仮想通貨

世界最大規模のF2poolとは

世界規模のマイニングプール「F2pool」とは

引用: https://www.f2pool.com/

仮想通貨の取得方法には、購入のほかに「マイニング」があります。株・FXとは違う仮想通貨独自の投資方法とも言えます。

中国発祥の、世界最大のマイニングプール「F2pool」は、個人が少ないハッシュパワーでビットコインなどの相当の計算量が必要とされるマイニングに参加できる機会を提供してくれます。

今回は世界規模のマイニングプール「F2pool」、「マイニング」、「マイニングの種類」等についてご案内致します。

引用:https://www.f2pool.com/

F2poolは中国のマイニンググループで、201355日にオープンしました。その規模で世界有数です。Bitcoinのマイニングでは全体の約8パーセント、イーサリアムのシェアでは21.6%のシェアを占めています。

ビットコイン マイニングプールシェア

引用:https://coin.dance/blocks/thisweek

イーサリアム マイニングプールシェ

引用:https://www.etherchain.org/charts/topMiners

それでは、次にF2poolに参加する方法を見てみましょう。

個人でもマイニング参加可能な、「マイニングプール」

仮想通貨は、その独自の構造からほとんどの通貨が「マイニング」によって入手することが出来ます。マイニングの仕組みを簡単にご案内します。

仮想通貨は実在の通貨ではありません。仮想空間におけるデータ構造を「通貨」として共通認識し、そのデータの一部を割り当てられることにで、「仮想通貨を所有している」と認識します。

仮想通貨のデータ構造とは、仮想通貨の取引を一定の容量ごとに一つにまとめ、そのまとまりを一つのブロックとして綿々と繋げていくことにより成り立ちます。このブロックがチェーンのようにつながることから、この仕組みを「ブロックチェーン」と呼びます。

そのブロックを作成していく作業を、大まかに「マイニング」と呼びます。マイニングは「マイナー」と呼ばれる任意の参加者によって行われ、その作業の対価として手数料の一部と既定の通貨が支払われます。

例えば、613日現在、1BTC(ビットコイン・BITCOINの通貨単位)の価格は約760,000円。2018年現在、1ブロック作成当たりのビットコイン割り当ては12.5BTCです。

760,000円 × 12.5BTC = 9,500,000

高額な報酬ですね。この莫大なマイニング報酬を得るために、競争は激化してきました。

例えば、ビットコインでは、プルーフ・オブ・ワーク(Proof Of Work/POW)という承認方法を取っています。その場合、マイニングの権利を得るのは、計算量の多いコンピューターが有利になります。

そんな中、個人の計算量の少ないコンピューターでもマイニングに参加できるのが、マイニングプールで、F2poolはその中でも世界規模のマイニングプールです。

F2poolなどマイニングプールの特徴とは

個人で行う「ソロ・マイニング」といいます。現在、ビットコインなどの主要仮想通貨において個人でマイナーとなり報酬を得ることは大変難しいです。しかし、個人の限られた計算量のコンピューターでもマイニングに参加する方法はあります。それが、「プールマイニング」と「クラウドマイニング」です。

F2poolなどの「プールマイニング」は個人のコンピューターのハッシュパワーを提供します。対して「クラウドマイニング」は資金を提供し、どちらも、提供量(額)に見合った報酬を受け取ります。

F2poolへの登録方法

F2poolHPから「sign up」ボタンを押し、必要情報を入力の上登録をします。

F2pool HPhttps://www.f2pool.com/

残念ながら日本語表記はなく、中国語か英語のみです。読める方はもちろん、現在はgoogle翻訳も有能ですので、プールマイニングに興味のある方は選択肢のひとつに加えてみてはいかがでしょうか。

Segwit支持で、初回ハードフォークを避けさせた影響力

poolと言えば、20174月にSegwit表明によりビットコインの初回ハードフォークを回避させた出来事が有名です。

当時、ビットコインの価格高騰と合わせて取引量も急増、ビットコインのブロックの容量では賄いきれない事態に、ハードフォークかソフトフォークかで議論が過熱していました。

ハードフォーク 

ビットコインと取引履歴のつながりの全くない新たなコインの誕生。イーサリアムのハードフォーク失敗により、当時ハードフォークはリスクが高いものとされていた。仕様を大幅に改変できることが出来、問題を一気に解決できる方法である一方、コインが二つに分裂するため、混乱が生じやすくリスクも高い。

ハードフォークとは?今後の予定とソフトフォークとの違い分岐していく仮想通貨仮想通貨関連のサイトやニュースでよく耳にする「ハードフォーク」という言葉ですが、皆さんはこのハードフォークと...

ソフトフォーク

ビットコインの仕様変更。コインはそのまま残り分裂は無し。リスクは低い一方、大胆な改変は望めず容量問題や不正送信問題では不安が残る。

Segwit

ブロックデータの一部(署名)をブロック外で保管することにより容量問題を解決しようとする技術。

スケーラビリティ問題を解決するSegwit(セグウィット)とは?Segwit(セグウィット)とは?スケーラビリティ問題とその背景Segwit(Segregeted Witness)とは、ビット...

F2poolは当時、ビットコイン・マイニングプールシェアで第2位を占め、ビットコインに対して大変な影響力を持っていました。そのF2poolSegwit支持を表明したことによりソフトフォークが決定、影響力の大きさを見せつけました。

現在ではビットコインのマイニングプールシェアは8%に落ちていますが、仮想通貨市場第2位のイーサリアムではシェア第2といまだ健在です。影響力の大きいマイナーとして今後の言動が注目されます。

以上、F2poolの解説をビットコインの背景を交えながらご案内いたしました。

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