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Dentってどんなコイン?
Dentは比較的新しく、まだそれほど知名度が高い仮想通貨ではありませんが、モバイルデータを売買することのできるユニークな仮想通貨として注目を集めています。
まだ、日本では購入をしにくいですが、海外に頻繁に行くという人にはおすすめです。
Dentの特徴とチャートについて
Dentは2017年の6月に誕生したばかりの新しい仮想通貨です。
まだ価格はあまり高くありませんが、発酵上限はビットコインよりもはるかに大きいので今後の成長を期待することができます。
アルゴリズムがイーサと関連しているので、イーサが価格変動をすると影響を受ける場合があります。
Dentの概要
発行日:2017年6月19日
アルゴリズム: イーサに依存
発行上限:10000億DENT
創業者:Tero Katajainen
チャートについて

チャートは2017年の12月に大幅に上がりましたが、現在は落ち着いて、緩やかな上昇を見込むことが出来ます。アルトコインの中では常に100位以内に入っています。2018年4月現在約1円です。
Dentの特徴はモバイルデータで買えること
Dentの最大の特徴はモバイル関連の仮想通貨であるということです。
Dentの開発者はDentの目標について「この惑星の人間誰もがモバイルデータパッケージを購入して販売し、モバイルデータを解放する機会を持つブロックチェーンを利用してグローバル市場を想像する事である」と述べています。
現在、世界中の人々がスマートフォンをはじめとする通信末端を持っています。この通信末端で使用する通信データ量は人やタイミングによってさまざまです。
少ない人もいれば多い人もいます。同じ人であっても、多い月もあれば少ない月もあります。しかし、通信データ量は毎月リセットされてしまいます。
足りなくなって割高の通信料を払う月もあれば、あまり使わずに余らせてしまう人います。
今月はあまり通信をせず、モバイルデータが余ってしまったと言う時、Dentに変換をすることができるのです。しかも、モバイルデータの販売価格は普通、通信業者が決めます。しかし、ユーザーはどの通信業者に売ることが出来るのかを選ぶことが出来ます。
通信業者同士で価格競争が起こり、価値が高騰することも期待できます。Dentのもう1つのメリットとして国際ローミング問題の解決があります。
海外に言った場合、国内の通信回線は使えないので、国内の通信業者が海外の通信業者のプランを使用することになります。しかし、このような方法は割高になってしまいがちです。これを国際ローミング問題と呼びます。SIMフリーの携帯ならばSIMカードの購入で通信料を安く抑えることが出来ますが、Dentを使うとさらに安く通信をすることが出来ます。
海外へ頻繁に行くという人はDentを投資目的だけでなく、通信料節約の意味でもおすすめといえます。
Dentを扱っている取引所と買い方について

日本の仮想通貨取引所ではまだDentを取り扱っているところはありません。国外の取引所を開設しなければ購入をすることができません。
現在、Dentを扱っている主な取引所はKucoinとHitbtcですが、Kucoinの方が取引高は高いので、どちらで購入しようか迷ったのならばKucoinがおすすめです。香港の取引所で、比較的新しい取引所ですが、取引高は20位以内にランクインしています。手数料は0.1%とかなり安いです。
Kucoinの開設は秘湯事項を入力するだけなので全く難しくありません。
口座を開設した後は、まず国内の取引所でビットコインかイーサリアムを購入します。そして、Kucoinへビットコインかイーサリアムを送金し、Dentを購入します。
Dentの将来性について

Dentはまだまだ新しいアルトコインです。日本では扱いがありません。そして、今後もしばらくは日本での扱いがあるとは考えにくいです。理由は通信業者にメリットがないというものです。ユーザーが余ったデータ容量を、通信業者を選んで売ったり、足りないデータ容量を通常価格で購入したりしていては通信業者が儲かりません。
このようなことが分かり切っているのにわざわざ通信業者が金融庁に仮想通貨の認可を求める手続きをするとは考えにくいです。
海外に取引所を開設し、手数料を払ってまでDentを購入するメリットは今現在、あまりあるとは言えません。
ただし、通信業者との折り合いさえつけば、通信データを多く使う人もそうでない人にもとても便利な通貨なので、どんどんと浸透していくことが期待できます。
Dentはユニークだけれど、日本ではまだこれから

Dentは2017年6月に発行された比較的新しいアルトコインです。チャートは2017年12月に急激に上がりましたが、現代は穏やかに上昇をし、安定をしています。
Dentの特徴はモバイル容量を売買することが出来ると言う点です。毎月の通信データがリセットされてしまうことで生じるデメリットや国際ローミングを解決してくれることが期待できます。
しかし、日本の取引所では取り扱いが無く、これからもしばらくは取扱を期待することは難しいでしょう。海外に取引所を開設し、手数料を払って購入しなければなりません。