ブロックチェーン

大型ICOに成功した次世代銀行BANKERA(BNK)の魅力と将来性

次世代のブロックチェーン銀行であるBANKERA(BNK)とは?

引用:BANKERA公式サイト

BANKERAとは、ブロックチェーン技術を駆使して構築される「ブロックチェーン時代の次世代銀行」であり、銀行業務に掛かるコストや仲介者のカウンターパーティーリスクを減らすことを目指しています。

カウンターパーティーリスクとは、取引相手が倒産などによって取引できなくなるリスクのことですが、金融業界では過去にリーマン・ブラザースが負債総額60兆円という人類史上最大の破綻劇を起こし、仮想通貨業界ではマウントゴックスが顧客のビットコインおよそ3億円分を横領し破綻しました。

このように、既存の金融取引や仮想通貨取引では取引相手の信用がとにかく大事なのですが、金融市場の中立的な立場につくことによってあらゆる金融商品を信用不要のトラストレス化とし、安価なコストでサービスを提供していくのがBANKERAの狙いです。

では、以下よりBANKERAの概要について解説していきます。

BANKERAのサービス展開や特徴

Spectrocoin(スペクトロコイン)

引用:Spectrocoin公式サイト

BANKERAの創業チームによって既に「Spectrocoin(スペクトロコイン)」というサービスが運営されており、仮想通貨のウォレットやデビットカード、決済代行のサービスなどを手掛けています。

そんなSpectrocoinは2018年4月現在80万人以上の顧客基盤を持っており、BANKERAのホワイトペーパーには新規登録数は毎日1000件以上だと記載されています。

この既存サービスであるSpectrocoinの延長上にBANKERAの構築があり、2つのサービスは共存されていき互いにシナジーを発揮していくと考えられます。

引用:BANKERAホワイトペーパー

BANKERAの運営する取引所

引用:BANKERA公式サイト

BANKERAは自社で取引所を構えており、この取引所を使用してBANKERAの独自トークンであるBNKトークンを使用することができます。

BNK建てで取引をすれば、なんと全ての仮想通貨売買に置ける取引手数料が無料になります。

例えばBTCをETHに交換する際に、中間にBNKトークンを挟めば無料になるということです。

現時点で取引所に対応している仮想通貨はBTC、ETH、DASH、NEM、BNKの5つですが、BANKERA取引所において手数料が無料になるという分かりやすいベネフィットがあるのがBNKトークンの特徴です。

BANKERAの配当システム

BANKERAは仮想通貨生態系と既存の金融生態系を結ぶ大規模な経済圏の生成を目指しており「デビットカード」「預金」「投資信託」といった既存の銀行業にあたるサービスも展開します。

特にBANKERAで注目なのがBNKトークンを保有しているだけで配当がもらえるという仕組みであり、BANKERAの取引所やSpectrocoinで得た事業利益の20%がBNK保有量に応じてETH建てで配当されます。

この配当に関してはICO時から現在まで引き続き進行しており、投資家に配当分が割り当てられています。

なお、BANKERAの公式ブログを見ると各週配当に関する詳細がレポーティングされています。

執筆時の最新配当日である4月5日は103,398ユーロの純収益を生み出し、そのうちBNKトークン保有者へ予定通り20%が配当されましたが、その額は合計20,679ユーロとなっています。

過去最大級の参加数を記録したBANKERAのICO

そんなBANKERAはICOによっておよそ162億円を調達しました。

この規模感は世界的に見ても上位にランクインしており、同水準の規模感で言うと現在仮想通貨時価総額5位のEOSが当時185億円程調達しています。

BANKERAのICOの参加者は10万人を超えており、それが過去最大級となりましたが、最近のテレグラムやBraveのような少数の投資家がトークンを独占するとな成功プロセスとは異なっていますね。

資金調達の民主化・グローバル化が魅力のICOでは、このように調達額以外にも参加者を多く集めることで潜在的な顧客を顕在化させられるメリットもあるのです。

BANKERAの総発行枚数は250億BNK

BANKERAの発行枚数の上限は最大で250億BNKと公式ブログには記載されています。

これは数字的に見るとかなり大規模に見えますが、BNKトークンのICO売り出し時は1BNKあたりが0.017~0.024ユーロで売り出されており、1BNKあたりの単価は低くなっています。

これについてを公式サイトでは「ビットコインのSatoshiという最小単位と比較するとSatoshiの方が供給量が84,000倍大きい」と述べられていますね。

その総発行数250億BNKの内の割り当ては以下の通りです。

  • 10%・・・Pre-ICOによる発行
  • 30%・・・ICOによる発行
  • 30%・・・SCO(セカンド・コイン・オファリング)
  • 25%・・・経営陣・社員持分
  • 5%・・・アドバイザー持分

このBANKERAはPre-ICO時に25億BNK、ICO中は75億BNKのトークンが発行されたので総発行数の40%分である100億BNKが既に発行されていることになります。

それに加えて経営陣・社員・アドバイザーの持分で一部発行されています。

ここで考えられる懸念は「経営陣やアドバイザーが保有分を市場に放出してBNKの価値を下げてしまわないか」という点ですが、これもXRPと同じようにロックアップされます。

ロックアップとは、市場で売却できないようにその保有資産をロックすることですが、これによって長期的なBNKの価値向上を図ります。

なお、SCOについては第二回のICOといったニュアンスであり、これについてはまだ公に発表がされていません。

もしかすると、また大規模な資金調達が行われるかもしれませんね。

BANKERA(BNK)が上場される取引所と買い方

BANKERAの独自トークンであるBNKはHitBTC、Spectrocoin、BANKERAの取引所での上場がほぼ決まっています。

これらへの上場については上場時期が2018年の4~6月との発表があり、恐らくBTCやETHでの取引が可能となるでしょう。

では、上場予定の一つであるSpectrocoinの登録方法について簡単に触れておきます。

まずはSpectrocoinのサイトにアクセスし、メールアドレスを入力して「登録する」をクリックしましょう。

その後に登録したメールアドレスとパスワードを入力します。

入力後「申し込む」をクリックすると登録したアドレス宛に確認メールが来るのでメール内のリンクを踏んでログインすれば完了です。

完了後は下記画面のように自身のポートフォリオを確認することができます。

BANKERAの将来性

引用:BANKERAホワイトペーパー

以上がBANKERAについてでしたが、このBANKERAのホワイトペーパーに記載されている思想が今後どれだけ現実化するかにかかっているかと思いますが、既存の巨大金融システムはそう簡単に覆すことはできないでしょうか。

世界の金融システムは各国によって異なっており、様々なしがらみによって必ずしも合理的ではありません。

そのおかげレガシーシステムが何十年も塩漬けにされているのです。

例えば国際送金で用いられるSWIFTはおよそ40年間も同じ仕組みで変化していません。

それを変革しようとXRPを用いたリップルネットワークが進出しようとしているのですが、BANKERAも古い体質の金融業界にのめり込むことができるのかがポイントでしょう。

そして、革新的な次世代銀行であっても利用者は新しいモデルをきっちりと理解していくまでどれ程の時間が掛かるかも疑問点です。

日本では、住信SBIネット銀行やイオン銀行のようなネット銀行ですら定着していない層が存在しています。

しかし、だからこそ投資的観点では可能性があるとも見て取れます。