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日本語対応の仮想通貨取引所Huobi(フォビ)とは?その特徴や登録方法

大手仮想通貨取引所「Huobi」とは?

引用:Huobi公式サイト

Huobi(フォビ)とは、香港に本社を置く2013年設立の大手仮想通貨取引所です。

この取引所は元々中国に拠点を置いており、かつて「OKEx」「BTCC」と並ぶ中国の三大取引所の一つとして位置していたのですが、中国は以前から仮想通貨に対する規制を強めており、その影響もあって香港へ移転したのです。

現在は香港やシンガポール、韓国に各拠点があり、そしてアメリカにも進出する予定です。

なお、最近ではHuobi JapanのYouTubeチャンネルにて「仮想通貨100問」という仮想通貨の解説動画が展開されており、この動画はとてもわかりやすく仮想通貨に関して解説されています。

では、以下よりそんなHuobiについてを解説していきます。

HuobiProの特徴やメリットとデメリット

中国から香港への移転後、Huobiは取引所プラットフォームの名前を「Huobi Pro」へと変更しました。

そして現在は主要通貨の取引ボリュームは世界的に上位に位置するようにもなったのですが、その特徴とメリット、デメリットを見ていきましょう。

メリット1:豊富な取り扱い銘柄

2018年5月現在、Huobiでの取り扱い銘柄数は90種類を超えており、主に多く取引されているアルトコインが仮想通貨全体の時価総額第第5位に位置する「EOS」です。

引用:coinmarketcap

Huobiは最新の銘柄が上場される事が多く、最近では日本発の仮想通貨「NANJI COIN」がHuobiに上場するという発表がありました。

更に話題の注目銘柄でいうとブロックチェーンスマホを開発するSIRIN LABS TOKEN(SRN)などもHuobiで上場を果たし、CardanoのADAトークンも最近取り扱いが開始されています。

メリット2:レバレッジ取引が可能

Huobiではアルトコインのレバレッジ取引をが可能です。

レバレッジ取引とは自己資金を一定割合証拠金として置くことで、その数倍〜数十倍の金額を動かすことを可能にする取引です。

Binanceでは現状レバレッジ取引がなく、アルトコインでレバレッジ取引をしたい際にはこのHuobiが活用できます。

レバレッジ取引が可能なアルトコインは2018年5月現在40種類を超える通貨ペアが存在しており、ETHやBCH、XRPを始め他にも様々なアルトコインが揃っています。

メリット3:日本語に対応している

Huobiの公式サイトは日本語に対応している為、他の日本語日対応の海外取引所に比べて利用しやすいといったメリットがあります。

英語が読めない人にとっては、海外取引所を利用する際にGoogle翻訳等を使いながら進めていく必要があるのですが、まだ翻訳の機能自体が万全ではなく、どうも読みにくかったり翻訳しきれていない部分があったりします。

ですがHuobiは読みやすい日本語を表示してくれるので、基本的な部分は英語が分からなくてもスムーズに利用が出来る取引所です。

なお、Huobiの「ヘルプ」では、質問を検索することでそれに答えてくれます。
例えば、下記画面では「手数料」というワードで検索をかけましたが、しっかりと答えが日本語で返ってきます。

メリット4:スマホアプリに対応している

引用:AppStore

Huobiは日本語対応のスマホアプリが提供されており、PCがなくても簡単にログインして売買することができます。

なお、このアプリはiOSAndroidの両方に対応しています。

それでは以下よりHuobiのデメリットを見ていきます。

デメリット1:やや割高なHuobiの手数料

引用:Huobi公式サイト

Huobiの手数料は現在どの通貨も一律で0.2%に設定されています。

一方でBinanceの手数料は0.1%となっており、取り扱い銘柄数はBinanceも100種類以上取り揃えられているので、相対的にやや手数料が割高であると言えるでしょう。

デメリット2:日本円での購入が不可

Huobiは他の海外取引所と同様に日本円での購入は出来ない点がデメリットです。

なのでまずは国内の取引所でビットコインやイーサリアムを購入してからそれをHuobiに入金しましょう。

Huobiの独自通貨「HTトークン」とは?

引用:Huobi.pro公式サイト

Huobiでは取引所内で使用される独自通貨Huobiトークン(HT)が存在しており、Huobi取引所内でのみ売買する事ができます。

このような独自通貨は同じ大手取引所のBinanceでも「Binance Coin(BNB)」といったトークンを発行しているわけですが、以下よりBNBと比較しながらHTトークンの特徴やメリットを解説していきます。

取引手数料が最大50%割引される

このHTトークンを使用するとHuobi取引所内での取引手数料が最大で50%まで割引されます。

ですが、これはHuobiのVIPサービスに申し込む必要があり、そのVIPクラスによって手数料の割引率が異なってきます。

VIPクラス別の割引率と必要HTトークン数は、以下の通りです。

レベル取引手数料割引率必要HT数
VIP110%OFF120HT/月
VIP220%OFF600HT/月
VIP330%OFF1,200HT/月
VIP440%OFF6,000HT/月
VIP550%OFF12,000HT/月

このようにVIPクラスのランクを上げる為にはより多くのHTトークンを保有する必要があり、最大の50%割引を受ける為には12,000HTを毎月保有しておく必要があり、それは2018年5月の時価にしておよそ360万円となります。

BinanceのBNBを使った手数料割引制度は保有量に関係なく一年目は50%が割引されるので、このHTトークンで50%割引を受けるのは多少ハードルが高いようにも見えます。

なお、HTトークンはつい一ヶ月前までは価格が1HT=100〜200円程度だったので、価格が割安の時に保有しておけば50%割引を受けられるハードルが下がる事になります。

つまりHTトークンの価格が上昇していく程VIPクラスの価値が割高となるので、長期的にHTトークンが値上がりしていくのであればより安い時にVIP5になる条件を満たして置いた方がお得になります。

引用:BINANCE公式サイト

上の図のように、Binanceの手数料割引は5年で割引が消えますが、HuobiはVIPのシステムが消えない限り割引が続くので、HTトークンは長期的に保有するインセンティブがあると言えるでしょう。

四半期毎に利益額の20%を買い戻される

Huobiは四半期毎に生み出した利益額の内の20%を使ってHTトークンを買い戻します。

BinanceのBNBでも同じように利益額からの20%を買い戻ししていますが、互いに異なる点があります。

Binanceの場合は買い戻しされたBNBをburn(焼却)して使用出来なくするのですが、HuobiではHTトークンを買い戻した後にそれをburnせずに、投資家保護の為の投資者保護基金へ入れるとされています。

それはHuobi側が何か問題を起こしたり、ハッキングをされた際にユーザーへ損失補填として支払いするものであり、Huobi側はこれによって投資者保護を図っています。

いずれにせよ、買い戻しされることによって市場に流通する通貨は減少するので、理論上通貨の価値は上がる事となります。

新規上場通貨の投票権が与えられる

引用:HADAX公式サイト

HTトークンもBNBと同様に、それを保有しておく事で取引所に新規上場される通貨への投票権が得られます。

HuobiProのサブブランドである「HADAX」で投票をする事ができ、投票期間を通して最も多く投票を得た通貨がHuobiProで上場するチャンスを得るとされています。

なお、本記事執筆時点で第三期野投票が2018年5月4日まで開催されており、これに参加する場合はHTトークンが必要となります。

HTトークンの価格推移

引用:coinmarketcap

上記のチャートの通りHTトークンは2018年の2月に大きく値上がりを魅せ、その後は4月にかけて下落を続けましたが、それ以降はまた価格が回復しています。

直近の1ヶ月で価格は2倍程高騰しており、類似トークンのBNBも同様に4月以降は価格を上げています。

現在HTトークンの時価総額はおよそ150億円で、BNBの時価総額はおよそ1,800億円となっています。

競合のBNBとは大きく時価総額が開いていますが、もしHuobiが今後Binanceのように「独自のブロックチェーンを構築して分散型取引所を設立する」といった方針を発表すればHTトークンの価格上昇が一層期待できるでしょう。

Huobi Proの登録手順

引用:Huobi公式サイト

では、以下よりHuobiProの登録手順を簡単に解説していきます。

はじめにHuobiの公式サイトへアクセスし、上記の図の赤枠にある「無料アカウント作成」をクリックして新規登録画面に移りましょう。

すると下記のように入力欄が出てくるので、「メールアドレス」「パスワード」をそれぞれ記入してアカウント作成に進みましょう。

なお、招待コードは無ければ空白で問題ありません。
次に本人確認に進みます。

トップページの右上にあるマイページをクリックし、下記画面赤枠の「本人確認」から入力画面へ移ります。

そして下記画面の通り「パスポート番号」と「名前」を入力し、「パスポート」もしくは「運転免許証」の画像を添付して提出しましょう。
全て入力後に「認証」をクリックして本人確認終了です。

Huobiの将来性

以上がHuobiについてでしたが、このHuobiは以前日本の大手金融機関であるSBIホールディングスと資本及び業務提携を交わすことを予定していましたが、突如取り止めとなり提携は解消されました。

実際に提携が進めば更に日本へも進出される事が期待されましたが、SBIホールディングス側は独自のリソースでシステム構築の目途が立ったと公式サイトで発表しています。

しかし、5月には新たに10億ドル規模のブロックチェーン基金を立ち上げると発表されました

Huobi Labsは、インターネットソフトウェアのサービスを手掛けるTianya Communityと中国海南省に「Global Cultural and Creative Blockchain Lab」を建設する契約を締結しており、今後続々と現れるであろうブロックチェーン企業をグローバルに後押しします。

このように、Huobiは今後ただの仮想通貨取引所に留まらず、グローバルに活躍するブロックチェーン業界のリーディングカンパニーになる事も期待できるでしょう。

そして、Huobiの価値向上は、間接的ではありますがHTトークンの価値向上にも繋がるので、今後のHuobiの動きにも注目です。