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広告の常識を変えるAdExとは?現在のチャートや将来性を読み解く

オンライン広告の問題点を解決するべく誕生したAdEx

世の中には数多くの広告で溢れています。TVではCMが、電車には中吊り広告が、そして、インターネット上にも。

とくに、オンライン広告は見たくなくても画面に表示されるため、鬱陶しく感じる人も多いことでしょう。

多額の広告費を払っている広告主もこれを望んでおらず、本来なら広告を必要とする人に適切に表示されるべきなのです。

そこで立ち上がったのが仮想通貨のAdEx(アデックス)です。AdExはオンライン広告の現状に対し、以下の9つの問題点を挙げています。

・ユーザーの合意がない

・プライバシーに関する懸念とデータの不正使用

・入札の透明性の欠如

・不明瞭で誤解を招くレポート

・広告詐欺

・広告ブロッカー

・中央集権による管理

・支払い方法の制限

・フォーカスの欠如

AdExはこれらの問題点を解決するべく、ブロックチェーンとスマートコントラクトを活用したプロジェクトを立ち上げたのです。

そこで、AdExがどのようにして上記の問題点を解決するのか、メリットなどを踏まえ、ご説明いたします。

問題点を解決するためのAdExのアプローチ方法とは?

出典:https://www.adex.network/

まずは、AdExの基本情報から見ていきましょう。

AdEx20176月に公開されたばかりで比較的新しい仮想通貨です。発行上限枚数は1億枚で、Bitcoin(ビットコイン)の総発行枚数の2,100万枚を遥かに超えています。

また、ERC20に準拠しており、Ethereum(イーサリアム)のブロックチェーンをプラットフォームとして発行されました。

その後、スマートコントラクトを利用するNEO(ネオ)に自身のコアを移植する形をとりました。

NEOのスマートコントラクトを利用することで、AdExは広告配信機能をより強化すると考えられています。

ブロックチェーンとスマートコントラクトで問題に臨む

AdExは冒頭で挙げた9つの問題点を解決するために、ブロックチェーンとスマートコントラクトが活用できると考えています。

たとえば、ユーザー自身のプロフィールに興味のあるジャンルなどを表示すると、興味がない広告が表示されにくくなるメリットがあります。

ブロックチェーン技術のデータの匿名化により、消費者のプライバシーも守ることができます。

AdExは、広告主にも様々なメリットを与えてくれます。

たとえば、全てのクリック・ビューの追跡が可能になるため、入札に透明性を持たせることができます。

リアルタイムのレポート作成が可能になることで、広告費用対効果の把握にも役立てられます。

さらに、スマートコントラクトを利用することで、仲介者を置かなくても、広告主と広告掲載者間で直接やり取りすることが可能になります。

これにより、広告主が広告詐欺に遭う確率も低くなり、消費者に対して適切な広告が表示されるようになります。結果的にユーザーも広告ブロックを行わなくなるという訳です。

AdExはこれらを実現するためのプラットフォームとして、利用できるようになるのです。

AdExの現在のチャートや買い方

AdExの現在の価格をチャートで確認しましょう。

参考:https://www.coingecko.com

上場直後は63円を記録していましたが、2017年の年末から価格は急上昇しました。これまでの過去最高額は20181月に記録した394円です。

その後、60円台まで下がりましたが、一時160円を記録した後、423日現在では113円を維持しています。

海外取引所でのAdExの買い方

AdExは国内の取引所では取り扱っていませんが、海外の取引所で購入することができます。AdExを購入する際は、以下の手順を参考にご覧ください。

1.国内の取引所に登録し、Ethereumなどの仮想通貨を購入する

2.仮想通貨を海外の取引所に送金する

3.送金した仮想通貨でAdExを購入する

海外の取引所で仮想通貨を購入する場合、この3ステップが基本になります。

とくに注意が必要なのは、海外の取引所では円建てできないため、国内の取引所で仮想通貨を購入する、もしくは保有する仮想通貨を送金する必要があります。

AdExが買える海外の取引所

AdExが買える海外の取引所には、BINANCE(バイナンス)やBittrex(ビットレックス)、Upbit(アップビット)、Huobi(フオビ)、HitBTCなどが挙げられます。

中でも、最もAdExの取引高が多いのがBINANCEBittrexです。

BINANCE0.1%と手数料が安い上に、独自コインのBNBを取引に利用することで、さらに手数料を安く押さえることが可能です。ただ、現在は日本語対応していません。

Bittrexは世界最大の取引所で、取り扱っている銘柄が250種類以上であることから人気が高いです。

手数料は0.25%とBINANCEよりも高めに設定されている点や日本語対応していないデメリットもありますが、信頼性の高い取引所として人気があります。

ライバルとの差別化とAdExの将来性

AdEx以外にも、類似したプロジェクトを持つ仮想通貨が存在します。

たとえば、BATBasic Attention Token:ベーシック・アテンション・トークン)やNYIAXQChainといった仮想通貨です。

AdExはこれらの競合に勝る特徴として、以下の2つを挙げています。

・全てのデバイスやOS(オペレーティング・システム)での利用が可能

・広告主や広告掲載者間での取引に利用されるため、誰でも理解しやすい仕組み

これらの特徴により、他の通貨との差別化を狙っています。

AdExはオンライン広告の現状の突破口となる

類似プロジェクトの仮想通貨との差別化に成功したとしても、必ず大きな壁となって立ちはだかるのが最大のライバルとなるGoogleの存在です。

知名度も信頼度も圧倒的な支持率を誇り、AdExは手も足も出ないのが実状でしょう。

それでも、ただ1つだけ言えるのは、AdExのプロジェクトが成功すれば、AdExはオンライン広告における問題点を解決する突破口となるということです。

これは、オンライン広告の常識を大きく変えることを意味し、広告を適切な人に対し表示することが当たり前の時代になるのです。

このように、AdExはユーザーや広告主が求める広告のあり方を実現しようとしています。

社会にとってあるべき姿を目指すAdExへの期待は、今後大きくなっていくことは間違いないと言えるでしょう。