草コイン

1時間で約200億円の資金調達に成功した仮想通貨Filecoinとは

Filecoin とは。その特徴とは。

 

Filecoin(ファイルコイン)とは誰でもストレージプロバイダーになれる分散型ストレージネットワークのことでありProtocol Labsという企業のプロジェクトのひとつとして2017810日にICOが行われました。

法人や個人が使用していない余っているストレージを活用して、新しい市場を作る事を目指すために発行されました。

分散型ストレージネットワーク自体は既存の技術ではありますが、Filecoinの特徴はクラウドストレージのマーケットプレイスである事と、得たトークンは他の通貨と交換可能ということです。

従来のクラウドストレージ市場は、データセンターに集約される中央集権型の構造になっています。

そのため、データ保存サービスを利用したい場合には、Dropboxなどのストレージサービス提供会社を使う必要がありましたが、Filecoinのストレージサービスでは、Peer To Peer、つまりユーザー間でデータストレージの為のネットワークを構築する事が可能になりました。

(Peer To Peerとは、複数の端末間で通信を行う際のアーキテクチャのひとつで、対等の者同士が通信をすることを特徴とする通信方式、通信モデル、あるいは通信技術の一分野を指す。P2Pと略記することが多い。)

その為、データを保存したい利用者と余剰資産であるデータストレージを活用したいマイナー(鉱山者)の間で取引が出来るようになりました。

利用者のメリットとしては、Peer To Peerのため、コストも安く、ストレージのカスタマイズが簡単にできることです。

マイナー側のメリットとしては、余っているストレージを活用する事で利益を得られることです。

また、Filecoinでは、ISPベンダーなどの法人もマイナーとして参加できるように整備しされています。

三者がそれぞれに利益を出せる構造を想定し、Filecoin経済圏の創造を目指しています。

Filecoinのマーケットは大きく2つに分かれています。

それがストレージマーケットとリトリーバルマーケットです。

ストレージマーケットでは、ブロックチェーン上でデータ保存のためのストレージが売買されています。自分がデータをストレージに保存した場合、自分の好みに合わせた保存先を選べる仕組みがあるようです。

リトリーバルマーケットでは、データの引き出し時の速さを競って、一番早かったマイナーに報酬が与えられる取引が行われます。

2つのマーケットの利用用途は異なっていて、果たす役割も違うので、一つのプラットフォームにマーケットが2つあるのがFilecoinの特徴です。

FilecoinICOの参加基準

通常、ICOを行う場合はなるべく多くの資金を集めたり、多くのユーザーに分配するために、誰でも参加できる場合がほとんどです。

しかし、2017810日~97日の間Filecoinのトークンセールが行われたICOは、総資産額$1億以上の投資家、または年間で$20万以上の利益を出した投資家のみに限定されており、oinlistというICO用のサイトが開かれ販売量上限はありませんでした。

当初勢いはものすごいもので、開始一時間で$1.8憶の調達に成功ましたが、その後約一か月のトークンセール全体では$25700万ドル(約282億円)の販売となりました。

この基準はとても高いものであり、FlecoinICOに参加したくてもほとんどの個人投資家は参加できなかったようです。

今後、参加条件を満たせなかった個人投資家が上場後に一斉に買いに走り、値が上がることはあり得ます。

この$2億のICOは歴代一位のTezosの大量のコインがばらまかれたことと、後半の売れ行きが伸び悩んだことは、上場後の需要が減ってしまうのではないかと思わせる懸念要素となっています。

Filecoinを購入できる取引所とは

Filecoin(ファイルコイン)は、ブロックチェーン上に構築される、分散型のストレージ市場です。

Filecoinのプラットフォームにおいて、マイナーは、使用していないストレージを提供することで、Filecoinを得ることができます。

また、利用者は、市場において価格競争が行われた価格で、ストレージを使用することが可能です。

FILFilecoin/ファイルコイン)を取り扱う仮想通貨取引所は下記の2つです。

国内取引所では取り扱いがなく、海外の取引所のみで売買が可能です。

1. Lbank(エルバンク)

2. Gate.io(ゲート)

FILFilecoin/ファイルコイン)を取り扱う仮想通貨取引所の、取引手数料と通貨数を比較してご紹介いたします。

手数料で選ぶならLbank、取り扱い通貨数で選ぶならGate.ioといえるでしょう。

取引所

取引手数料

取り扱い通貨数

Lbank(エルバンク)

0.1

22

Gate.io(ゲート)

0.2

107

Lbank(エルバンク)

Lbank(エルバンク)は22種類の仮想通貨を取り扱う、中国の取引所です。

Lbankの特徴は以下の2つです。

1. QTUM,NEO,BTS建てで取引可能

2. 日本語非対応

Lbankでは、QTUMNEO建てで取引が可能であるという特徴をもっています。

Gate.io(ゲート)

Gate.io(ゲート)は、100種類以上の仮想通貨を取り扱う中国の取引所です。

Gate.ioの特徴の特徴は次の2つです。

1. 取り扱い仮想通貨数は100種類以上

2USDT(テザー)建てで取引可能

Gate.ioは、中国の取引所で、他の取引所では取り扱いが少ない、草コインとよばれるようなアルトコインを取り扱っていることが特徴です。

ICOで多くの注目を浴びたものの、まだ上場取引所が少なく、売買の機会が少ない状況です。

Filecoinに将来性はあるのか

近い将来、ブロックチェーン上での実現が考えられることは、ブロックチェーンネットワークにより、シェアリングエコノミーは益々進むのではないでしょうか。


パソコンやスマートフォンの普及率は年々上がっておりますが、Icloudストレージなどのサービスによりデバイスなどのストレージが余っている方も多いのではないでしょうか。カーシェアリングのように、空いているデータストレージを、ネットワークに貸し出すことでインセンティブが発生する仕組みは、人気になる一つの理由なるはずです。

また、データを分散されたセキュアなネットワークに保存できることは、よりデバイスやものとしての存在をなくした身軽さを手に入れられるかもしれません。

近い将来、ブロックチェーン上に暗号化されて自分だけのページを作成することが可能となるのではないでしょうか。

個人で持っているたくさんのプライベート情報を、ブロックチェーンで管理することで、引越しした際の様々な情報の書き換えや、各種連絡等を一瞬で終えることもできるようになるかもしれません。

最近だと、TRON(トロン・TRX)の盗作・コピペ問題が発覚しましたが、これは「翻訳者の引用注釈漏れ」が原因によるものだと判明しました。

盗作が起こるほど、優良なプロジェクトということは今後の可能性も大きいのではないでしょうか。

英語ですが、プロダクトの内容をイメージしやすい動画もあります。

下記に参考の動画を載せておきます。興味のある方はご覧ください。

Filecoinまとめ

今後、長期的にも価格はあがるかもしれません。

デジタル化が進む中で、データのストレージはコンプライアンスの対応のためでなくビジネス利用のためにも長期保存が必要なため、需要が高まるばかりです。

世界中のストレージの約50%が未使用のまま放置さえている現状ですので、ストレージの貸し借りができるのは大きな強みでしょう。

すでに競合が存在しているのは難点ですが、データは今後増え続けるため長期的にあらゆるストレージ法が必要になるでしょう。