仮想通貨

政府公認の取引所を確立した仮想通貨MAXBOXの特徴や今後の展開を検証

仮想通貨が世界に与える影響の大きさ

独自の通貨を発行する目的は様々で、人のため、社会のために。Bitcoinが誕生して以来、仮想通貨が世界に与える影響は増しています。

そんな中、ある国では国内の金融機関や物流、小売業などと連携を取り、国内に仮想通貨を浸透させようとするプロジェクトが立ち上がりました。

プロジェクトの鍵を握る仮想通貨の名は、MAXBOX(マックスボックス)です。MAXBOXはフィリピン初の政府公認の取引所を開設する予定を明らかにしています。

今回は、MAXBOXがどんな特徴を持っていて、プロジェクトへの信用性、開設予定の取引所などについて明らかにしていきます。

フィリピン政府公認の取引所を目指すMAXBOX

出典:https://tokensale-maxbox.ph/?c=jnj

MAXBOXとはどんな目的を持って誕生した仮想通貨なのか。その答えは、フィリピン発となる仮想通貨取引所並びにICOのプラットフォームを提供するプロジェクトです。

フィリピンは若い世代の人口比率が高く、国全体の人口も増加傾向にあり、どれほどか日本と比べてみてみましょう。

日本の人口1億2000万人、平均年齢は46歳、高齢社会に対してフィリピンの人口はが1億5000人、平均年齢は24歳、高齢者が少ないことを考えるとこれから高度経済成長になりやすいのは、もはや明白でしょう。

また、人口の9割が英語を喋れることや、人口増加の要因からフィリピン政府は国外へ出稼ぎを促しています。国外の出稼ぎ労働者は、国内に残した家族へ生活費を送金し、家族を養っているというのがフィリピンの国内事情なのです

MAXBOXは、人口の増加、海外からの送金、仮想通貨の利用価値などを考慮した上で、フィリピンが今後マーケットとして規模を拡大していく可能性を見出したのです。国外の出稼ぎ労働者は、国内に残した家族へ生活費を送金し、家族を養っているというのがフィリピンの国内事情なのです。

既にフィリピン政府より最高ランクAのお墨付きを受けており、プロジェクトの第一段階となる政府公認の取引所開設までのカウントダウンが始まっています。

また、国内の企業や金融機関との連携を図ることで、MAXBOXを法定通貨のような活用の仕方もビジョンとして持っているのです。

しかし、取引所の開設は当初20184月を予定されていましたが、同年6月に延期されています。

取引通貨のペアは以下の3種類が予定されています。

BTC / ETH(ビットコイン / イーサリアム)

BTC / PHP(ビットコイン / フィリピンペソ)

ETH / PHP(イーサリアム / フィリピンペソ)

MAXBOXの特徴と5つのフェーズとは?

MAXBOXの基本情報を確認しておきましょう。

通貨コードMBX
公開日2018年4月
発行上限枚数1億枚
ホワイトペーパー
公式サイトhttps://tokensale-maxbox.ph/

MAXBOXERCトークンで、Ethereum上で発行されています。発行上限枚数は1億枚とBitcoin2,100万枚に比べ、約5倍も多く発行される予定です。

MAXBOXは以下に挙げるフィリピンが抱える4つの課題を解決することが可能だと考えています。

1.海外からの送金手数料が高い(送金額の0.05%が手数料)

2.決済に時間がかかる(ゆうちょ銀行の場合4~6営業日)

3.国内の貧富の差が激しい

4.成人でも銀行口座を持てない人が多数存在する

MAXBOXがフィリピンに浸透することで、銀行口座を持たなくても送金手数料が比較的安く送金が行え、決済スピードもアップします。

MAXBOXICOプラットフォームとなることで、誰でもMAXBOXの取引所を通じてICOに参加することができるようになり、仮想通貨によって国内の経済基盤がアップすれば、国内の貧富の差をなくすことも夢ではないかもしれません。

5つのフェーズから分かる今後の事業展開

MAXBOXの今後の事業展開を知るために欠かせないのが以下の5つのフェーズです。

・第1フェーズ 仮想通貨取引所設立、業務(20186月に開設予定)

・第2フェーズ 次世代フィンテックプラットフォームの提供(同年10月にICO予定)

・第3フェーズ フィリピン国内企業との連携

・第4フェーズ フィリピンの銀行と提携、M&A

・第5フェーズ AIを活用した次世代フィンテックプラットフォームの構築

この他にも、同年12月には独自のICO支援プラットフォームの提供、2019年にはMAXBOXのファンドを設立し、フィリピンの都市開発への参入などが予定されています。

また、2022年にはフィリピン証券取引場への上場を目指しています。

詳しくは日本語に完全対応している公式サイト(https://tokensale-maxbox.ph/)をご覧ください。

MAXBOXの不透明性を検証

MAXBOXプロジェクトが大成功を収めれば、フィリピン国内で仮想通貨を基盤とした経済成長に期待ができますが、MAXBOXはあくまでもICO段階にあり、公式サイトやホワイトペーパーにある未来のビジョンは不確かであることは否めません。

さらに、第1フェーズにおける取引所開設がまだ開設されていない現実をしっかりと受け止めておく必要があります。

MAXBOXの不透明性を挙げるとすれば、国内経済の約8割を牛耳っているいくつかの財閥の存在とスマートフォンを活用した決済システムの導入です。

財閥は、国内の銀行や建設会社、不動産会社製造業、保険、農業、物流、流通、ショッピングモールなど主要な産業の多くに絶大な影響をもたらしています。

財閥によって、スマートフォンを活用した決済システムが導入されており、徐々に浸透してきていると言及する声もあります。

仮に、これが事実であれば、MAXBOXが後発組として参入したところで勝算はあるのでしょうか。

取引所トークンは価値が上がりやすい

MAXBOX取引所はMBトークンというトークンをプロジェクトの一つとして発行しています。独自トークンを地震で買い上げる動きは各取引所において見受けられます。

例えば、世界でも有数の取引量を誇るBINANCE(バイナンス)の独自トークンBNB300倍以上も値動きがありました。価値を高めた理由として、BNBBINANCEにおける取引での利用によって最安値の送金手数料を下げたことでBNBの需要の増加に成功しました。

また、新興取引所として人気上昇中のKuCoin(クーコイン)の独自トークンKCSは最大で40倍以上にも価値を高めました。

値上がりの背景には、取引所は独自トークンを自身で買い上げることで、市場における独自トークンの価値を高まりやすい要因を作っていました。

KCSは保有者への取引手数料の割引やKuCoinが手数料から得た利益の半分を保有者に配当として分配するメリットによって、KCSの価値を高めることができたのです。

つまり、MBトークンが成功するかどうかでMAXBOXのプロジェクトの未来が決まると言えるでしょう。

では次に、MBトークンを保有するメリットについてご説明いたします。

MBトークンを保有するメリットと取引所における役割

MAXBOXではBINANCEKuCoinと同様に、MBトークン保有者へのメリットが提示されています。

MBトークン保有者は、MAXBOXの仮想通貨交換所の取引手数料のうち10%が配当として、保有枚数に応じて毎月分配されます。

ただし、プレセール期間で購入した場合のみ10%で、一般公開後に購入した場合は5%以下の分配総額になることが公式サイトに明記されています。

さらに、MBトークンプレセール終了後、トークンが付与されてから6カ月以上保有することが分配条件として挙げられています。

ただし一つ条件があり、プレセールでMBトークンを2,000枚以上の購入が必須であるという点です。円換算すると、100万円以上の先行投資が必要だということになります。

取引所におけるMBトークンの役割

BINANCEは投資家に取引でBNBの使用を促すことでBNBの流動性、必要性を高め、価格や取引数アップに繋げることを目的としてトークンを発行しました。

KuCoinKCSの保有を促すことで、取引を活発にさせ、今では振興取引所の中でも知名度を上げ、投資家に人気があります。

では、MBトークンはMAXBOXの取引所における役割とは、何を示しているのでしょうか。

MAXBOXICOのプラットフォームとなった後、可能性の1つとしてMBトークンをICOの決済に利用するかもしれません。というのもICOMBトークンの利用が可能になった場合、新しい通貨の始まりとなるICOからICO後の上場、売買、送金がMAXBOXという取引所1カ所だけで完結することが可能になります。

つまり、MAXBOXは多くの仮想通貨にとって「かけがえのない存在」となり、MBトークンは、MAXBOXプロジェクトの成功を担っている重要な存在なのです。

財閥との関わりがMAXBOXの今後を左右する

日本のように政府公認の取引所を設けている国は世界中探してもアメリカやイギリスなど、そう多くはありません。

その点、MAXBOXは設立前からフィリピン政府より最高ランクの評価を得ており、MAXBOXからすれば、これほど信頼の高い確約はないと言えるでしょう。

ただ、MAXBOXプロジェクトの成功には、財閥という大きな壁が立ちはだかることは間違いなく、それ故にフィリピンの経済を牛耳る財閥への対抗策として、これほどまでに壮大な計画を掲げることが必要でした。

今後、MAXBOXは必ず岐路に立たされることになるはずです。財閥という大きな壁に立ち向かうのか、それとも、共存という道を選ぶのか?

恐らく、選んだ道によってMAXBOXが今後、飛躍するかどうかが決まるはずです。