仮想通貨

仮想通貨だけじゃない?今後上がるブロックチェーン銘柄とは

躍進を続けるブロックチェーン銘柄

昨今、爆発的な価格変動を魅せる仮想通貨市場ですが、その根底にあるのはどれもブロックチェーン技術です。

そして、ブロックチェーンは仮想通貨に応用されるだけでなく、今後は金融分野、非金融分野へとシフトされることが予想されます。

仮想通貨に応用されるブロックチェーンを「ブロックチェーン1.0」金融分野に応用されるブロックチェーンを「ブロックチェーン2.0」と呼んでいますが、その市場規模は今後もっと膨れ上がり、国内だけでもここ2~3年で200~300億円規模の市場になるのではないかと筆者も予想しています。

さて、ここで気になるのが「そのブロックチェーンに関連する会社の株価がどのくらい値上がりするのか」ということです。

仮想通貨ももちろんですが、根幹にあるブロックチェーン技術を駆使して新たなビジネスを展開する企業は、同じように株価の値上がりが期待できるでしょうし、実際に値上がりを見せて躍進している企業もあるのです。

既にブロックチェーン銘柄は注目されていますが、以下よりそのブロックチェーン銘柄について、詳細を掘り下げながらリサーチしていきます。

本命のブロックチェーン銘柄を予想

 

筆者が今回挙げるのは「さくらインターネット」です。

さくらインターネットの田中社長は、ブロックチェーンの普及と適応領域の拡大を促進する「ブロックチェーン推進協会」という団体の理事も務めており、この団体にはたくさんのIT企業やブロックチェーン関連企業が参画しています。

さらにそれだけではなく、大阪のテックビューロ社を中心に設置されたICO協議会のメンバーとしてICOのインフラ提供の面で支援を行っています。

今後日本のICO市場にも中心的に貢献していく可能性を秘めています。

そのさくらインターネットは、過去テックビューロ社と、金融機関向けにブロックチェーン実証実験を無料提供しましたが、当時2015年、さくらインターネットの株価はその強い材料で高騰しました。

〈さくらインターネットの価格推移〉

引用:https://minkabu.jp/stock/3778/chart

さくらインターネットのコアビジネスはコンピュータリソースの提供ですが、片やテックビューロ社が開発するプライベートブロックチェーン「mijinクラウドチェーン」の実証実験の為のインフラ「さくらのクラウド」も提供しています。

現在も実証実験を継続して行なっており、今は高騰した2015年当時の価格よりは下げていますが、ポテンシャルを持った銘柄であると筆者は考えています。

アメリカで注目のブロックチェーン銘柄

アメリカのモバイルネットワーク用のソフトウェアやサービスなどを手掛けるプロバイダである「ペアテウム」がブロックチェーン技術の関連銘柄として話題を呼んでいます。

https://www.pareteum.com/

下記チャートを見ると、わずか数日で価格が約3倍に高騰している事がわかります。

〈ペアテウムの価格推移〉

引用元:https://www.bloomberg.co.jp/quote/TEUM:US

BTCやETHのような仮想通貨の処理を可能にするという発表があり、投資家の期待が高まったものと読み取れます。

他にも、ライオット・ブロックチェーンというブロックチェーン事業やビットコインのマイニング事業を計画する会社は、その株価を一時数倍も底上げしました。

https://www.riotblockchain.com/

引用:https://www.bloomberg.co.jp/quote/RIOT:US

名前に「ブロックチェーン」と入っているだけで、何だかイケている雰囲気を感じさせますね。

これらの他にもアメリカの西海岸辺りで、大きなブロックチェーン・ユニコーンが現れるかもしれません。

2018年さらに期待できるブロックチェーン銘柄は?

今後さらに注目できるブロックチェーン銘柄として、東京六本木に本社を置く「SBIホールディングス」に筆者は期待をしています。

この会社は既にインターネットをベースとした総合金融グループとして高いブランドを持っていますが、今後は仮想通貨・ブロックチェーン分野でのエコシステムの構築に力を注ぐ方針のようです。

実際にブロックチェーン分野へ投資するファンドを組成して、今後そこにフォーカスしていくという方針も、以下のSBIグループのプレゼン資料に詳しく記載されています。

http://www.sbigroup.co.jp/investors/library/presentation/pdf/presen180130.pdf

更にSBIはリップル社に投資をしていたり、SBI Ripple Asiaというリップル社とのジョイントベンチャーの会社も傘下に持っており、SBIホールディングスの株価は一時リップル(XRP)に連動した動きを見せていました。

・XRPの価格推移(2017/12)

引用:https://bitbank.cc/app/trade/xrp_jpy

2017年12月、XRPは数日で価格を約3倍に上げるパフォーマンスを見せました。ちょうどそのボラティリティが大きかったのが2017年の12月15日です。

そして、次はSBIホールディングスの同じ時期の株価を見てみましょう。

・SBIホールディングスの価格推移(2017/12)

引用:https://minkabu.jp/stock/8473

ちょうど12月15日のタイミングでXRPと同じように株価が高騰しています。

では、その後XRPの価格が400円近くまで跳ね上がった時はどうだったのでしょうか?

・XRPの価格推移(2017/12~2018/1)

XRPは2018年の年初から一気に高騰しましたが、下記チャートの通りSBIホールディングスも同じように年初相場が開いたと同時に高騰を見せています。

・SBIホールディングスの価格推移(2017/12~2018/1)

このように、良くも悪くもXRPの値動きに連動していると言えます。

しかし、SBIホールディングスは総合金融グループであり、事業を複数に分散しているので株価が多少割引されている(投資家が企業価値を評価しにくい)、またそれによる事業セグメントの分散によるリスクヘッジなど、他の要因で価格が値動きする可能性もあります。

ですが、今後のグループの方針としてSBIの北尾社長はこう発言しています。

第一に、組織の剪定を果断に断行します。これまで以上にグループの各事業、各プロジェクトの優先順位を明確にし、経営資源のより厳密な配分を行います。新しい生命力の創造は、こうした剪定による環境整備によりなされるのです。

第二に、剪定する、省くといってもそこには何が成長の芽になるのかという冷徹な判断が常に必要です。我々SBIグループはA&B即ちAIとBLOCKCHAIN(ブロックチェーン)を今後一〇年間に最も大きな社会変革を起こす技術として位置付けています。こうした分野には傾斜的に経営資源をつぎこむつもりです。そうした取捨選択が絶対に必要です。

引用元:https://www.sbigroup.co.jp/others/newyear/2018.html

この北尾社長の発言から、今後は既存の金融分野からブロックチェーンや仮想通貨の分野という事業セグメントにも全力で乗り込んでいくと予想ができます。

そして、この会社は突如サラブレットのように現れたITベンチャーでは無く、ネット証券業界においてトップに立つ十分実績のある企業なのです。

よって、今後期待できる銘柄として、このSBIホールディングスも有望だと考えるのです。

今後のブロックチェーン銘柄に関する考察

ブロックチェーン分野は次のユニコーン企業を生み出すか

かつてのGoogleやFacebookをはじめ、最近では「シェアリングエコノミー」というオンデマンド型のビジネスモデルを創り上げたウーバーやエアビーアンドビーのように、「ユニコーン企業」と呼ばれるスタートアップが次々と誕生しました。

そして、「次のユニコーンベンチャーはどの分野から生まれるか」については非常に関心の高い話題となりそうですが、今盛り上がりを魅せる「ブロックチェーン分野」から新しいユニコーン企業が生まれるのではないかと筆者は考えています。

現在時価総額が数十兆円を超える水準である仮想通貨市場ですが、その中核技術はブロックチェーンであり、冒頭で述べた通りブロックチェーンはこれから金融分野やそれ以外の分野での応用が期待できます。

そして、インターネットと並行してあらゆる分野でブロックチェーンの応用が可能になると、その市場規模はかなり期待できると考えます。

ブロックチェーンバブルは起こるか?

しかし、注目のブロックチェーン分野にすぐに飛び乗ろうと数々の企業が参入する反面、それがバブルの状態になる可能性もあり得ます。

仮想通貨市場が2018年初めから値下がりを見せているにも関わらずブロックチェーン銘柄が高騰していたりしますが、それがバブルとなって最終的には安い価格で落ち着く可能性も無くはありません。

ドットコムバブルでは、「ドットコム会社」と呼ばれるようなITベンチャーの株がどんどん買われましたが、結局インターネット関連企業のほとんどの株価は最後にはパーンと弾けました。

これは製造業であろうと情報通信業であろうと、ブロックチェーン関連業であろうと同じですが、最終的には私たち国民に必要とされる企業だけがその資源を配分してくれるのです。

しかし、その中で国民から必要とされる一握りのブロックチェーン銘柄は、かなり大化けする可能性を秘めていると言えるでしょう。

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