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仮想通貨GenesisVision(GVT)とは?分散型信託市場の将来性

仮想通貨GenesisVision(GVT)とは?

GenesisVision(以下GVT)とは、ブロックチェーンとスマートコントラクトを駆使して投資信託を管理するプラットフォームです。
このGVTは既存の信託市場における問題点の解決を目的としており、非中央集権型のグローバルな投資に関するマーケットプレイスを展開します。

そんなGVTプロジェクトは金融市場で長年経験を積んできた専門家達によって立ち上げられており、上述した問題を解決することで世界中の投資家を誘致し彼らのトレーディング戦略を拡大させます。
では、既存の信託市場における問題点とGVTが提案する解決策を以下より見ていきます。

既存の信託市場の問題点

GVTは既存の信託市場(投資信託)には欠陥があると指摘しています。
投資信託は運営者が投資家から資金を集めて代わりに運用して収益を上げるシステムです。

しかしその仕組みやマネジメント方法は一定であり、内側では情報が歪められていたり、それによって正しい運営情報がしっかりと開示されていなかったりします。
これがGVTの指摘する「信託市場における透明性の欠如」です。

私募のヘッジファンドや投資スキームの金融商品では、複雑化されて投資家に分かりにくくなっているものもあり、その裏でどのように運営が回っているのかも不透明であるのです。
例えば、過去に「バーナードマドフ事件」と呼ばれる被害総額6兆円規模の金融詐欺が起こりました。
これは投資家から集めたお金を使って先に参入していた投資家への配当金を支払うという、いわゆる「ねずみ講」だったのですが、これにお金を投じていたHSBCやBNPバリパ、そして日本の野村証券といったグローバルな金融機関が大損失を被ったのです。

このように不誠実なスキームも存在していることから、信託市場は不透明かつ適切な情報開示がなされていないといった懸念があるのです。

GenesisVision(GVT)のソリューションとその特徴


引用:GenesisVsion公式サイト

ブロックチェーンによって改ざんされないプラットフォーム

GVTはブロックチェーン上で資産管理を記録し、それによって取引内容を誰でも確認出来る透明性の高い市場を作り出します。

これによって投資家やブローカー、ファンドマネージャーは自分達の都合の良いように取引の内容を書き換えることはできず、常に正しい情報が全員に共有されるようになります。

スマートコントラクトによって利益分配が執行される

GVTでの利益分配はスマートコントラクトによって自動化されます。

これによって予めプログラムされたルールに参加者全員が従う事となるので、投資家は決められた配当額を自動的に受けることが出来、運営側によって配当額を急にコントロールされることもありません。

投資家はファンドマネージャーを選択することができる

GVTでは、投資家は同プラットフォーム内で高パフォーマンスを上げているファンドマネージャーを自由に選択して信託する事が出来ます。

ファンドマネージャーの実績や評価はオープンにされており、投資家はより良い信託相手を探すことが出来ます。
これによってファンドマネージャーは正当に結果を出さなければ投資家からのお金を集めることが出来なくなり、結果不正を排除して正当に運用益を上げるインセンティブが生まれます。

ChangellyのCEOがアドバイザーを務めている


引用:GenesisVsion公式サイト

GVTでは海外の仮想通貨交換所であるChangelly(チェンジリー)のCEOである「Konstantin Glabych氏」がアドバイザーを務めています。

同交換所は既にGVTのプラットフォームで利用されているとされており、交換所とGVTプラットフォームとのシナジー展開も今後期待できます。

基軸通貨となる「GVTトークン」


引用:GenesisVsion公式サイト

GenesisVisionの独自通貨である「GVTトークン」はERC20ベースのトークンであり、GVT経済圏を作るための基軸通貨です。
これはファンドマネージャーへの資金転送や業務オペレーション、投資家への利益配分にて利用されます。
なお、このトークンはその後新たに発行されることは無いので、市場の需要が高まれば価格の上昇が期待できます。

GenesisiVision(GVT)を購入できる取引所


引用:coinmarketcap

GVTを購入出来るのは主に大手取引所のBinanceです。

Binanceは業界最安値を誇る取引所であり、このBinanceに上場した後GVTは高騰を魅せ、当初からおよそ20倍近い伸びを記録しました。


引用:coinmarketcap

現在はその全盛期の半分程の価格推移となっていますが、当初から見ると+1,000%程の上昇となっており、着実にその価格を上げています。

GenesisVisionの将来性

以上がGVTについてでしたが、このプロジェクトには問題点もあります。
このGVTがオープンな投資信託会社として運営していくとするならば、国のライセンスを取得する必要があるでしょう。
そう、最も懸念されるのは金融規制です。

現在イーサリアムをはじめ、ICOトークンは証券であるか否かの議論がされている所でもあり、今後仮想通貨市場においても規制が整備されるとなれば十分な規制の対応が求められるでしょうし、規制一撃で終わってしまう可能性もあります。
しかしこのGVTの仕組みを使う事で、参加者であるファンドマネージャー同士は、誰よりも優れた投資モデルを作り出し、誰よりも高いパフォーマンスを挙げる為の競争原理が働きます。
まさに「不正のインセンティブを無くす」ことがブロックチェーンを利用する事で実現するのです。

このGVTが健全な金融市場を創って行く為には、今後の厳しい規制関連にも柔軟に対応して行く必要があるでしょう。