仮想通貨

リップルウォレットの役割とは?管理方法やオススメのアプリを紹介

リップルウォレットの役割とは?取引所に預けられない理由

リップルは本来、海外送金や決済をスムーズに行うためのシステムの事で、アメリカのRipple社によって行われている金融サービスの事です。

サービス内で使用するトークンをXRPと言い、このトークンこそがリップルコインと呼ばれているものになります。そのトークンを保管するためのシステムや場所、方法をウォレットと呼びます。

実は使い分けが非常に重要なウォレット。ここでは、役割・セキュリティ面から総合的に判断した上で、あなたに最適なリップルウォレットをご紹介していきます。

リップルなどの仮想通貨を保管できる「ウォレット」は、大きく2種類に分類できます。

  • ホットウォレット

インターネットに接続されている状態のウォレット。入出金や取引に利用しやすい。

  • コールドウォレット

  オフライン環境に秘密鍵が保管されているウォレット。ハッキングリスクが低い。

秘密鍵は、仮想通貨を取引などで送金する際に必要になるもので、その仮想通貨を保有している証明でもあります。

普段取引所を経由してトレードなどで仮想通貨を所有した際には、基本的に秘密鍵を知ることはできません。と言うのも、この場合秘密鍵の管理者は取引所になるからです。

取引所に保管されている仮想通貨は、言わばホットウォレットを利用している状態とも言い替えられます。

取引所は、数多くのトレーダーやその仮想通貨の所持者の秘密鍵をまとめて管理している様な状態で、膨大な仮想通貨が集中し、ハッキングの標的にされやすい面があります。

また、取引所の倒産や債務不履行によって、預けている仮想通貨ごと飛んでしまって損失を受けると言うリスクもあります。(カウンターパーティー)

カウンターパーティーは、実際に起こっています。2014Mt.Gox社が顧客のビットコインを預かったまま倒産する事態となり、当時仮想通貨業界を震撼させました。(マウントゴックス事件)

これらの様なリスクは仮想通貨を扱っていれば、常について回ります。自分で独自のウォレットを作成するのは、仮想通貨の種類を問わずリスク回避の面で、非常に大切な事なのです。

リップルウォレットのおすすめは目的によって使い分けを意識する

仮想通貨を保管するウォレットは、ホットウォレットが3(オンライン・デスクトップ・モバイル)、コールドウォレットが2(ペーパー・ハードウェア)5種類が一般的です。

利便性

セキュリティ面

オンライン(Web)ウォレット

デスクトップウォレット

モバイル(スマホ)ウォレット

ペーパーウォレット

×

ハードウェアウォレット

利便性は、ウォレットからトレードなどに実際に使用するにあたっての「動かしやすさ」の観点からの評価を表し、セキュリティ面は、ハッキングリスクの高さを表しています。

こうして見ると、逆相関関係になっていますね。どちらかを優先すると、他方を妥協せざるを得ない事が分かります。

では、具体的にはどれがいいのか、11つのウォレットのおすすめと特徴をピックアップしましたので見ていきましょう。

オンラインウォレット

引用:GATEHUB公式サイト

リップル公式のウォレットアプリにripple Tradeというものがありましたが、2016年に廃止となりました。廃止後に、公式から移行先として提案されているのがGATEHUBです。

公式からの提案もあって、保管先として選択しているリップル保有者も多いのではないでしょうか?リップルウォレットとしてかなりメジャーな部類です。

しかし、結局はインターネット上にあるオンラインウォレットなのでハッキング被害の声も見受けられる現状があります。

デスクトップウォレット

引用:ripple-client-desktop公式サイト

リップル公式で配布されていたデスクトップウォレットを元に、作られたタイプのものです。公式で配布されていたものは現在サポート停止状態になっています。

他にもリップル対応のデスクトップウォレットはありますが、日本語対応でないものも多い中、こちらは対応している点がピックアップポイントです。

ただ、バージョンも2016年から更新がなく、バグの修正も見込めないため、あまりおすすめできません。デスクトップウォレットとは言え、ホットウォレットなのでハッキングリスクもあります。

モバイルウォレット

引用:https://toastwallet.com

Toast Walletは英語表記ではありますが、シンプルで扱いやすい特徴があります。AndroidiOS両方に対応していて、アプリを入手することで使用できます。

ホットウォレットながら、オンラインウォレットに比べてややセキュリティ面で優位です。

ToastWalletは、アドレスの作成やリップルコインの送受信が行えるだけでなく、バックアップの作成が可能なので、スマホの紛失や故障で機種変更を行っても、バックアップから復元が可能というメリットがあるからです。

ペーパーウォレット

引用:ripply-paper-wallet

ペーパーウォレットは、アドレスと秘密鍵を作成できるツールを利用し、それらを作成した上で紙に印刷するなどして、オフラインで保管するタイプのウォレットです。

作成したアドレスに保有しているリップルコインを送金することで機能します。ただ、より安全性を高めるためにウォレット作成自体はツールをDLした後、ネット接続を切った状態で行う必要があります。

また、アドレスと秘密鍵を印刷する際もWi-Fi接続による無線でプリンターへ飛ばすのではなく、有線で行うことでセキュリティの高さを維持できます。必ずPC上に残らない様にしましょう。(スクリーンショットなど)

ハードウェアウォレット

引用:LegerNanoS公式サイト

ハードウェアウォレットは、USBなどの外部メモリへ移す形で保管できるタイプです。リップルコインであるXRPに対応しているものだとレジャー・ナノSが挙げられます。レジャー・ナノSは、Amazonなどのネット通販サイトでも入手することが出来ます。

しかし、公式サイト以外で販売されているものの中には、偽物が混ざっている、実はマルウェアが仕込まれていて、ハッカーへ情報が流れてしまう危険性がある事も指摘されています。購入する場合は必ず公式サイトを経由しましょう。

また、バグも幾度か発生しているようなので、利用する際には表示されている数字(通貨の保有数など)もきちんと確認しましょう。実際にバグを経験した方もいるようです。

リップルウォレットの選び方のポイント

それぞれのウォレットに長所と短所があるため、自分の保有している仮想通貨の状況に合わせる、という点が一番大切になります。

  • 長期ホールド・保管用なら

ハードウェアウォレット・ペーパーウォレットがおすすめ

  • 運用で動かす機会が多いなら

モバイルウォレット

取引所に置いたままというのも利便性は高いですが、セキュリティ面も考えると最低限独自のウォレットを一部だけでも手元に用意して、分散管理したいですね。

リップルウォレットのおすすめアプリの使い方

やはり、スマホでチャートをチェックしたり、実際の売買を行っている人も多い中、ウォレット自体もスマホに作成出来れば便利ですよね。

モバイルウォレットの項目で紹介したToast Walletの使い方を実際に見てみましょう。全て英語で表記されていますが、シンプルなので理解すれば非常に使いやすいアプリになっています。

まずはアプリをダウンロードしましょう。アプリストアでToast Wallet!で検索すると表示されます。ダウンロードは無料。ここではiPhone版アプリで使い方を紹介していますが、基本操作はAndroid版も同じです。

アプリを起動すると、この様な画面が出ます。利用規約になるのですが、全て英語です。

要約すると、ウォレットの維持や使用にあたって20XRPが必要になると書かれています。20XRPを常にウォレットに入れている状態でなければ、機能しない状態だと言うことです。つまり手数料としてかかってくる事を認識しておきましょう。

規約画面を下へスクロールしていくとCreate a New Walletという項目があります。(黄色矢印)そこをタップして、PINコードの設定を行いましょう。

数字を6つ入力します。パスワードの様なものですね。6つ入力すると、もう1度確認を要求されるので、同じ数字を入力。

するとパスフレーズの設定画面が現れます。

の様な画面です。上部分に入力し、下に確認用として同じフレーズを入力します。このパスフレーズはリップルコインの送信や、ウォレットアドレスの新規作成などに必要になるので、設定したものを必ずメモや印刷で保管しておきましょう。

20~30文字以上あるとベターです。アルファベットと数字に、さらに記号の組み合わせが必要になります。

入力できたらSet Passphraseをタップ。

すると次の画面にINPORTANT!!!と表示されています。非常に重要な画面で、【ここを必ず保管する】の部分に復元フレーズが表示されるので、必ず保管しましょう。万一紛失すると送金用パスフレーズを忘れてしまった時に困るので要注意。

この復元フレーズの下部にチェック項目が2つあります。これは、復元フレーズをきちんと保管したかどうか、これはウォレットのバックアップフレーズでは無い、という事の確認です。緑のチェックOK状態にそれぞれタップしてからFinish Setupへ。

すると寄付画面が出てきます。寄付する場合はそれぞれ表示の額をタップしましょう。せずに次へ進む場合は、Not at this timeを選択します。

次にアカウント作成に進みます。+Addの部分をタップ。

3種類の選択画面になります。1番上のNew Addressから新規作成します。すると1番上にアドレスが表示されます。2番目にこのアドレスの名称を入力し、さらに3番目Enter your passphraseに先程設定したパスフレーズを入力すれば作成完了です。

ウォレットへ送金する

先程作成したアドレスへ、他のリップルコインを保管している場所(取引所など)から送金すればOKです。

ウォレットから送金する

アプリの画面下部にこの様なマークがありますので、真ん中の$マークをタップします。

 

続いて、この様な画面になります。黄色で塗りつぶしている部分に自分のアカウント名が出ていることを確認して下さい。(複数ある場合は送金したいアカウントを選ぶ)

To Addressに送金先アドレスを入力します。QRコードの読み込みも可能です。Destination TagInvoice IDは受信側に入力を要求される表示がある場合に、入力が必要になる項目です。

入力を要求されているにも関わらず、未入力のまま送信した場合、消失する可能性があります。注意しましょう。

バックアップを作成する

バックアップの作成は画面下部にある3つのマークから、1番右の歯車マークをタップします。Settingsと言う画面が表示されるので、上から3つ目のBackup Walletを選択しましょう。

画像のようにパスフレーズもしくは復元フレーズの入力を要求されますので入力します。

するとバックアップ用のコードが表示されます。しっかりと保管しておきましょう。

バックアップで復元する

復元するにはバックアップを作成した時の歯車マークをタップしましょう。すると、Restore Walletという項目がありますので、それを選択します。

バックアップコードと、パスフレーズもしくは復元フレーズを入力すればOKです。しかし、ここで注意しなければならないのは復元してしまうとウォレットの中のデータがDESTROY、つまり破壊されてしまうと言うことです。

復元した状態のウォレットへ戻るので、現在使っているウォレットは消失します。機種変更などで新しくアプリをDLした際に、ウォレットを再度作ってしまっている人は、一旦ペーパーウォレットなどへ移して空にしてから復元を行いましょう。

メガバンクが提携する送金システム

仮想通貨を扱うなら、必ず使っていきたいウォレット。そんな中でもリップルの送金システムは、日本国内のメガバンクも提携していく事が決まっています。

また、googleなどの大手企業が出資をしている背景から、将来海外送金の面でもメジャーになってくるとも言われています。リップルの送金システムがメジャーになれば、そのトークンであるXRPも、実際に使用できるようになってくる可能性があります。

そういった将来性も見据えて長期保有していきたいと考えるのであれば、是非リップルウォレットを導入していきましょう。