ビットコイン(Bitcoin/BTC)

ビットコイン(Bitcoin)の価格はテザー(tether)に操作されている

どうやら2017年のビットコインの驚異的な値上がりは、tether(テザー)を使った人為的なインフレなようです。

これはテキサス大学の金融研究チームの調査により明らかになりました。66ページにも及ぶこのレポートのタイトルは「テザーは本当にビットコインと連動としているか?」です。

テザー(tether)はこれまで、ドル:tether(テザー)=1:1の比率で連動としているため、市場が落ち込んだ局面において、リスクヘッジととして期待できると言われていました。

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「全体的に、tether(テザー)は仮想通貨の市場に間違いなく重要な影響を与えています。tether(テザー)には市場の”安定”と”支配”の両方をもたらす可能性があるのです。このような1時間にも満たない短期間での、tetherの重めのトランザクションは、ビットコインの取引の50%、及び仮想通貨全体の取引の67%に影響を与えます”レポートにはこのように記されています。

tether(テザー)の流入は、投資家の需要に即したものであると言う意見の一方で、tether(テザー)がドルによって常にバックアップされているとは限らないと言う研究結果も出ています。

この研究結果の根拠は、他には類を見ないほどtether(テザー)が流通とした場合、ビットコインの価格にネガティブプレッシャーを与えた月があったことを挙げています。つまり、この結果によれば、tether(テザー)が裏付けトークンを発行することで、ビットコインの価格を引き上げていると言うことになるのです。

仮想通貨の取引所の多くは、銀行と提携するのが難しいことから、上場している仮想通貨の取引ペアの多くには、ドルと連動としているされるtether(テザー)を採用としていることが多いです。

このような取引所と深い関係性を持っていることもあって、米商品先物取引委員会は、昨年の12月に、大手取引所であるBitfinexとtether(テザー)の運営元に対して召喚令状を送っていました。ただ、この捜査令状に法的な拘束力がどこまであったのかは明らかになっていません。

いずれにしても、世界の基軸通貨であるドルと連動としているtether(テザー)が、依然として高い影響力を保っている事実は揺るぎません。仮想通貨市場の安定と透明性や公平性の両立の為に、関係者がどのように動くのが今後の争点になりそうです。