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クラウドファンディングとは?タイプ別の特徴やメリット・デメリット

目次

クラウドファンディングの言葉に触れる機会は多い

「クラウドファンディング」という言葉をご存知の人も多いのではないでしょうか。

とくに、ICOに興味がある人にとって「ICOはクラウドファンディングのようなもの」と説明されることも多く、この言葉に触れる機会も多いことでしょう。

ただ、何となくクラウドファンディングは資金調達の方法とは分かっていても、その仕組みや行うメリットなどがイメージできないという人も少なくありません。

そこで今回は、クラウドファンディングとは何なのか、仕組みやクラウドファンディングを行うメリットやデメリットについてご説明いたします。

そもそもクラウドファンディングとは?

そもそもクラウドファンディングとは何なのでしょうか。

クラウドファンディングは、「Crowd(群衆)」と「Funding(資金調達)」という単語が組み合わさった言葉です。一言で言ってしまえば、資金調達方法の1つです。

もっと言えば、クラウドファンディングは、新たな取り組みや開発などに共感してくれたインターネット上の不特定多数の人から資金を募る方法です。

インターネットが普及するにつれ、オンライン決済が当たり前のようになった現代でこそ行える方法だと言えるでしょう。

最近だと、レターポットというメッセージで贈る言葉や思いに新たな価値を吹き込む新しい仕組みを生み出したキングコングの西野亮廣さんが代表的ではないでしょうか。

例えば、絵本の発売前に絵本を買いたいという人からクラウドファンディングで資金を集めることで、絵本を必要な冊数だけ出版します。

20181月、某レンタル衣装会社の詐欺事件の被害に遭った新成人に対し、クルーズを貸し切って成人を祝う会を開いた際にも、クラウドファンディングが活用されました。

このように、クラウドファンディングは、「私(私たち)は、こんなことをやります!」という企画に賛同した人がインターネットを通して、融資するというものなのです。

クラウドファンディングの仕組みと4つのタイプ

企画立案者は企業や団体だけでなく、インターネット環境のある人であれば誰でもクラウドファンディングによって資金調達することができるという訳です。

では実際に、クラウドファンディングはどのような仕組みなのかについて、確認しておきましょう。

クラウドファンディングの仕組みは古くからあった

クラウドファンディングと聞くと、インターネットが普及した現代ならではの資金調達法のようにも思えますが、実はもっと古くからこの仕組みはありました。

例えば、その歴史は鎌倉時代にまで遡ることができます。

焼き討ちによって焼失してしまったお寺や大仏を再建するために、現場の指揮官が全国を駆け巡って多くの人から少額の寄付を集めたという話もあります。

正に、クラウドファンディングの仕組みそのもので、お寺再建という目的の下に、不特定多数の人からお金を集めることができたのです。

ただ、疑問に感じるのは無償でお金を寄付したのか?という点です。何も自身にメリットがなければ、いくらお寺再建の目的のためであっても、多くの人は躊躇するはずです。

実は、ここにクラウドファンディングに参加する人たちに興味を抱かせる重要なポイントがあります。

それは、お寺再建に携わった寄付者の1人として、再建されたお寺に寄付してくれた人の名前を記したのです。

自分の名前がお寺に刻まれるとなれば、当時の人にとってそれほど名誉なことはありません。

現在でもその名残は残っており、神社の鳥居に寄付者の名前が記されています。さらに、企業が多額の寄付をすれば、自社のPRや宣伝にもなります。

つまり、クラウドファンディングは、企画立案者にとっては必要な資金を短期間で集められ、出資した人は自分や自社の名前を売ることができ、両者にメリットがあるという訳です。

クラウドファンディングの4つのタイプ

クラウドファンディングには主に4つのタイプに分けることができます。その違いは、それぞれのタイプによって、出資者が特典を受け取れる場合があるということです。

その4つのタイプとは、次の通りです。

寄付型クラウドファンディング

投資型クラウドファンディング

購入型クラウドファンディング

融資型クラウドファンディング

では、1つずつ確認していきましょう。

寄付型クラウドファンディング

寄付型クラウドファンディングは、出資者への特典などリターンはないのが特徴です。つまり、インターネット上で行われる募金活動のようなものです。

例えば、次のようなものが挙げられます。

・地震や土砂崩れなど被災地への支援

・発展途上国への支援

・不登校児童への支援

要は、見返りを求めずにクラウドファンディングの取り組みに対して賛同し、「力になりたい!社会貢献したい!」という人に向いています。

寄付型クラウドファンディングは少額からの出資が可能な場合が多いので、誰でも出資者として参加することができます。

寄付型クラウドファンディングにはこれといった特典は基本的に存在しませんが、場合によっては支援先からのお礼の手紙や活動報告を送ってくれる場合もあります。

見返りがあるとすれば、こういった「感謝」や「社会貢献」によって得られる感動や喜びが何にも代えがたい出資者へのリターンかもしれません。

投資型クラウドファンディング

投資型クラウドファンディングは、投資額に対してプロジェクトで得た利益の一部を分配金として受け取ったり、モノやサービスを受け取ったりできるリターンがあります。

イメージとしては、株式やクラウドマイニングのようなものと言えるでしょう。

ただ、株式のように株主として経営に係る権利は得られませんし、クラウドマイニングと同様に毎回一定の分配金を得られるという訳ではありません。

投資型クラウドファンディングの場合、売り上げに基づいた分配金から利回りが計算されるため、売り上げ目標が達成することで分配金が発生するということです。

つまり、分配金を受け取れるかは、そのプロジェクトの成功にかかっているという訳です。

プロジェクトが失敗に終われば、利益どころかプロジェクトそのものの継続も難しく、投資したお金が水の泡となって消える可能性もあります。

投資型クラウドファンディングは云わば、投資商品の1つであり、投資先の企業やプロジェクトに対して信頼性を感じられるのかが投資先を選ぶ重要な要素となります。

購入型クラウドファンディング

購入型クラウドファンディングは、「こんなモノやサービスを提供します」というように、このプロジェクトの出資者だけにしか手に入れられないモノやサービスが受け取れます。

冒頭でもご紹介したキングコングの西野亮廣さんの絵本の例が購入型クラウドファンディングにあたります。

購入型クラウドファンディングにはさらに2つの資金調達方法に分けられます。

1つは「All or Nothing方式」で、出資の募集期間中に目標金額を達成できなかった場合でも出資金額は変換されないという方式です。

もう1つは「All-In方式」で、出資の募集期間中に目標金額を達成できない場合は出資金額が返還されるという方式です。

どちらにせよ、目標金額が達成されなければ、出資する意味すら存在しなくなってしまうリスクを抱えているのが、この購入型クラウドファンディングと言えるでしょう。

また、詐欺目的で購入型クラウドファンディングを行う可能性もあるため、出資する際には目的やプロジェクトの企画や理念などをしっかりと精査する必要があります。

融資型クラウドファンディング

融資型クラウドファンディングは出資者から集めた資金を基に企業や団体へ融資し、その「元本+金利」を出資者に返済します。

つまり、融資を行う事業者にお金を一時的に貸し、そのリターンとして出資者融資による金利を得られるという訳です。

例えば、不動産や再生可能エネルギー、店舗ビジネスなど幅広いジャンルが存在します。

ただ、出資者は融資先を直接選ぶことができないため、融資先を見極める目やこれまでの経験が長いかどうかが出資先を選ぶ上で重要となるでしょう。

中には、すべての案件に対して高い利回りを担保に100億円規模で資金調達に成功した経験を持つファンド会社もあるようです。

クラウドファンディングとICOの違い

クラウドファンディングについて見ていきましたが、実際のところ、ICOとはどんな違いがあるのでしょうか。

クラウドファンディングもICOもどちらにおいても、目的は資金調達にあることは分かっています。

その答えは至ってシンプルで、クラウドファンディングは円やドルなど法定通貨によって資金調達が行われます。

一方、ICOはビットコインを始めとする仮想通貨によって資金調達が行われます。つまり、資金調達の方法として、法定通貨なのか、仮想通貨なのかに分けられるのです。

さらに付け足すと、ICOの場合、既存のブロックチェーン上で独自トークンを発行し、出資者に独自トークンを配布します。

ICOが成功し、プロジェクトが軌道に乗れば、受け取った独自トークンがICO中の価値よりもさらに急上昇する可能性があり、保有者は自由に売り買いすることができます。

まとめると、クラウドファンディングは出資者が資金を出資し、クラウドファンディングのタイプによってリターンが受け取れる場合があります。

ICOは既に価値のある仮想通貨と引き換えに独自トークンを手に入れ、その価値が高まったところで売買によって利益が得られるという訳なのです。

とは言え、クラウドファンディングもICOも詐欺にかかるリスクも高い上に、資金調達に失敗したことでプロジェクトが頓挫することもあるのです。

どちらにせよ、いかにして出資するに値する信頼性があるのか、そのプロジェクト成功への情熱が持てるのかが重要な選定条件になってくることでしょう。

では次に、クラウドファンディングの立案や出資する方法について見ていきましょう。

クラウドファンディング立案と出資のやり方

クラウドファンディングの主な流れについて、企画立案者と出資者のそれぞれの流れをご説明いたします。

【企画立案者】

1 プロジェクトの立案

クラウドファンディングを行う場合、まず始めに行うべきことはプロジェクトの立案です。

どんな目的や理念を持っているのか、プロジェクト成功に必要な資金調達金額はいくらなのかなど、プロジェクトの軸となる部分を固めていきます。

ここが最も重要なところで、しっかりとした軸を立てておかないと目的や理念がブレてしまい、出資者の信頼を勝ち得ることができません。

どんな風に社会貢献していくのか、このプロジェクトの成功によってどんなメリットがあるのかなど事前に考えておきましょう。

2 クラウドファンディングサイトを選定する

プロジェクトの目的や理念、資金調達金額などが決まったら、次はクラウドファンディングサイトを選定します。

もちろん、自身で運営するホームページやブログなどでもクラウドファンディングは可能ですが、決済方法や個人情報の管理などの仕組みを一から築くとなれば時間がかかります。

その点、クラウドファンディングサイトであれば、クラウドファンディングに特化したシステムが既にあり、セキュリティ対策やプライバシー保護に対しても安心して利用できます。

クラウドファンディングサイトは先ほどご紹介した4つのタイプがあるので、ご自身のプロジェクトの目的に合ったサイトを探しましょう。

3 プロジェクト掲載の申請

クラウドファンディングサイトが決まったら、事業名や連絡先、所在地などの必要事項を入力し、プロジェクト掲載を申請します。

この時点で、プロジェクトのジャンルや大まかな説明などの記載欄があるため、申請を行う前にプロジェクトの立案はしっかり詰めておく必要があります。

また、分からない点や担当者の方に相談したい場合は、その内容を簡潔に説明できるようにまとめておくと良いでしょう。

サイト運営者によるプロジェクト審査

プロジェクト掲載の申請を行うと、サイト運営者側による審査が始まります。サイトにもよりますが、審査期間は最短で即日、最高で5営業日程度が一般的な目安です。

サイト運営側では、プロジェクトが実行される見込みがあるのか、詐欺や反社会性に該当してないかなどの審査を行っています。

要は、信頼に値するプロジェクトであるかどうかを判断します。

場合によっては、プロジェクトに対するアドバイスもあるので、構えずに相談するつもりでコミュニケーションをとると良いでしょう。

5 プロジェクトページの作成・掲載

サイト側の審査に通過したら、サイト運営側の担当者のアドバイスや指摘事項などを基にプロジェクトページを作成します。

出資者はプロジェクトページを閲覧して出資するかを決めるため、出資者の信頼を勝ち取れるように誠意を持って作成しましょう。

プロジェクトページの作成が完了したら、サイト上で掲載され、閲覧できる状態になります。プロジェクトページでは資金調達の進捗状況を確認することができます。

目標金額の達成もしくは未達成による対応

目標金額の達成、もしくは未達成による対応が必要な場合は、出資者への感謝の気持ちを伝える、出資金額の返還などそれぞれで対応を行いましょう。

また、目標金額を達成した場合、出資者へ今後のプロジェクトについて補足事項などあれば、伝えておき、プロジェクトを開始しましょう。

【出資者】

1 クラウドファンディングサイトよりプロジェクトを検索

クラウドファンディングに出資したいという場合は、まず始めにクラウドファンディングサイトから出資したいプロジェクトを探します。

クラウドファンディングサイトを検索する際の注意点として、なるべく審査基準が明確に提示され、ある程度の厳しい基準を持っているサイトを選ぶようにしましょう。

曖昧な審査基準や審査基準をとくに設けていない場合は、詐欺目的のクラウドファンディングが多く集まるリスクを抱えています。

なるべくなら、厳しい審査基準を設けているだけでなく、実績や社会的に認知度の高いサイトを選ぶようにしましょう。

2 興味のあるプロジェクトページの詳細確認・登録

信頼できるサイトを見つけたら、募集を行っているプロジェクトを探し、興味が持てるプロジェクトや応援したいと思えるプロジェクトページの詳細を確認します。

上記でクラウドファンディングに4つのタイプでご紹介したように、プロジェクトによってはリターンがある場合とない場合があります。

プロジェクトの内容も重要ですが、リターンがあるのかどうかや出資金額は無理のない金額かどうかをプロジェクトページで確認しておきましょう。

また、クラウドファンディングサイトの会員登録も事前に済ませておきましょう。

3 クラウドファンディングサイト上で募集期間中に決済

出資するプロジェクトが決まったら、募集期間を確認した上でその期間中にサイト上で決済を行います。

決済後は自身の都合によってキャンセルできない場合が多いため、決済手続きは慎重に行いましょう。

また、確認しておきたいことや不明点がある場合は、決済する前にプロジェクトの実行者へ直接問い合わせるようにしましょう。

プロジェクトページには実行者への問い合わせ入力フォームなどがあるので、しっかりと聞きたいこと、知りたいことを確認した上で決済することをおすすめします。

決済方法には、クレジットカード決済や現金決済(コンビニ決済、銀行振込、ネットバンク決済)などから選択することができます。

クラウドファンディング終了後はプロジェクトや活動報告による進捗を確認

クラウドファンディングの募集期間が終了すると、プロジェクト実行者はプロジェクトを開始します。

プロジェクトの開始後には、プロジェクトページから活動報告や進捗状況を確認することができます。

リターンがある場合はリターンの日程などの予定を確認

出資したプロジェクトにリターンがある場合は、リターンの日程や配送方法などを確認しておくと良いでしょう。

また、分配金などのリターンの場合、必ずしもリターンが発生するとは言い切れないため、リターンに関する注意事項などが明記されていれば、しっかりと確認しておきましょう。

注目の2つのクラウドファンディングサイトを比較

中でも、注目のクラウドファンディングサイトの「makuake」と「キャンプファイヤー」を比較して、それぞれの特徴や違いをご説明いたします。

クラウドファンディングサイト①makuake

通称アメブロ(アメーバブログ)でおなじみのサイバーエージェントが20138月より運営を開始しているのが「makuake」です。

makuake」はモノづくりに特化したクラウドファンディングで、熟成肉や日本酒といった食品やスキージャンプの選手育成、VRなど幅広いプロジェクトが揃っています。

また、コーヒーメーカーのUCCや伊勢丹といった大手企業と業務提携を行っていることからも、信頼性の高さに納得できます。

手数料については、プロジェクトの相談や掲載する時点では無料で行えます。

ただ、プロジェクトが成功した場合は、クラウドファンディングで集まった資金の20%をサイト側に支払う必要があります。決済手数料の5%は、この中に含まれています。

リターンはプロジェクトによって異なり、商品もしくはサービスが主になります。

また、iPhone版のみですが、スマートフォンアプリも提供されており、わざわざパソコンを立ち上げなくてもメールや進捗状況をスマートフォンアプリで確認できます。

参考:「iPhone版アプリ」https://itunes.apple.com/jp/app/id1274816320?mt=8

参考:「Makuakehttps://www.makuake.com/

クラウドファンディングサイト②キャンプファイヤー

「キャンプファイヤー」は20111月に運営開始しており、国内最大級のクラウドファンディングのプラットフォームとして知られています。

また、仮想通貨取引所FIREXの運営も行っていましたが、2018531日付で廃業を決定しています。

「キャンプファイヤー」では、マンガなどの単行本化や映画製作、音楽制作、地域活性化と、こちらも多岐に渡ったジャンルが揃っています。

キングコングの西野さんやブロガーで作家のはあちゅうさんなど有名人も多数「キャンプファイヤー」を利用していることでも知られています。

「キャンプファイヤー」の手数料は、目標金額を達成後、集まった資金から手数料としてサイト側に12%と別途で決済手数料5%の合計17%の手数料がかかります。

リターンはプロジェクトにより異なりますが、主に商品もしくはサービスになります

このように、どちらも購入型クラウドファンディングではありますが、異なるジャンルが揃っています。

手数料の安さや有名人のプロジェクトを支援したいという人は、「キャンプファイヤー」がおすすめです。

スマートフォンアプリでどこにいてもプロジェクトの進捗状況や活動報告などを確認したいという場合なら、「makuake」がおすすめです。

それぞれの立場から見るクラウドファンディングのメリット

クラウドファンディングのメリットには、実行者と支援者のそれぞれの立場からご説明いたします。

クラウドファンディングを行う2つのメリット

クラウドファンディングを行う実行者には、2つのメリットがあります。1つは大手企業でなくても個人や中小企業でも短期的に資金調達することが可能だという点です。

一般的な資金調達の場合、人脈や時間が必要なケースが多く、個人や中小企業では信用が低いこともあり、相手にしてもらえない場合もあります。

クラウドファンディングは明確なプロジェクトの目的や理念があれば、誰でも手軽に資金調達が可能な仕組みなのです。

そして、もう1つはプロジェクトページの掲載によって、無料でプロモーション効果が期待できるという点です。

一般的なプロジェクトであれば、多額の広告費や宣伝費をつぎ込んでプロモーションを行ったとしても、確実に効果が期待できるとは限りません。

その点、クラウドファンディングはプロジェクトの掲載と同時にプロジェクトページを作成するので手間も時間もムダにならないのが最大のメリットと言えるかもしれません。

クラウドファンディングに出資する2つのメリット

クラウドファンディングに出資する支援者のメリットとしては、プロジェクトやクラウドファンディングサイトによってはリターンが大きくなる場合があるのがまず1つ。

2つ目は、少額からの投資で興味のあるモノやサービスを受け取ることができます。そのため、多額な投資をしなくても良いので、初心者でも低リスクで出資可能です。

それぞれの立場から見るクラウドファンディングのデメリット

ここまで、クラウドファンディングのメリットについて見てきましたが、必ずしもリスクや不安がないという訳ではありません。

どのようなデメリットがあるのか、実行者と支援者のそれぞれの立場から見ていきましょう。

クラウドファンディングを行う2つのデメリット

クラウドファンディングの実行者としてのデメリットは、必ずしも資金調達に成功するという保証がないという点です。

クラウドファンディングサイトにプロジェクトが掲載されたからと言って、資金調達の成功が約束された訳ではありません。

プロジェクトの目的や理念はもちろんのこと、実行者の熱意や支援者の興味をどのように引くのかを考えることが重要になってきます。

さらに、支援者から資金を集めた以上は、プロジェクトを成功させるプレッシャーが伴います。

プロジェクトが失敗に終われば、プロジェクトに賛同してくれた支援者の期待を裏切ることにもなるため、プロジェクトを必ず達成するという責任が付きまといます。

クラウドファンディングに出資する2つのデメリット

クラウドファンディングを支援する側のデメリットとしては、一度決済してしまうと出資を途中で止めることができないという点です。

もう1つのデメリットは、購入型クラウドファンディングで資金調達方法が「All or Nothing方式」の場合、プロジェクトが成功しなくても出資した資金が返還されないという点です。

また、実行者の企業が倒産するというケースも少なくないため、クラウドファンディングでもリターンが全く見込めないというリスクもあることを理解しておく必要があります。

決済を行う前には、プロジェクトの内容をしっかりと確認した上で、決済を行うようにしましょう。

未来はクラウドファンディングで描ける

クラウドファンディングのタイプやそれぞれの特徴、やり方、メリットやデメリットについて見てきました。

以上からも分かる通り、クラウドファンディングという新たな仕組みによって多くの人の夢や希望の実現が可能になりました。

正に、未来はクラウドファンディングで描ける時代になったのです。

仮想通貨によって資金調達が行われるICOとは違いはあるものの、正しく活用されれば社会や世界を変えることも可能です。

クラウドファンディングは今後さらに、個人規模での利用者が増えていくことでしょう。ぜひ、諦めていた夢や希望があるのなら、チャレンジしてみてはいかたでしょうか。