まで残すことろあと少しとなりました。BTCは短期取引で儲けるのがスマートなのか?短期戦攻略は果たして効果的か?

14か月ぶりの15%アップで短期的価格統合?2017年に見る類似点!

BTCが低迷を続ける中14か月ぶりに15%の上昇を見せる動きがありました。最底値を記録した20158月と20168月のボトムラインに並ぶようにBTC1126日一時的に34百ドルを割り込む底値を記録しています。この底値は2017917日を底辺に35百ドル付近を蛇行していた状況に非常に酷似しています。こちらは20179月の様子。

引用:https://finance.yahoo.com/quote/BTC-USD/chart

20179月はBTCにとって低迷のきっかけとなるインシデンスが重なりました。ちょうど中国のIOC禁止政策が施行されたばかりで9月当初5600ドルを付けていた価格は、9月の2週目13日に7%下がる4500ドル近くに下降しました。またJCモルガンのCEOが、ビットコインは詐欺であるという批判的な意見によって消極的な市場を反映する結果となったのです。

上のグラフでも明らかなようにこの辺りを境にBTCの価格はどんどん下降を始めます。翌14日には3800ドル台でスタートしたものの、最終的に3200ドル台で取引が終了しています。9月中旬時期は仮想通貨規制問題に揺れ市場全体が非常に低迷したので、BTCだけではなくETHなどにも影響は広がっていました。

10月に入ってからは、規制による消極的なムードが解消されBTC6千ドル台にバウンスバックしています。これはゴールドマン‧サックスが仮想通貨事業に参入する意向を見せたことや、BTC2回目のハードフォークによりBTGへ分裂するなど興味深い動きがあったことで、市場に活気が戻ったということだったのでしょう。

引用:https://finance.yahoo.com/quote/BTC-USD/chart

こちらにご覧いただくのは2018111ヶ月のBTCグラフです。1126日の時点では2週間前に維持を続けていた6300ドルを大きく下回り、全体からは40%以上ダウンする3784ドルで終了しています。それでも14ヶ月間の横ばいの状態からは15%の上昇を見せるボリューム回復となっています。

ここで注目すべきは2017年の10月にほぼ倍に回復したBTCの価格上昇と類似点が見られることです。しばらく低迷していた価格が10月に入りバウンスバックしたことで9月に底値となった時点で買いに動いた投資家には多大な利益をもたらしました。このままサポートラインから降下することなく緩やかな上昇を続ければ、短期的なトレーディング対象として十分に利益価値のある動きと言えます。

4時間ごとのチャートにみるBTCの動き

ここでは4時間ごとのBTCの動向によってトレンドの方向性を解析してみましょう。

引用:https://www.tradingview.com/chart/4OVQC8ap/

このグラフから分かることは下降チャンネルを示す全体の動きに対し、25日に相場が高値に移行して終了しました。この時点を機にBTCの価格が徐々に上昇して26日終了時点では4100ドルまで上昇しています。

ブレイクアウトの直前からは独特の買いと売りのボリュームが山形に現れ、取引自体の活発さを表示するサインも現れているのがご覧いただけます。このような流れは下降のトレンドを継承しながらも短い時間で上下を繰り返すため、短期戦でトレーディングをすることで利益を反映することができるパターンです。

RSIに見るBTCの動向検証

前述のグラフではボリュームから察するBTCの動向をご覧いただきましたが、こちらにもう一つRSI値を示したグラフに現れる現象を検証してみます。RSI値とはRelative Strength Indexと呼ばれるもので先物取引のインジケーターとしてもよく使用されます。日本語では相対的指数インジケーターのような意味で解釈されますが、このゲージを見ることで売り買いの比率を分析することができます。

引用:https://www.tradingview.com/chart/4OVQC8ap/

赤い矢印の示す線がRSIラインで真ん中の平均ラインを中心に山形にグラフを描いているのが緩やかに上昇ラインとなっているのが見て取れます。基本的に平均ラインよりも上にあるグラフは買われ過ぎのオーバーボート(OB)を示し、平均ラインもしくはハイライトの30から70で囲われたラインから外れるほど下に伸びたグラフなら売れすぎのオーバーソールド (OS)を暗示しています。

このRSIは基本的に取引価格に比例して推移します。ハイライトゾーンは30から70を示しているのでこのグラフでは30を下回った部分が1っ箇所あります。これは前述で述べたように売られ過ぎのサインです。このグラフでは25日に突入したとたんに売りが上げしくなっていますので、24日までの緩やかな下降ラインで、これ以上下がる前にと売りが激しくなったと予想できるのではないでしょうか?

しかし売りすぎの影響で価格はすぐに巻き返しが起こったようでそのあと26日には買いが増加し、15%の上昇を見せるという久々のポジティブなニュースとなったようです。

EMA値ラインに見る価格傾向を検証

引用:https://www.tradingview.com/chart/4OVQC8ap/

BTCの価格推移を検証するうえでもう一つ押さえておきたいのがEMAの示すラインです。EMAexponential moving average の略で投資の戦略を講じるために参考になります。上のグラフは2017年からの1年を示しており、EMAのラインは黄色の20間隔と50間隔のピンク、一番下にあるラインが200を示しています。

分析できることは、黄色とピンクのラインの動きから売りのシグナルが出ているのか、買いのシグナルが出ているのかを知ることです。この一年間では2つの線がほぼ並行して同時に推移していおり、基本的にローソクと同じ動きを表示しています。2018年の8月付近で一瞬2つの線がかさなっている場所をご覧いただくと、ラインが交差して上下が入れ替わっています。

短い間隔の黄色が長い間隔を示すピンクと入れ替わったということは、これから降下が始まることのサインとしてとらえることができます。事実20188月を起点にBTCの価格は緩やかに下降トレンドを表示し始め、現在はボトムを蛇行する底辺のもみ合いとなってしまいました。

BTCは現在、200週間EMAに見られたサポートターンと現行の4174ドルと3年間のトレンドラインサポートの間にトラップされた状態にあります。 3800ドルのトレンドラインの底辺から立ち上がることができるのかが今後のBTCの先行きを左右しますが、これまでの資料からは復活まで少し時間がかかりそうな状況です。

ただし、底値を安定させることで上昇トレンドに傾向しやすくなることもありますので、年末まであと少しこのまま下降を続ければ2019年初頭にブレイアウトが盛大に起こり、バブル再来も夢ではないかもしれません。