ビットコイン(Bitcoin/BTC)

「投資の神様」ウォーレン・バフェットが抱く仮想通貨に対する見解と将来性

 超大物投資家「ウォーレン・バフェット」の仮想通貨に対する見解とは?

ウォーレン・バフェット(以下バフェット)とは「投資の神様」と呼ばれる大物投資家であり、アメリカで3本の指に入る大富豪です。
このバフェット氏が株価を判断する為の「バフェット指数」と呼ばれる有名な指標は、今日の株式市場において重要なファンダメンタルとして用いられている程です。
そんなバフェット氏は、昨今話題となっている仮想通貨に対して自身の見解をメディアで述べているのですが、多くが否定的な内容でした。

では、以下よりバフェット氏の仮想通貨に対する見解を見ていきます。

バフェットは「ビットコインはバブルだ」と指摘している

バフェット氏は仮想通貨に対して否定的なコメントを残しており、あらゆるメディアでその発言が言及されています。
大手メディアである「Yahoo Finance」や「Bloomberg」などでは「ビットコインを買うのは投資ではない」「仮想通貨は総じて悪い結果に至るだろう」といったバフェット氏の見解が報道されており、最近ではCNBCにて「ビットコインはチューリップバブルだ」などと発言しました。

バブルとは、そこにある形式的な数値が膨らみ続けて起こるものですが、ビットコインの場合それを保有していれば株式のように配当が得られるといったような内在価値が存在せず、ただの「値上がり」しか期待が出来ません。
つまり、自分がビットコインを購入した後にまた誰かが高値で買ってくれる事を期待するしかないのです。

ビットコインの本質的な機能は「価値の保存」ですが、それに価値の裏付けが無く、割安か割高かも判断し難いと言えます。
このようなビットコインの特性から、バフェット氏の目には投資ではなくギャンブル性があるように映ったのではないでしょうか。

IT株に一切投資をしなかったバフェットの投資スタンス

このように「ビットコインはバブルだ」と煽るバフェット氏ですが、彼は以前熱狂を魅せたIT株に一切の投資をしておらず、IT系のハイテク株を嫌っていました。
当時1990〜2000年にかけて「ITバブル」と呼ばれる株式バブルが起こりました。
それは2017年に魅せた仮想通貨の凄まじい値上がりと同じく、IT企業の株も同じように買われて高騰を続けていました。
そんな中で当時IT株に一切手を付けていなかったバフェット氏は「時流に乗れていない」と投資家達に叩かれていたのです。

しかし、そんな熱狂だったIT株のバブルはパーンと弾け、いくつものIT企業が市場から退場していきました。
結果的にそれらに一切投資をしていなかったバフェット氏は直接損失を被らずに済んだのですが、なぜバフェット氏はこのようにIT株を嫌い、当時投資をしていなかったのでしょうか?

それは、バフェット氏が「理解できないものには投資はしない」というスタンスを貫いていたからです。

バフェットが購入する可能性が高いのはリップル(XRP)?

以上のように、バフェット氏は「理解できないものには投資はしない」といスタイルを貫いている事から、仮想通貨に対して否定的な事もそれと同じ理由であるのではないかと読み取る事ができます。

そしてそのように仮想通貨に否定的な見解を示していたバフェット氏ですが、一方で今後購入するかもしれないであろう仮想通貨も同時にメディアでピックアップされていました。

そこでまず最初に挙がったのが「リップル(XRP)」です。

実際に機能するプロダクト

リップルのXRPは明確なミッションとビジョンを持った「リップル社」という開発企業が存在しており、ビットコインとは違った構想と思想となっています。
リップルの場合多くの銀行とパートナーシップを組んでおり、そこには「送金コストの削減と迅速化」といった明確な問題解決とプロダクトが存在しています。

バフェットの投資先としてAppleやコカコーラなどが挙げられますが、それらはiPhoneやコーラなど、有形の製品を軸に販売しています。
そのように、目に見えて実際に機能するプロダクトであることがバフェット氏の投資に取って大切だと読取れます。

バフェットは金融株を多く保有している

そして、バフェットは消費系の銘柄のみならず金融系の株式も多く保有しています。
それは主に「バンク・オブ・アメリカ」や「アメリカンエキスプレス」「VISA」「ゴールドマン・サックス」などです。

リップルは今後多くの巨大金融機関を巻き込んだプロジェクトを展開しようとしており、リップルが成長して巨大金融機関がリップルと提携していくこととなれば、その存在を無視できなくなります。

既存の金融機関の成長と共にこのリップル社も成長していけば、バフェット氏がXRPを購入する可能性もゼロではないかもしれません。

バフェットは仮想通貨に投資をするか?

以上がバフェットの仮想通貨に対する見解や考察でしたが、今後バフェット氏は仮想通貨を購入する可能性はあるのでしょうか?

リップルの他にもイーサリアムやTRON、Stellar Lumens(XLM)などが購入される可能性ある銘柄として取り上げられていましたが、上述した通り、それらがバフェット氏にとって理解できるものとなり実際にプロダクトを生み出すものとなる必要があるでしょう。

元々バフェット氏もITバブル崩壊後の現在はApple社やIBMの株式を保有していますが、一概に「仮想通貨」というワードの括りで投資判断をするのではなく、バフェット氏がそれを十分に理解して将来性があると感じた物には資金が投じられる可能性はあるでしょう。