仮想通貨

Simple Token/OST(シンプルトークン)という仮想通貨の特徴とは?

Simple TokenICOを企画し、2172万ドルの調達に成功したプロジェクトで、特徴はOSTトークンそのものを企業や団体などが発行できるサービスが提供されていることにあります。ICOは株式上場よりハードルが低いとはいえ、専用のトークンを発行・作成するのにプログラミング技術が欠かせません。

その技術を持たない企業や団体はICOを企画できず、プロジェクトや事業などを進めるための資金集めに苦労します。その苦労を省くために、法人向けである、プログラミング技術を必要としないトークンのサービスを提供するというわけです。

ここでは、Simple Tokenの特徴とその詳しい役割、Simple Tokenを扱う取引所などについて、解説していきます。

Simple Token/OST(シンプルトークン)とは

Simple Token(シンプルトークン)の概要を説明いたします。

通貨記号:OST

正式名称:Simple Token(シンプルトークン)

発行枚数:32200万枚

発行上限:8億枚

公開日:20171220

公式サイト:https://ost.com/

ホワイトペーパー:https://drive.google.com/file/d/0Bwgf8QuAEOb7Z2xIeUlLd21DSjQ/view

Twitterアカウント:https://twitter.com/OSTdotcom

Simple TokenTwitterを通じて、情報を毎回お知らせしてくれるとのことです。情報は様々で、このトークンはこの取引所に上場するなどのイベントも含まれています。Simple Token Twitterアカウントをフォローすれば、定期的とは言えませんが、そういった情報をすぐに得ることができるというわけです。

Simple Token/OST(シンプルトークン)の特徴とは

特徴はSimple Tokenを用いて、企業や団体が独自のトークンを発行できることにあります。冒頭でも解説していますが、株式上場よりハードルが低いとはいえ、独自のトークンの発行・作成はプログラミング技術が必要です。

しかし、Simple Tokenが提供するトークンの発行サービスを利用することで、プログラミング技術を必要としません。その結果、零細企業であろうとベンチャー企業であろうと、Simple Tokenのサービスを利用すれば、気軽にICOを企画できるというわけです。

懸念すべき点を知らなければならない

懸念してほしい点は、ICOが気軽に企画できることです。なぜ、それを懸念しなければならないのかというと、詐欺が容易にできることにあります。

ICOは株式上場よりハードルが低いと何度も触れていますが、株式の上場自体がどれくらいのハードルが高いのかというと、例えば東京証券取引所二部に企業が上場する場合、約5200万円の費用に加えて、最短で約3年はかかるとのことです。

ICOはというと、ICOを企画する企業や団体の気分によります。なぜかというと、彼ら次第で、取引所の上場を決めたり、上場予定の期間を伸ばしたりすることがあるからです。上場が決まれば幸いですが、そうではない場合は、集めた資金というより仮想通貨を持ち逃げして、雲隠れされる可能性があります。

もうひとつは、真正直にICOを企画したのはいいが、そのプロジェクトに失敗して、仮想通貨取引所の上場がかなわなかったというケースです。これは株式に上場した企業にも言えることで、資金集めに成功したからといって、必ずしもプロジェクトが成功するとはかぎらないということになります。

EIP20について

EIP20はイーサリアムのブロックチェーンを利用した技術規格のひとつで、Simple Tokenはこの技術を利用しています。EIP20とは、簡単に説明すると、プロトコル仕様やAPIなどに関する提案を決めるという技術規格です。

この技術規格を導入することで、Simple Tokenのサービスである独自トークンを企業および団体が発行と作成に携わることができます。しかし、このサービスは現在でも未完成のため、実現に至っていないのが現状です。

Simple Token/OST(シンプルトークン)を扱っている取引所とは

Simple Tokenは取引所で購入するのが基本ですが、どこの取引所を扱っているのかを次に挙げて、解説していきます。

Binance(バイナンス)

引用:https://www.binance.com/

取引高が世界一にして、バイナンスを知らない仮想通貨ユーザーはほとんどいない、香港の取引所です。BNB建て、BTC建て、OST建てで購入できるようになっています。初めて海外の取引所を利用してみたいという日本人ユーザーにはおすすめです。

Huobi(フオビ)

引用:https://www.huobipro.com/ja-jp/

フオビはシンガポールに拠点を置く取引所で、日本、韓国、アメリカ、香港などにオフィスを構えています。特徴なのは、日本語表記に対応していることで、バイナンスと同様に、海外の取引所を初めて利用する日本人ユーザーにはおすすめです。Simple TokenBTC建てとETH建てで購入できます。

OKEx(オーケーイーエックス)

引用:https://www.okex.com/

オーケーイーエックスは香港に拠点を置く取引所です。以前は中国に拠点を置いていたのですが、中国による仮想通貨規制によって、香港に移したとのことであります。BTC建てとETH建てとUSDT建てで購入が可能です。

Simple Token/OST(シンプルトークン)は将来性に期待が持てるが

Simple Tokenは資金集めに苦労している企業または団体にとって、味方になると言えます。しかし、Simple Tokenの最大の特徴である、企業や団体自らが独自トークンを簡単に作成して発行できるサービスが悪用される可能性も秘めているというのが懸念すべきです。

この辺りについては対策も取られると思われますが、そのプロジェクトは未完成で、いつ実現できるかわかりません。だけど、Simple Tokenが持つ可能性は、ICOを企画する企業や団体にとって、大きな助けになることでしょう。