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仮想通貨ヒーローがICOで成功をおさめた理由や特徴を徹底分析

日本で最も稼ぐ男の心を掴んだPawnHero

HERO(ヒーロー)という仮想通貨が注目を集めていることはご存知でしょうか。

中国最大手のアリババがヒーローの母体であるPawnHero(ポーンヒーロー)に出資していることでも知られています。

さらに、フォーブスジャパンの日本長者番付2018https://forbesjapan.com/feat/japanrich/)の第1位に輝いた孫正義氏のソフトバンクもPawnHeroに出資しています。

そんな大手企業の心を掴んだヒーローとは、どのような仮想通貨なのでしょうか。そこで今回は、ヒーローの特徴や現在の価格、買い方などについてご説明いたします。

ICO成功の仮想通貨ヒーローが有望視されるワケ

 

引用:https://herotoken.io/

まずは基本情報を確認していきましょう。

ヒーローは20183月に上場したばかりの仮想通貨で、イーサリアムのブロックチェーン上で発行されているトークンです。

発行元のPawnHeroはフィリピンでオンライン質屋を事業としている会社です。フィリピンにおいて、質屋とは金融業としての意味を成しています。

フィリピン国内では、店舗を持ち高金利の質屋が当たり前ですが、PawnHeroは低金利で店舗を持たない新しいビジネススタイルを確立していることから注目を集めています。

ヒーローが大手企業の心を鷲摑みにした理由

ヒーローの公式サイトには、錚々たる顔ぶれが名を連ねています。

たとえば、世界的な経済誌「フォーブス」やアメリカの金融・経済情報誌「ウォールストリートジャーナル」、世界の金融情報を提供する「ブルームバーグ」などです。

これほどまでに大手企業から支持される理由として、次の2つの特徴が挙げられます。

1.経済成長が期待される東南アジアをターゲットにしたICO

2. 既存サービスに対し競争優位性を持つサービスの提供

ヒーローがターゲットに選んだのが、発展途上にある東南アジア市場です。

ヒーローのホワイトペーパーによれば、東南アジアはインターネットの普及が進み、ネット通販など東南アジア市場が急速に発展しています。

GoogleTemasekの調査によれば、2025年までに東南アジアのインターネット経済は200USD まで達すると予想され、すでに堅調に伸びているGDP2.5USDにまで成長しています。モバイル接続率は世界平均(124% vs 103%)を上回り、インターネット速度もまもなく世界平均である 23.3 mbpsに達すると予想されています。この地域のインターネット産業は急速に発展しています。』

出典:ヒーロー「日本版ホワイトペーパー」https://s3-ap-southeast-1.amazonaws.com/herotoken/Hero%2BWhitepaper_Japanese.pdf

このように、ヒーローが東南アジアにターゲットを絞ったことが多くの企業の賛同を得ることに繋がったのでしょう。

2つ目の特徴として、既存サービスに対して競争優位性を持つサービスを提供できることが挙げられます。

ホワイトペーパーでは、東南アジアの人口の約7割が銀行口座やクレジットカードを持っていないことに言及しています。

これが意味するのは、経済的な信用が得られないことです。学校に行けない、ビジネスが展開できない、才能を活かす場が持てない、といった経済的な制限がつきまといます。

ヒーローのプロジェクトが成功すれば、銀行口座やクレジットカードを持っていなくても、ヒーローを通じて信用やお金を得ることが可能なのです。

ヒーローが掲げるミッション

ヒーローが掲げるミッションは、銀行口座を持たない人でも低金利の融資を受けられるプラットフォームを作ることです。

銀行口座を持たない人は、年利100%を超える不当な金利で融資を受けるしか選択の余地がなく、生活が楽になるばかりかどんどん苦しくなってしまうのです。

低金利の融資が受けられれば、高金利で首が回らなくなったり、学校に通うのを諦めたり、才能を活かせないことを黙って受け入れたりする必要がなくなるのです。

具体的には、ヒーローが提供するアプリを通して、無担保ローンなどの融資が受けられるようになります。

ブロックチェーンを利用したスマートコントラクトやSNSなどからの信用データの収集により、実現可能です。

ヒーローはその名の通り、東南アジアで経済的に苦しむ人の「HERO」になれるかもしれません。

仮想通貨ヒーローの現在の価格

ヒーローへの期待が膨らむところですが、ヒーロー(イーサリアム建て)の現在の価格を確認してみましょう。

スマホアプリのBlockfolio(ブロックフォリオ)のレートによると、2018424日現在では0.338565米ドルとなっており、日本円では約36円であることが分かります。

チャート確認の際に注意したいのが、ヒーローと名前が付く通貨が他にも存在している点です。価格の確認や購入の際は、くれぐれも間違いのないようにご注意ください。

仮想通貨ヒーローの買い方や取引所

ヒーローはICO後に海外の取引所Qryptos(クリプトス)に上場しました。ヒーローを購入する場合は、Qryptosでの購入が必須です。

では、ヒーローの買い方を以下の3ステップでご説明いたします。

1.国内の取引所でイーサリアムなどの仮想通貨を購入する

2.購入した仮想通貨をQryptosに送金する

3.送金した仮想通貨でヒーローを購入する

Qryptosでヒーローを購入する場合、基本的に円建てできないため、国内の取引所から別の仮想通貨を送金する必要があります。

国内の取引所やQryptosに登録していない人は、事前に登録を済ませておきましょう。

また、取引所の登録の際は、セキュリティを高めるためにも必ず二段階認証の設定を忘れずに行うことをおすすめします。

Qryptosが日本では登録できない理由

ここまで、ヒーローの買い方をご説明しましたが、実は日本からはQryptosに登録することができません(2018424日現時点)。

Qryptosの登録が日本からできない理由は主に2つ挙げられます。

1つは、日本からの登録を制限することで、日本の法律に縛られない運営をするためです。

20182月にBINANCEが「仮想通貨交換業者」の申請をせずに営業していたことから、金融庁の警告を受けたことでも納得ができます。

もう1つは、国内の取引所Quoinex(コインエクスチェンジ)への上場の機会を狙っていることが挙げられます。現時点では噂レベルでしかありませんが、2つの根拠があります。

1つ目の根拠は、QryptosQuoinexの運営者と同じ会社が運営していることです。仮想通貨業界はまだ未成熟で法の整備も整っていないのが現状です。

日本の法整備次第では、Qryptosと同系列の取引所であるQuoinexにヒーローの上場を促す可能性は高いと言えるでしょう。

2つ目の根拠は、ICOでヒーローを手にした全体の82%が日本人投資家であるということです。

参考:https://medium.com/@HeroToken/community-update-march-16th-716caf9cc695

ヒーロートークンの約8割がQryptosで売買できない日本人が保有しているということは、市場での流動性に欠けます。

プロジェクト成功のためにも、ヒーローの価値を高める必要があるためどこかのタイミングでトークン保有者である日本人が利用できる取引所に上場することが考えられます。

ヒーロー(果報)は寝て待て

ヒーローは大手企業から注目されていることからも期待の仮想通貨と言えますが、保有する日本人投資家からすれば、1日でも早く売買したいという思いなのではないでしょうか。

中には、売買できないトークンを保有することを後悔している方もいるかもしれません。

ただ、「果報は寝て待て」という言葉があるように、保有している以上はクヨクヨしても仕方がありません。

BINANCEKucoinなど上場して欲しい銘柄の投票を行っている取引所もあるので、こういった投票に参加してみてはいかがでしょうか。