ブロックチェーン

ブロックチェーン電話999ドルで販売開始?SIRIN LABSリリースのスマホ「FINNEY」が凄い!

ブロックチェーンテクノロジーを搭載したスマートフォンが12月下旬よりいよいよ販売開始となります。かねてから開発が続けられてきた携帯会社SIRIN LABSとエレクトリックメカーFoxconnによる協賛によってリリースされるスマホは販売価格なんと999ドル(約11万3千円)!

ブロックチェーンテクノロジーを導入したスマホ「FINNEY」!

引用元

FINNEY」と名付けられたブロックチェーンテクノロジー導入のスマホのリリースが決定しました。バルセロナで開催されたイベントで発表されたフィニーは、携帯電話メーカーSirin Labsから12月末日(15日~25日を目途)に出荷を開始する予定ということです。

スイスに本拠を置く同社は、201712月にブロックチェーンを搭載した携帯電話の初期コイン‧オファリング(ICO)で15700万ドルの資金調達しており、遂にリリースの発表となったのでした。

AndroidSIRINのオープンソースオペレーティングシステム(SIRIN OS)をベースにしたFINNEYは、分散アプリケーション(dApp)市場をより深く統合することを目指しているAndroid版です。コールドストレージクリプトウォレットを装備し、安全な仮想通貨通信を約束しています。 999ドル(約11万3千円)で販売されるFINNEYには、トークン変換サービス(TCS)も含まれており、サポートされているトークンとコインを変換するためにわざわざ取引所で対応する面倒がありません。

2インチサイズの「セーフスクリーン」と呼ばれるセカンダリ画面に、内蔵のコールドストレージウォレットが装備され安全にアクセスできるよう設計されているのが特徴。デバイスの生産は、世界のトップエレクトロニクスメーカーFoxconn (台湾に本拠を置く同社は、AmazonHuaweiCiscoAppleGoogleなどの大企業向けの製品も製造しています。)と提携をし、品質の高い製品に期待が集まっています。

FINNYOEMを改新するための戦略的な試み!

OEMとは、Original Equipment Manufacturing(オリジナル‧エクイップメント‧マニュファクチャリング)の略語で、他社ブランド製造などと訳されることが多く、 「製造メーカーが自社以外のブランド商品を製造する」 という運営のことを指してこう呼んでいます。

SIRIN Labsはブロックチェーンを搭載したスマートフォンの最初のメーカーではありません。 20185月、エレクトロニクスメーカーであるHTCは、ブロックチェーンをネイティブに使用した最初のスマートフォンであるHTC Exodusをリリースする意向を表明していました。

HTCは、Exodusが仮想通貨取引用のブロックチェーンではなく、ウォレットを装備し、CryptoKittiesというEthereumベースの分散型ゲームも含まれるスマートフォンです。Operaウェブブラウザには、ネイティブのデジタル通貨ウォレットを含むAndroidのベータ版を開発中だと言われています。 仮想通貨を送受信する能力を持つこのウォレットは、今年の97日に実際利用できるようになっています。

これらのブロックチェーンテクノロジーを搭載したスマートフォンは個々に進化の途中にあるといっても過言ではなく、現在開発中の機種からベータ版まで進化が進むにつれスペックや利便性が向上するのは周知の事実です。FINNYはトップのエレクトリックメーカーとの協賛により開発が進められてきたため、最新の技術は1体の機種だけではなくこれから開発されるスマートフォン技術にも大きく反映されると考えられています。

そういった意味からも今回のブロックチェーン搭載スマートフォンは市場全体を盛り上げるとともにOEMを拡大する貴重なチャンスにもなりうると確信しているようです。

FINNYのスペックをチェック!

FINNYは現在プリオーダー受付中で、Sirin Labsのサイトから注文することができます。12月末日に発売開始予定のブロックチェーンテクノロジー携帯のスペックについてまとめました。

プラットフォーム

  • Google認証
  • アンドロイド8.1
  • SDメモリーカードスリット
  • 128GBストーレッジメモリー
  • 6GBRAM

SIRIN OS

  • ビルトインコールドストーレッジウォレット
  • 分散型アプリケーションセンター(CENTER)
  • インセンティブ教育の学習機能
  • トークン交換サービス

サイバープロテクション

  • 侵入防御システムIPS導入
  • ブロックチェーンベース改ざん防止システム
  • ウォレット保護用セキュリティスイッチ
  • 安全通信機能(ヴォイプVoIP、メール、テキスト)
  • 3因子認証によるロックパターン、生態、行動認証システム

販売ロケーション

ロンドン(イングランド)、ベルリン(ドイツ)、トルコ、テルアビブ(イスラエル)、カザフスタン、ベトナム、韓国、日本、ニューヨーク(USA)

サポート

Sirinはスマートフォンリリースに伴い、ロンドンに「コンセプトストア」を立ち上げ、ユーザーの教育拠点を確立しています。セキュリティや競争力のある設計など、他の機能のためにこの電話を購入した人は、すべての課題や質問を回答できるまでの情報を回収することができるようになります。同社のウェブサイト上では、「インセンティブ化された学習」プラットフォームまたは「学習して獲得する」プラットフォームという説明に留まっていますが、ブロックチェーンベースのApple Genius Barと同じようなフィーチャーに相当するようです。

FINNYリリースに伴うSRNトークンの動き

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FINNEYリリース、および店舗の立ち上げを見越して、SRNトークンはいくつかの交換所でしばらく取り扱いが行われていました。SRNトークンは、サービスを利用するための有用性トークン「ユーティリティトークン」として計上されています。

クラウドセール期間中(クラウドセール終了後24時間内であれば同様)SIRIN LABSの製品、アプリケーション、サービスをSRNトークンを使用して製品を事前注文または購入すると、SRNトークン所有者には、特別割引が適用されるようです。

SIRIN CMONimrod May氏が目指すブロックチェーンテクノロジーとの融合とは?

世界有数のエレクトリックメーカーFoxconnとの提携

Sirinは世界で市場初のブロックチェーン搭載スマホを生産して、Appleが提携をもつ同じメーカーFoxconnと取引してきました。 SIRIN CMONimrod May氏は、CCNとのインタビューで次のように語っています。

Foxconn社をFINNEY社として設立することで、安全かつ確実にブロックチェーンと仮想通貨で動作する一般市場のスマートフォンを持つことができる安心を獲得している」

ブロックチェーンテクノロジーに求めるもの

Nimrod May氏は多くのユーザーが抱えているブロックチェーンに対する2つの問題を解決することが大きな課題としています。1つは仮想通貨投資するユーザーなら誰しもが懸念しているセキュリティ問題。もう一つはブロックチェーン技術体験です。

現段階では仮想通貨取引自体が活性化したと仮定しても、実際の通貨価値として利用できるシステムが確立されていないのが現状。スマートフォンとブロックチェーンテクノロジーが融合したデバイスによって仮想通貨の通貨価値を安定させ流通を活性化することができると考えられています。

インタビューの中で、FINNYリリースの初年度は10万台の受注を予想しているとNimrod May氏はのべていますが需要は予想以上に伸びそうな予感です。