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インフルエンサーを繋ぐ仮想通貨PATRON(パトロン)の特徴と将来性

インフルエンサーの為の仮想通貨PATRON(パトロン)とは?

引用:PATRON公式サイト

PATRON(パトロン)とは、インフルエンサーと、インフルエンサーのフォロワーやファン、企業とをマッチングさせるプラットフォームです。
PATRONは「Airbnb」のようなシェアリングエコノミーのモデルを目指しており、インフルエンサーの価値をトークン化して流動性を高めます。

そもそもインフルエンサーとは、世の中に影響を与える人物の事であり、最近ではYouTubeやInstagram、ブログなどのあらゆる媒体でその影響力を発揮し活躍するインフルエンサーが登場してきましたが、その影響力には計り知れない程の価値と経済効果があります。

そんなインフルエンサー達の流動性を高めてマッチングさせることがPATRONのミッションなのです。
では、以下よりそんなPATRONについて見ていきましょう。

PATRON(パトロン)の特徴

引用:PATRONホワイトペーパー

次世代のインフルエンサーマーケティング

引用:PATRONホワイトペーパー

上記の図のようにSNSユーザーは年々増加しており、スマホユーザーのSNSの活用はもはや当たり前となりました。

さて、インフルエンサーマーケティングとは、企業がインフルエンサーを介して商品やブランドのPRをしてユーザーの購買意欲を向上させる手法です。

インフルエンサーが実際にSNSを使って企業の商品を宣伝することで、そのフォロワーやファンの多くにリーチすることができ、多くの「拡散効果」が見込めます。

このインフルエンサーマーケティングは従来型だと広告代理店が間に入り、高いキャスティング費用が掛かってしまっていました。
しかし、PATRONでは仲介手数料を無くすことで、インフルエンサーと企業を直接繋ぐことが出来るのです。

その為にPATRONでは主要な4つの機能が備わっています。

PATRONに備わる4つの機能

そんなPATRONではインフルエンサーシェアリングの為の4つの機能が備わっており、それが以下です。

  1. インフルエンサーのスポットでの配信枠シェアリング
  2. インフルエンサーの月額課金制でのシェアリング
  3. インフルエンサーのM&A
  4. PATRON Live
インフルエンサーのスポットでの配信枠のシェアリング

引用:PATRONデモサイト

まず、広告主はインフルエンサーの配信枠をスポットで買うことができます。

そのインフルエンサーの価格は、そのフォロワー数等を考慮しどのくらい影響力があるかで決定され、1PRあたりいくらかがETHベースで提示されます。

現在はベータ版のデモサイトが立ち上がっており、YouTuberやInstagramer、Bloggerなどがこのプラットフォームに集結します。
デモ版ですが、以下のようにインフルエンサーの情報や1PRでいくらになるかなどが記載されています。

インフルエンサーの月額課金制でのシェアリング

上述したスポット買い以外にも、月額課金制でインフルエンサーの配信枠を購入することができます。

これによって企業は月単位でインフルエンサーと契約して自社商品のプロモーションを行うことができます。

インフルエンサーのM&A

そして、企業や個人はインフルエンサーを買収し、専属的に年単位で契約することもできます。
これによって企業はインフルエンサーを「オフィシャルアンバサダー」といった位置付けで使用することができます。

そしてインフルエンサー側も、それによってある程度まとまった収入を企業から受け取ることが出来るメリットがあります。

また、YouTuberの場合はその収入源はGoogleから来ていましたが、そのキャッシュポイントが変わることで条件が今よりも良くなる可能性もあります。

SNSでライブ配信が出来る「PATRON Live」

PATRON Liveとは、PATRONのプラットフォーム一つで複数のSNSの連携してライブ配信が出来る機能です。

現在はFacebook、Instagram、YouTube、Twitterと様々な媒体でライブ配信が出来ますが、それらにまとめてアクセスすることができます。

PATRONとindaHashとの違い

引用:indaHash公式サイト

このようなインフルエンサーのプラットフォームについては、他にも「indaHash」といったプロジェクトが存在しています。

ICOに成功したindaHashとは。インフルエンサーの未来と可能性インフルエンサーが活躍するプラットフォーム「indaHash」 引用:indaHash公式サイト indaHashとは、企業...

この両者の大きな違いは、indaHashがマーケティングのプラットフォームに対してPATRONがシェアリングエコノミーである点です。
なので、PATRONの場合は必ずしも広告主である企業がインフルエンサーの支援者となるわけではありません。

YouTubeでもYouTuber同士の動画共演があったりしますが、そのようにマイクロインフルエンサー同士が共演してインプレッションを高めていくことにも利用が想定されるのです。

例えば、駆け出しYouTuberがPATRON上で有名YouTuberとコラボしたりすることも可能であり、PATRONは必ずしも企業の為のPRではなく、全員でシェアリングして経済圏を作っていくモデルを掲げています。

一方、indaHashの優位な点は既に日本でも馴染みのある「マクドナルド」や「ケンタッキー」といった大手企業と提携を結んでいる所や、インフルエンサーによる独自のトークンを発行して、そのインフルエンサーとユーザーとの間でも経済圏が作れる点です。

両者それぞれ違った性質を持っているので「どちらが良いのか」は一概には言えませんが、同じ「インフルエンサーのプラットフォーム」として共存していくことが予想されます。

PATRON(パトロン)のCEOである久積篤史氏の経歴

引用:PATRONホワイトペーパー

このPATRONをプロデュースする「EXTRAVAGANZA INTERNATIONAL,INC」のCEOを務めるのが日本の元祖インフルエンサーである久積篤史氏です。

久積氏はかつて、現ドバイ在住の与沢翼さんの弟子としてインターネットビジネス業界で成功を手にした「ネオヒルズ族」と呼ばれていました。
ですが、久積氏の過去には悪い評判もあり、情報商材等の販売で「被害者の会」が生まれてしまいました。
これに関しての真実はわかりませんが、ネット上ではネガティブなコメントも残されています。

しかし、久積氏はその後情報業界を引退して歌手デビューを果たし、ダンサーを使用して自身がDJを手掛けた「Micro Celeb」というEDMユニットも立ち上げるなど、自らのビジョンに向かって新たな道を歩みました。

このように「ネオヒルズ族」から「インフルエンサー」へと転身した久積氏ですが、ネットやSNSで影響力を持った事で、無名から有名に、そして自分の実現させたい事はどんなことでも出来るという事を身を持って体感していたと久積氏は発言します。

そして「ローカルなインフルエンサーでも言葉の壁を超えて世界で活躍出来るようなプラットフォームを作る」といった久積氏のビジョンが現在のPATRONという形で動いています。

PATRON(パトロン)のICO

引用:PATRONホワイトペーパー

PATRONのICOは2018年の1月からスタートしましたが、プレセールではおよそ10億円が調達されました。

その後のPre-ICOにおいては40億円の調達を目標とされていましたが、現在は見事それを調達してトークンの販売を正式に終了させています。

そしてPATRONの今後のロードマップを見ると、2018年6月にアプリケーションをグローバルにリリースし、7月から本格的にインフルエンサーを採用していくといった見通しになっています。

引用:PATRON公式サイト

なお、そのPATRONは2018年5月に「HitBTC」へ上場する予定となっていますね。

引用:PATRON公式サイト

そして、その後久積氏は自身のTwitterで「OKEx」との交渉も開始したと発言しています。

PATRON(パトロン)の将来性

以上がPATRONについてでしたが、シェアリングエコノミーでユニコーン企業へと成長したUberやAirbnbなどは、日中は活用されないはずの「家」や「車」といった資産に「流動性」を与えたことで爆発的な売上を魅せました。
この「シェアリングエコノミー」は、まさに時代の流れといって良い程普及していますが、そういう観点でPATRONの購入価値はあるかもしれません。

ですが、最近のICO市場の環境であったり、投資家の質がなんとも不安要素としてあるでしょう。
投機目的の悪質な投資家が直近の相場を動かす恐れもあります。

そして、競合のindaHashは上場後に右肩下がりにその価格を落としています。

引用:coinmarketcap

このように、もう「爆上げ」だとか「〇〇十倍」のような期待は厳しいかもしれません。
そこでプロジェクトや、そのトークンの「ユーティリティ」が非常に大事になってくると筆者は考えています。