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オフライン店舗の情報収集とマーケディングを支援する、「ncash」

オンライン発展の裏で苦境に立たされるオフライン店舗

インターネットが普及し、オンライン上で売買を行う「ネット通販」が発展してきました。今はPCやスマートフォンさえあれば、わざわざ店へ出向かなくても簡単な操作を済ませるだけで、買い物が出来るようになりました。

そのしわ寄せとして、オフラインの実店舗へ足を運ぶ消費者は、年々減少傾向にあります。オンラインサービスのサービス開設・運営のコストは大きく、特に実店舗を主とする小売業者などは、経済不況の波も重なって厳しい情勢に苦しんでいます。

とは言え、オフライン店舗の需要そのものが無くなった訳ではありません。オンラインで得られる情報は少なく、商品を間近で確認できるというメリットは、直接入店するオフラインならではの利点です。

それでも、利便性や情報収集などあらゆる面でオンラインに劣っているのが現状です。この現状を打開するべく、アメリカの名門「ハーバード」大学は、オフライン市場を活発化させる為のプラットフォームを開発しました。

オンライン・オフライン店舗の媒介となるトークン「ncash」の特徴

ncashの概要

Nucleus Vision」とは、オフライン店舗の現状を改善するために開発されたIoTプラットフォームです。「ncash」とは、Nucleus Vision 内で使用されるERC20トークンの事を指します。

オンラインの拡大・ネット通販の普及により、規模が縮小しつつあるオフラインの市場を活発化させるために、ブロックチェーンのシステムを採用しオフラインでもオンラインサービスが利用できる「オフライン店舗のIoTInternet of Things)化」を目指して考案されました。

アメリカ合衆国の研究型私立大学であり、世界有数の名門大学の一つでもある「ハーバード大学」内において誕生し、現在も開発が進められています。

ncashの仕組み

Nucleus Visionは、独自のIoTセンサーとブロックチェーンを活用した情報交換システムによって、コストの低いデータ収集サービスを提供しています。

Nucleus Visionは契約後に配布されるIoTセンサーを設置するだけで、Wi-FiBluetoothなどの回線を介さなくても、様々なサービスを利用することが可能です。

Nucleus Visionは独自のセンサーを活かしたロイヤルティ・プログラムであり、独自のIoTセンサーによって200m以内の顧客を識別できます。温度や音、動きなどを感知できる為、侵入者などの脅威を阻止するセキュリティとしても活用できます。

また、ncashはブロックチェーンのネットワークを介して送受信されます。これにより、プラットフォーム内であれば様々なトランザクションでの利用が出来るため、ucleus Vision上の関係者や機器とのデータ交換が可能です。

この通信システムを活用すれば、小売業だけでなく農業や交通、医療など多岐に渡る事業展開の実現が期待できます。

ncashによる打開策は、小売業者の「データ収集」と「コスト削減」

オフライン店舗の現状問題

オフラインの致命的な問題として「リサーチが困難」という点があります。実店舗は顧客データの収集が難しく、消費者の需要やニーズを把握することが出来ない為、マーケディングに必要な情報を得ることが出来ません。

また、オンラインに比べ「サービス導入の敷居が高い」という欠点もあります。直接足を運んでくれる顧客を増やす為に、ポイントカード導入やリピーター獲得などの施策を講じますが、そのコストが高く実現出来ない

オンラインサービスの実装を試みる店舗もありますが、コストと売上の比率が合わず、結果として赤字経営になるケースもあります。

オフラインのメリット

商品に触れる・見るなど、間近で実物を確認することが出来る

 会計を済ませれば、その場で商品を購入することが可能

 販売者と顧客の信頼関係が築きやすく、お互いの結びつきが強い

 対面による商売の為、会話による情報交換や値段交渉が可能

オフラインのデメリット

誰が来店したか、何を購入したかの「顧客情報」を確認することが困難

情報収集が難しいため顧客のニーズを把握できず、適したマーケディングが出来ない

サービの提供・導入キャンペーン活動の費用がかさむ

新商品入荷など購入のタイミングを図るには、店舗へ出向かなければならない

オフラインのメリットを活かしつつデメリットを打開するには、顧客の「データ収集」とサービス利用の「コスト削減」、そして消費者がオンライン上で情報収集を行うための「サービス提供」が必要です。

IoTセンサーの送受信によって、販売者は顧客のデータ収集と情報発信を同時に行うことが可能になります。

これにより、小売業者は顧客のニーズといったマーケディングのための情報を収集することが可能になり、消費者は店舗へ向かうことなくオンライン上で必要な情報を獲得できます。

また、IoTセンサーの設置だけで上記のサービスを利用出来るため、必要コストはNucleus Visionの手数料のみで、ポイントカードやリピーター獲得などの費用が必要ありません。

Ncashの発達によってオフライン店舗が発展するだけでなく、店舗から顧客へ様々なサービスを提供できるようになるのです。

ETHでの購入がお勧め。ncashの購入方法について

ncashが上場しているのは海外取引所「Binance」のみで、国内での取引所では購入出来ません。

Binanceは中国を拠点とする、世界1位の取引高を誇る大手取引所です。割安の手数料と多額のレバレッジ取引が可能です。

 

しかし、海外の取引所は日本円建てによる購入が出来ません。利用するには、BTCETHなどの通貨を送金する必要があります。

ETH建ての購入方法 

ncashの購入は、ETH(イーサリアム)建てが最も効率的な方法です。BTC建てよりも手数料が安く、送金速度が速い為「送金詰まり」が起きにくいというメリットがあります

まずは、BitFlyerZaifなど国内の取引所でETHを購入します。

Binanceへ送金するには、公式サイトからETH送付用の預金アドレスを取得し、通貨を保管している取引所・ウォレットへアドレスを貼り付け、送付金額を設定します。

最後に、Binanceへ送金の確認が出来れば、ETHでの購入が可能になります。送金完了する時間は、金額にもよりますが、130分程の短時間とされています。

※Binanceは登録申請が急増し、サーバー負荷対策の為に登録制限を掛けています。新規で登録する際には、公式サイトの注意事項をよく確認しましょう。

ncash の将来性はどうなる?2022年の世界進出を達成できるのか

2018226日にBinanceへ上場したばかりですが、既にランキング97位と中々の成績を持ちます。価格は0.020.04ドル付近で小さく変動しています。まだ上場したての通貨ということもあり、今後の動向に期待です。

Nucleus Visionは「Intel」や「Vodafone」といった世界的企業とのパートナーシップを結んでいるため、企業連携の点でも大きな期待が持てると注目されています。

また、開発・提供元がハーバード大学は世界中でも五指に入る名門大学という点も、注目されている要因の一つでしょう。

実際、既に10店舗への導入が確認されています。今後、オフライン店舗からの需要が高まれば、更なる価格の上昇が期待できると想定されます。

ロードマップから見る、今後の動向

公式サイトより:https://nucleus.vision/

2013:ハーバード大学において開発

2014:ティム・ドレイパー氏から資金提供される

2015:コンセプトの決定

2016:製品のリリース開始

201710店舗において実装開始

2018:トークン販売及び小売の売上

2019:小売業のグローバル展開

2021:スケール小売&物理的なセキュリティの強化

2022:世界中への展開予定

長期的な開発の計画が立てられていますが、現在もロードマップ通りに開発が進んでいます。本格的な展開はまだ先の予定となっていますが、すでに実装されていることを考えると、更に開発ペースを上げる可能性もあります。

仮想通貨の発展が、オンライン・オフラインの双方へ近代化をもたらす

オンラインサービスの拡大がもたらしたものは、決して経済発展だけではありません。需要・顧客の減少によって、閉店・倒産に追い込まれる業者が後を絶たず、オフライン店舗の数は年々減少しています。

消費者にとっては効率的な環境へ変わりつつありますが、販売者の多くは、情報化社会の急激な発展に取り残されてしまい、今もなお窮地に立たされています。

馴染みの店が潰れてしまうのは顧客にとっても不都合であり、全ての消費者がオンラインの恩恵を受けているわけではないのです。

また、「新しい技術への恐れ」によって先進技術を取り入れず、古い販売体制を尊重する販売者の意識にも原因があります。

保守的な思想では、先進国の市場で生き残ることは厳しいでしょう。販売者が商売繫盛する上で大事なのは、進取的な思想に切り替え新しい技術を積極的に取り入れる姿勢です。

仮想通貨などは、今でも恐れを抱く層の多い技術です。しかし、それは対象への「知識が少ない」ことからくる不安です。