草コイン

SNSによる仮想通貨の浸透を目指すプラットフォーム「reddcoin」

インターネット社会の根幹を担う情報共有サービス「SNS

仮想通貨の取引を行う上で、常にタイムリーな情報を収集出来るSNS(ソーシャルネットワーキングサービス)の存在は欠かせません。特に、仮想通貨専門のSNS Telegram」は情報の少ないマイナー通貨の保有者にとって、生命線の一つとも言えます。

世界中の人々とコミュニケーションを取り、様々な情報の共有が可能なSNS。リサーチだけでなく宣伝・広告から連絡手段としても活用でき、その用途は多岐に渡ります。

高い利便性から多くの人々に利用され、今やインターネット社会の根幹を担うサービスとして、その地位を確立しています。

SNSの高い情報発信技術を利用して、一般社会にも仮想通貨を浸透させることを目的に、開発が進められているプラットフォームの現行プロジェクト、それが「reddcoin」なのです。

Reddcoin」とは、SNSとの連携に特化したプラットフォーム

reddcoin (RDD)とは、ビットコインの派生通貨である「ライトコイン」から、さらに派生したP2Pオープンソースの暗号通貨です。

仮想通貨とSNSのプラットフォームを連携させることで、ソーシャルメディア内でも仮想通貨を使えるように設計されています。

reddcoinのプラットフォームは独自の要素で構成されているのが特徴で、仮想通貨の普及だけでなく、アルゴリズムの問題改善やSNSのセキュリティ向上など、他のプロジェクトでは見られない様々な試みが行われています。

分散型チッププラットフォーム

SNS上の取引を円滑化するためのプラットフォームです。SNSは個人間の交流が盛んで頻繁に取引される可能性があるため、トランザクションの速度を上げることで、送金遅延リスクの減少を図っています。

ReddWallet

reddcoin専用のウォレットです。プラットフォームのセキュリティを向上させる役目を持ち、更にソーシャル機能を提供することによって、個人間の取引をより簡単にする仕組みを作っています。

Redd-ID

 reddcoinの公開鍵暗号は英数字の羅列ではなく、ブロックチェーンに格納されたユーザー名によって形成されています。ブロックチェーンの秘密保持によりプライバシーは守られ、更にユーザー名をSNS上の様々な情報と結び付けることにより、スムーズな情報共有を行うことが出来ます。

Broadcast

 2014413日にreddcoinへ導入された、「クラウドスピーキング」と呼ばれるSNS上で資金調達を行うためのシステムです。SNS上で宣伝・広告や寄付募集などのマーケディング活動を行うことができ、ソーシャルメディア上で支援者を募ることが出来ます。

reddcoinのデメリットは「開発力」

rwddcoinの欠点として、運営の開発力が弱く更新ペースが非常に遅いことが挙げられます。2014年のBroadcast導入以降は大きな発表もなく、プロジェクトの存続について不安視する声も上がり始めています。

他の仮想通貨プロジェクトが次々と更新情報を挙げている中で、reddcoinの更新速度は1年に23回程度と非常にローペースです。開始から2年もの開発期間を経て、ようやく専用ウォレットの完成を迎えるなど、やや出遅れている印象が否めません。

独自の認証システム「PoSV(Proof of Stake Velosity)

PoSV」とは、「PoW」や「PoS」など、既存の認証システムが抱える問題を打開するべく開発された、reddcoin独自のアルゴリズムです。ます、2つのシステムがどの良なデメリットを持つのか説明します。

PoW(Proof of Work)

ビットコインに採用されている認証システムです。通貨の発行は「マイニング」と呼ばれる取引情報の検証によって行われ、最も早く検証を終えた人に報酬が支払われます。

 PoWのマイニング作業は、大量のデータ処理を必要とするため消費電力が激しく、更に専用機材のコストも掛かります。その上、悪意のあるマイナーが集団で不正行為を行うと、「51%攻撃」と呼ばれる、情報改竄の危険性があります。

PoS(Proof of Steak)

イーサリアムなどに使われている認証システムです。仮想通貨の資産保有量が多い人に、新規発行された通貨が支払われます。

電力消費や不正行為によるリスクはありませんが、報酬を得るために資産を保有したままにするユーザーが増え、流動性が損なわれる心配があります。その上、資産の少ない人には通貨が渡らず、資産家の独壇場になる可能性もあります。

PoSVはこれらのデメリットを解決するように設計されています。報酬の支払いは、資金保有だけでなく運用の面も評価に加えています。その為、多額の資産を保有しても、運用しなければ支払われません。

このシステムにより、膨大なデータ処理によるリスクや、資産保有による流動性の低下を阻止出来るほか、通貨の流動や運用を促しreddcoinの取引を活発化させることが可能です。

仮想通貨バブルにより0円から2円の高騰、reddcoinの価格推移

引用:https://coinmarketcap.com/ja/currencies/reddcoin/

 公開発当時はさほど注目を浴びておらず、Broadcastの導入発表時に若干の上昇を見せた後は、それ以上の期待を抱かせるような更新もなく、ほぼ0円に近い状態が続いていました。進行状況などの情報が少なく、プロジェクト自体の信憑性に欠けていたのも要因です。

20175月に仮想通貨バブルが発生すると、状況が一変します。様々なアルトコインが高騰を始めた時期であり、reddcoinもその影響を受け0円に近い価格は2円まで上昇しました。今までの注目度から見ると、大きな変動と言えます。

現在の単価は、約1円と最盛期の半値で落ち着いています。reddcoinに限らず知名度の低いマイナー通貨は、更新内容によっては急な高騰を見せることがあります。今後ともそのような現象が起こらないとは限らないので、これからの発表に期待を掛けたいところです。

reddcoinを扱う取引所は多いが、出来高の多い会社は少ない

現行プロジェクトの例に漏れず、reddcoinを取り扱っている取引所は海外のみです。上場している取引所は多いですが、出来高の多い取引所は限られています。

Bittrex

アメリカに拠点を置く大手の海外取引所です。上場している仮想通貨の銘柄は200種類以上と豊富な上に取引量も多く、マイナー通貨を主力にしているトレーダー達に、人気の高い取引所です。

デメリットとしては手数料が0.25%と高めで、日本語には未対応なのでやや使い辛いことが挙げられます。

Upbit

 韓国を拠点とする取引所です。126種類の銘柄を取り扱っており、更に200以上の通貨ペアを選ぶことが出来ます。手数料は0.05%と安く、仮想通貨の売買が活発な韓国に籍を置くため、出来高が多いのも魅力です。

しかし、現在は登録に制限をかけており、韓国在住のユーザー以外が利用することはできません。登録解禁の可能性もあるので、今後に期待しましょう。

Cryptopia

ニュージーランドに籍を置く取引所です。581種類もの銘柄を取り扱っており、本人確認なしで取引を行うことが可能です。

しかし、通貨の中には価値のない詐欺コインも混合しており、二段階認証などのセキュリティ対策に対応していない為、やや信用性に欠けるので気をつけて利用しましょう。

水面下で開発を進めるreddcoin、その将来性は一体どうなる?

更新情報の少ないreddcoinですが、プロジェクト自体は現在も継続しています。昨年にはRedd-IDのアップデート報告が上がり、進行状況の報告動画がyoutubeなどの動画サイトに投稿されています。

 同時に、プラットフォームの統合を目指してテストを行っているとの情報もあり、TwitterFacebookとの連携を図っており、ローペースながらも着々と準備を進めています。

reddcoinの今後について

開発速度が遅く進行状況が不明瞭というデメリットを抱え、現在も完成の目途は立っていない状態ですが、水面下での活動を見るにプロジェクト中止の心配はありません。

開発力の弱さが出ているものの、すでに主要なSNSとの連携を果たしており、様々な独自機能の導入に成功しているなど、見るべき箇所は多いです。

今後は、開発の遅れによって失った信用を、如何にして取り戻すかが鍵となるでしょう。2018年に入ってからの更新報告はありませんが、これからの動向に注目したいところです。

開発中のプラットフォームだからこそ投資する価値がある

国内での評価は決して良いとは言えず、不信感を募らせる方々も増えていますが、同時に挑戦的な独自要素の数々を評価し、期待を寄せて投資する方も見受けられます。

プロジェクトの進行状況によっては、急な価格変動を見せる通貨もあります。特に開発中のプラットフォームは、いつ大きな暴騰が起こるか分かりません。

プロジェクトが完遂した後では、大きく値上がりしている可能性もあり、さほど注目を浴びていない現在だからこそ、取引を行うべきではないかと考えています。

 不安要素や問題点の多いプロジェクトではありますが、他のプラットフォームにはない独自のメリットがあるのも事実です。プロジェクト存続のためにも、投資を検討してみてはいかがでしょうか。