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MyToken(マイトークン)の特徴・将来性を考察

Mytokenで将来の仮想通貨の動きが分かるのか?

仮想通貨に絡んだアプリというのは様々な物が存在します。

ウォレットタイプの物、取引所がリリースした物、そして仮想通貨のトレードが盛んに行われる様になってから需要が増えているのが、仮想通貨の情報を手軽に見る事が出来るアプリです。

例えば日本で利用されている情報系アプリは「コインウォッチ」や「コイン相場」です。

仮想通貨のチャート、価格変動一覧は勿論、仮想通貨に絡んだニュースやICO情報等、一つインストールをすれば大体の事が完結するので、仮想通貨で億り人を目指したい人とっては非常に重宝するアプリです。

仮想通貨に参入する人が増えるにつれてこういった情報系アプリの需要も増えていますが、中国で一番支持されている情報系アプリに「My Token」という物が存在します。

20178月に始まったプロジェクトであり、iOSAndroidに対応しています

今回はMy Tokenと本懐であるマイトークンが発行した仮想通貨「MTトークン」について解説します。

My Tokenのシステム、特徴と概要は?

My Tokenがリリースされたのは20177月でもうすぐ1年が経ちますが、ユーザー数は約40万人と言われています。

MyTokenが掲げるプロジェクトの一つは、乱立している仮想通貨取引所と連携をして、中央集権・非中央集権を問わない、取引所の一元化を目指していて、ユーザーが簡単に取引できる事です。

取引所の一元化、という点ではQashLIQUIDが浮かびますが、詳しい事は後述するにして、Qashが流動性の向上を求めた取引所の一元化に対して、MyTokenは一つのマーケットを構築する、という意味での一元化といった違いがあります。

日本語に対応しており、時価総額ランキング、仮想通貨の基本情報や取引量ランキングと言ったコンテンツが閲覧可能なので、コイン相場等に比べて遜色の無い優秀なアプリと言えます。

それ以上に特徴的な物として「ホットワードの検索機能」・「200個を超える取引所のデータを閲覧可能」・「新規上場銘柄情報」を見る事が可能です。

ホットワードとは

ホットワードの検索機能とは、簡単に言えば「今現在最も検索されている仮想通貨関連のワード」を表示する機能ですが、これは言いかえればユーザーが注目している銘柄が分かるという事です。

日本の情報はある程度画一化されている傾向があるので、40万人もの利用者が調べているワードを確認出来るのは、トレーダーにとっては大きな価値を持ちます。

取引所のデータと新規上場銘柄情報を閲覧可能な意義とは

取引所データの閲覧が可能というのは、ワールドプレミア(世界で最初に上場する銘柄)の情報を調べる事に役立ちます。

例えば、現在ワールドプレミアの確率が高いのはBit-Z(ビットジー)と呼ばれる取引所です。

取扱銘柄も多く、知名度こそ負けている物のワールドプレミア銘柄が多く非常に価値のある取引所ですが、MyTokenの取引所データにはBit-Zの情報も含まれているので、Bit-Zの銘柄情報を調べて、BinanceBitfinexと言った「上場すれば相場が暴騰する」と言われている取引所に先回りして仕込んでおいて、高騰した後に売るという使い方が出来ます。

この取引所と上場銘柄情報はホットワード検索機能と組み合わせると利益を出せる可能性が跳ね上がります。

特に2016年から仮想通貨元年と言われた2017年と、2018年から現在まででは仮想通貨で稼ぐ為の方策にかなり違いがあると言われている為、新規上場銘柄情報やマーケット情報は非常に重要となっています。

そういった点からもMyTokenが情報系アプリとして人気がある要因なのは間違いありません。

MyTokenが発行するMTトークンとは?

20183月にMyTokenが発行する独自トークン「MTトークン」のプレセールが行われました。

MyTokenによるMTトークンの発行は最近決まった事ではなく、ホワイトペーパーにより、以前から予定されていたものです。

トークンを使用する事で利用可能なコンテンツの下地として、母体となるMyTokenを先行リリースした、という認識で間違いはありません。

ホワイトペーパーに記載されているロードマップによれば、

20183 トークン配布、広告システムのテスト、資金調達トークンシステム構築を予定

20186 既存の取引所での取引情報データ収集を予定

20189 分散型ウォレットのテスト、ICO資金調達データ収集を予定

201812 Dappストア開設、コミュニティおよびUGC開放を予定

となっており、アプリであるMyTokenが好調という事でICOに着手したわけではない事が分かります。

3月にプレセールが行われたMTトークンはMyToken内で利用可能な通貨で、もっと具体的に言えば「取引手数料」や「有料コンテンツの利用料」として、現金の代わりに利用できる通貨です。

MyTokenはこのセールで調達した資金を基に何を目指しているのでしょうか

MTトークンで目指す6つのシステム

引用:https://cdn.mytoken.org/whitepaper/mytoken-whitepaper-v1.0-20180330-jp.pdf

MyTokenMTトークンの発行からが本番です。

これはアプリのMyTokenが手抜きというわけではなく、アプリは土台でありアプリをプラットフォームとした各種機能を活用する為にMTトークンが活きてくるという事です。

ホワイトペーパーによれば、その各種機能、システムの構築は以下の物を目指します

ターゲット広告

広告主と顧客のマッチングの健全化を目指し、広告主には正確なマーケティング情報を、顧客には需要のある広告の掲載をする事で広告主とユーザー双方に利益に繋げます。

また、広告費の支払いと、モニターとなったユーザーに対する報酬にはMTトークンが利用されます。

集約的取引

世界中の仮想通貨取引所とMyTokenをつなげて取引の一元化し、これによりMyTokenを通じて世界中の仮想通貨取引所の取引が利用可能になります。

その際の取引手数料にMTトークンが利用されます。

海外ICOプラットフォーム

これについてホワイトペーパーでは

ルール違反しない前提で、新規プロジェクト立ち上げを目指す開発者と投資家との間にチャネルを作り、効果的に投資が行われる環境づくりを可能にします。

引用:https://cdn.mytoken.org/whitepaper/mytoken-whitepaper-v1.0-20180330-jp.pdf

と記載されていますが、具体的にどういう事かと言うと、プロジェクトの発起人や投資家に関する正確な情報交換をして、MyTokenを通じて資金調達の状況、プロジェクトの進捗を公開し、ユーザー同士で情報の共有・交換が可能になるプラットフォームの構築をします。

データサービス

MTトークンが保管しているデータを専門のチームに提供し、そのデータの対価としてMTトークンが支払われます。

提供されたデータは必要な場所に提供され、情報がプラットフォームでの利便性向上に利用されます。

Dappストア

Dappストアとは、簡単に言えばブロックチェーンによるアプリの公開が可能なストアで、分かり易く言えばAppStoreみたいなイメージです。

開発した人は誰でもDappの公開が可能で、ユーザーはDappの購入や課金でMTトークンを利用する事が出来ます。

UGCプラットフォーム

MyToken内でユーザーが独自に情報の発信が可能になり、質の高い情報に対して報酬が発生し、MTトークンで支払われます。

このプラットフォームの目的は、MyTokenによる情報発信だけでなく、ユーザーによる独自のコミュニティの活発を促す事で、仮想通貨に関するより質の高いコンテンツが流通する環境を構築します。

これら6つの機能による、総合サービスを目指します。

MTトークンの開発の現状とは

20177月にiOSAndroidアプリとしてリリースされた時は、複数の取引所の価格が分かるだけでしたが、今現在では

1200近くの取引所データと70以上の人気取引所の価格と出来高が確認可能

2200種類以上の銘柄のリアルタイムの価格

3:メジャー・マイナーを問わず、銘柄の紹介やICO販売価格、プロジェクト概要の公開

4:取引の通知やtwitter情報の統合

といった、仮想通貨に興味があるユーザーにとって価値のある情報プラットフォームになっています。

ホワイトペーパーに記載されているロードマップも現在は予定通り進んでおり、残す課題は

20186 既存の取引所での取引情報データ収集を予定

20189 分散型ウォレットのテスト、ICO資金調達データ収集を予定

201812 Dappストア開設、コミュニティおよびUGC開放を予定

この三つになっています。

次の課題は既存の取引所での取引情報の収集は初めての外部サービスに関わる部分になる為、ここが一つの山になると見て間違いはありません。

20186月を上手く乗り切れるかが注目されます。

ここまでまとめたところで一度メリットとデメリットを考えてみましょう。

MTトークンのメリット

MTトークンのメリットはMyToken内で利用する事から、MyTokenMTトークンいずれも必要という事であり、MTトークンが無いとMyTokenを本格的に利用する事が出来ない為、20184月時点で40万人のユーザーを擁するMyTokenにとって多くの消費が見込まれます。

また、消費が見込まれるという点から、並行してトークンの価値が高く、トークンを持つことが無駄にならない事が挙げられます。

また、MTトークンはMyToken内での流通と促進を目的という前提で発行されている為、MTトークンの45%がMyTokenの運営側が保有しています。

更に、MTトークンは40億トークンの発行がきまっていますが、ICOの終了後に10億トークンを運営が買い取る事で使用が不可となり、実質な発行量は30億トークンとなっています。

更にはトークン全体の45%がシステムの基礎の為のロックアップ、40%が資金調達用、15%が創立メンバーや早期の投資家用の為と配分が決まっている事、発行量が決まっている事から価値の安定が見込まれます。

MTトークンのデメリット

気になる点としては運営者情報が見つけにくいという点です。

出資者に名の知られた存在がいる為それほど心配する事でもないかもしれませんが、ユーザー側が確認取れないというのはやはり気になります。

更には、中国は仮想通貨、ICOに対して非常に厳しい規制を敷いています。

サービスの内容の良し悪しに関係なくトークンの利用が禁止になり、サービスが成り立たない可能性も十分あります。

MyTokenに資金を投入する際は考慮しないといけない点です。

MyTokenのインストールと登録について

iPhone版のみの解説になりますが、MyTokenは日本語版もリリースされている為、Appstoreで入手可能です。

インストールすると登録が必要になりますが、メールアドレスとパスワードのみで利用可能になる為、連絡に困らないアドレスを利用しておきましょう。

また、20184月時点でSMS認証等は不要で、メールアドレスとパスワードのみで利用可能です。

将来的に、特に仮想通貨取引所の一元化までプロジェクトが進んだ時はセキュリティの為にSMSによる二段階認証が必要になる可能性がある事は十分に留意しておいた方が良いでしょう。

MyTokenMTトークンの将来性は?

中国発の情報系アプリでもあり、独自のプラットフォームを構築を進めているMyTokenですが、試みは非常に面白いですが、CoinMarketCapのチャートを見たところかなり価格は乱高下しています。

主な出資者として中国の大手取引所OKEXや非中央集権型プラットフォームNEOが参画している為、プロジェクトとしては有望と見て間違いはありません。

日本円で3円台の時が多く、そういった意味では安定しているとも言えますが、大きな課題となる6月をどう乗り切るかがMTトークンの価格に大きく影響します。

気になる点と言えば、対外的には運営者情報が見つけにくいという点です。

NEOOKEXと言った知名度のある出資者がいる事から、不安は無いと見て良いとは思いますが、ユーザーの目に見えにくい情報というのはやはり不安の種でしかありません。