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ICOに成功したindaHashとは。インフルエンサーの未来と可能性

インフルエンサーが活躍するプラットフォーム「indaHash」

引用:indaHash公式サイト

indaHashとは、企業とインフルエンサーを繋ぐマーケティングプラットフォームです。

従来の企業のプロモーション活動やマーケティングはテレビ広告やネット広告といったマスメディアが主流でしたが、時代は特定の個人メディアでのプロモーションへとシフトしているのです。

最近では芸能人や著名人がSNSによって個人影響力を発揮するようになっており、ネット上で発言することで多くのフォロワーに影響を与えられる「インフルエンサー」は、SNSから社会的に大きな影響を及ぼす可能性も秘めているのです。

このようなインフルエンサーが自身のSNSで企業の商品やサービスのプロモーションを行うことをインフルエンサーマーケティングと呼びます。

例えば日本では、インスタグラムのフォロワーが700万人を超える渡辺直美氏が広告収入で数百万円を稼ぎ出し、YouTuberであるHIKAKIN氏がYouTubeでのチャンネル登録者数が500万人を超えており億単位の年収を得ていますが、このように影響力のある人がお金を稼げるようになりました。

そんなインフルエンサーと企業をマッチングさせていくのがindaHashの役割です。

ICOに成功したindaHashの特徴や将来性とは

 

引用:indaHash公式サイト

既に日本でも馴染みのある「マクドナルド」「ファンタ」「ケンタッキー」といった大手企業と提携を結んでいるindaHashですが、以下よりその特徴を見ていきます。

ICOでおよそ50億円を調達して成功

このindaHashはICOにて5万3,000ETHの調達に成功し、それは当時3月の相場でおよそ50億円となりました。

このICOではトークンの発行量の内80%程がユーザーの元へ渡り、18%がインフルエンサーと企業へ渡り2%がトークンの買い戻しに使われる設計となっています。

indaHash側はトークンを保有しておらず、中央集権的な要素が弱く分散的なICO成功例であると言えます。

IDHトークンを使ったインセンティブ設計

このindaHashではインスタグラムのフォロワーが300人以上存在すれば誰でもインフルエンサー登録が可能であり、登録したインフルエンサーは自分が行うプロモーションを提案します。

それをindaHashや企業側が審査し、通過するとインフルエンサーは自身のSNSでプロモーションできるようになります。

そして、そのプロモーション効果によってindaHash側からインフルエンサーには独自トークンであるIDHが付与され、企業からも報酬が支払われます。

indaHashもプロモーションに成功すると企業から報酬がもらえるので、indaHash、インフルエンサー、企業の全てにインセンティブがあるのです。

グローバルにインフルエンサーを獲得できる

従来のインフルエンサーマーケティングの場合、グローバルにそのプラットフォームに参加するには厳しく、支払いの為の法定通貨による弊害がありました。

それは各通貨によって送金手数料などが掛かってしまうからです。

ですが、IDHトークンを利用することで国境を超えた支払いも安易に可能となります。

インフルエンサーの独自トークンの発行

そしてこのindaHashが従来のインフルエンサーマーケティングと一味違うのが、インフルエンサーによる独自トークンの発行が可能という点です。

これによって商品を購入するユーザーにもインセンティブが付き、ある特定のインフルエンサーから商品を購入することでインフルエンサー自身が提供する商品やサービスのクーポンやディスカウントをユーザーは受けることができるのです。

このように、indaHashでは、インフルエンサー側もこのプラットフォームを使って自身のブランディングをすることができるという将来性を持っています。

indaHash(IDH)のチャートと今後の価格予想

引用:coinmarketcap

そんなindaHashの独自トークンIDHは、上場当初からおよそ1.5倍程高騰した後、ここ3ヶ月程は上場始値を割る価格で推移しており、その変動はほぼ横ばいと言って良いでしょう。

なお、現在上場しているのはHitBTC、Tidex、IDEX、Livecoin です。

引用:coinmarketcap

上記の図を見ると、全体の75%程がHitBTCで取引されていることがわかり、その次にTidexが30%を占めています。

HitBTCはICOで成功した新規トークンを多く扱っており、手数料も割安な特徴を持っています。

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2018年4月現在の時価総額はおよそ20億円となっており、取り扱いの取引所もまだ少ないことから、HitBTCでも1日500万円程度の取引高しかないので、IDHはボリュームに欠けると言えるでしょう。

また、indaHashのようにICOで成功後上場の初値を割るケースは珍しくなく、例えば最近上場したNOAHコインも上場後は価格が3分の1程度に落ち込み、ほぼ横ばいで推移しています。

ですがindaHashは既に大手企業との提携もあり、サービスの内容やカタチは明確になっています。

後はどれだけインフルエンサーを取り込めるかであり、マイクロ層のインフルエンサーのみならず「大型インフルエンサー」の獲得が市場にインパクトをもたらし、価格上昇の鍵になるではないでしょうか。

企業から個人への時代を作るプラットフォーム

以上がindaHashに関してでしたが、このようにあらゆる影響力を持った個人の価値が数値化される「インフルエンサーのインフラ」は次々と誕生するのではないでしょうか。

なお、少し余談ですが、昨年2017年の「第59回 日本レコード大賞」に受賞したのは乃木坂46の「インフルエンサー」でした。

このように、「インフルエンサー」という言葉が国内でも知られるようになり「影響力」というものが一層重要になっている時代でもあるのです。

現段階で各インフルエンサーはYouTubeだったりインスタグラムだったりと、自分の土俵を持っています。

ですが、それがトークンを使った新しい土俵に移り変わることとなれば、このIDHトークンの価値も上がっていくかもしれません。