当記事では、ロボアドバイザーによる資産運用サービスのWealthNavi(ウェルスナビ)について紹介していきます。
- 考える事を放棄して全自動で資産運用を進めていきたい
- 初心者で投資のファーストステップを踏みたい
と考える方は、是非最後まで読み進めてみて下さい。
目次
WealthNaviとは、ロボアドバイザーが自分の代わりに資産運用を行なってくれるサービスであり、高度な知識が無くても自動で国際分散投資を行う事が可能な上、税金の最適化までも全て対応してくれます。
なお、このWealthNaviは、2019年4月に預かり資産1400億円を超えたことを発表しています。
2016年7月の正式リリースから約2年8ヶ月となる4月1日時点で、預かり資産1400億円、申込件数19万口座を突破しており、既に多くのユーザーがWealthNaviで資産運用を始めているのです。
WealthNaviの会社概要は以下の通りです。
会社名 | ウェルスナビ株式会社(英語名:WealthNavi Inc.) |
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代表者 | 代表取締役CEO 柴山和久 |
設立 | 2015年4月28日 |
所在地 | 東京都渋谷区渋谷2-17‐5 シオノギ渋谷ビル12F |
資本金 | 56億8578万円(資本剰余金含む) |
金融商品取引業者 | 関東財務局長(金商)第2884号 |
加入協会 | 日本証券業協会 一般社団法人 日本投資顧問業協会 |
WealthNaviのメリットについて見ていきます。
資産運用の手間を「ゼロ」にできる
WealthNaviの最大のメリットは、投資のプロセスを全て完全自動化してくれる点にあります。
例えば、投資を全て自分で行おうと思えば、「何にどのくらい投資するか」を決める必要があり、尚且つ入金や発注なども全て自分でやらなければなりません。
「投資には興味があるけど、忙しいから全てを自分でやるのも面倒だし、そこまで頭のリソースを注ぎ込みたくは無いな…。」
そう考えるような方は、WealthNaviに自分の投資を全て任せられます。
ノーベル賞受賞者の理論がベースとなっている
WealthNaviでは、ノーベル賞受賞者が提唱する理論に基づいたアルゴリズムで自分の資産の組み合わせが決定され、米ドル建てで最適化された国際分散投資のポートフォリオが形成されます。
そして、WealthNaviの投資対象は、上記のような株式、債券、金、不動産などの金融商品から構成され、リスクを抑える為の「国際分散投資」も可能です。
WealthNaviではDeTAXと呼ばれる機能が標準で搭載されており、「利益」を「含み損」と相殺させて税負担を翌年以降に繰り延べする事ができます。
ここは説明が少し複雑となってしまいますが、要は「節税効果が期待できる」という事です。
なお、WealthNaviのCEOである柴山氏によると、このDeTAXによって税金を最適化する事で、年間0.4〜0.6%の負担減が期待できるようなので、これだけでもWealthNaviを利用する意義があると言えるでしょう。
※参照:「WealthNavi for SBI証券」のウェルスナビ株式会社 柴山CEOへインタビュー
WealthNaviでは「NISA」や「つみたてNISA」などの少額非課税制度が利用できません。
NISAのご利用はできません。
当社のサービスは最低投資額を設定させていただいていること、年2回のリバランスが実施されることの2点から、年間累計の買い付け金額がNISAで上限となっている120万円を超えることが多いと想定されるためです。
引用:WealthNavi
NISAとは、2014年から開始された少額投資非課税制度の事であり、毎年120万円までの非課税投資枠が設定される制度です。(※つみたてNISAは、毎年40万円までで最大20年間の非課税投資枠が設定される制度。)
ですが、NISAやつみたてNISAは非課税制度が少額なので、年間120万円を超える投資・積立をしていきたいと考えている方には、大きな旨味は無いと言えます。
WealthNaviの手数料について見ていきます。
預かり資産から年率1.0%
WealthNaviの手数料は、預かり資産3,000万円までであれば「年率1%」、3,000万円を超える部分は「年率0.5%」となっており、その他のサービスは全て無料となっています。
年率1%と聞くと少し割高だと感じるかもしれません。
しかし、WealthNaviは資産配分や銘柄選定、発注、リバランスなどを全て自動で行なってくれるので、それらの手間を排除する為の対価だと考えれば、手数料率も妥当なのではないかと思えます。
手数料の割引プログラムもある
WealthNaviでは、6ヶ月ごとに手数料の割引が適用される「長期割」が用意されています。
長期割は最大年率0.9%まで段階的に手数料が割引きされるようになっており、6ヶ月間50万円以上〜200万円未満を入金していれば年率0.01%、200万円以上で0.02%が割引きされます。
WealthNaviはTwitter上でも良い評判が多く、プラスの運用実績を報告している人もちらほらいます。
ウェルスナビ 運用6ヶ月と10日。
プラス5.52%めっちゃ落ちた。笑
そしてリバランス入りました。明日が自動積立の入金日だから落としてるんだね。なんて頭のいい子(╹◡╹)w#ウェルスナビ #wealthnavi#投資#ロボアドバイザー#FOLIO#THEO pic.twitter.com/teZaZG0T1D
— ふま@ブログ4/30開設 (@Fuma_investment) May 7, 2019
株の300万運用より、ぜんぜんWealthNaviが勝ってる…#WealthNavi pic.twitter.com/ir0CPjDoqN
— t4 (@T4T4tttt) May 1, 2019
NISAとかiDeCoのことつぶやく人多いので、一年以上使ってるWealthNaviの実績を公開。 pic.twitter.com/gIn7IlkpG1
— epiphanypoint (@epiphanypoint) May 6, 2019
しかし、金融市場の動向によってその成績も左右するので、その点は注意が必要です。
はい、マイナス〜#WealthNavi #ウェルスナビ #ロボアドバイザー pic.twitter.com/NddBJ6pxcW
— パーマン13号 (@11CJEK16qh3oU9y) May 23, 2019
積立状況報告。5月に入ってからマイナス続きのウェルスナビ。しばらくこの状態が続きそうなきがする。 #ウェルスナビ #WealthNavi pic.twitter.com/ugm0mfrXSE
— ねこくん@投資など (@UWZj5OqKpQuzezS) May 27, 2019
まずはWealthNaviの公式サイトにアクセスし、以下の「口座開設」をクリックします。
次に、自身が登録したいメールアドレスを入力します。
そして、登録したアドレスに「認証コード」が届くので、それを以下のフォーマットに入力し、パスワードも記入してください。
次の画面ではお客様情報の登録が求められるので、画面の指示に従って入力を進めてください。
なお、その後は本人確認書類のアップロードが求められます。
「運転免許証と個人番号通知カード」または「マイナンバーカード」を準備して、画面に従って画像のアップロードを進めてください。
本人確認書類のアップロード完了後、数日経つと口座開設に関する通知ハガキが届くので、ハガキを確認して実際にログインし、WealthNaviでの投資を始めてみましょう。
- WealthNaviは自分の資産運用を完全自動化してくれる
- 手数料は1%で長期割が最大0.9%適用される
- ノーベル賞受賞者の理論をベースに、国際分散投資が可能
以上がWealthNaviについてでしたが、WealthNaviは自分の投資を「優秀なロボアドバイザー」に全て委託する事ができるサービスです。
特に、「投資はしたいけど、あまりそこに自分の時間やリソースを注ぎたくない」と考えるような方には、WealthNaviがピッタリでしょう。
なぜなら、手数料1%を払う事で、投資に必要なプロセスを全て自動化してくれる上、投資対象の国際分散や税金の最適化までも、全てを一貫して行ってくれるからです。
あなたも、自分の将来の為の資産運用を「ロボアドバイザー」を使って行ってみては如何でしょうか。